本居宣長切手とは? 文化人切手シリーズ第10集として発行された本居宣長切手ですが、中学か高校かまでは覚えていないのですが、歴史の授業で勉強した覚えがありますね。 18世紀最大の日本古典研究家ですが、本業は医者です。 医業の傍ら日本古典の研究に勤しんで、数百年経つ現在でもその名を遺す偉人となったんですね。 現存する日本最古の歴史書「古事記」を研究、35年をかけて「古事記伝」44巻を執筆するなど、バイタリティのある人物で、「国学」という学問を完成させた人です。 その本居宣長ですが、伊勢国松坂の木綿問屋小津家の二男として生まれ、父の死後、19歳で同国の紙商今井田家の養子となりましたが、21歳で出戻り、兄の死後、小津家の家督を相続します。 宣長は若い頃から和歌を習い、四書五経を読み、文人肌だった為か、商売には不向きで23歳には医師となる為、京都に遊学し、名前も本居姓に改めています。 この6年に渡る