ブックマーク / hanakototarouno.hatenablog.com (10)

  • 最後のKISS - 年下の彼は…

    それからというもの、タロウは時間を見つけてはメールで私と語り合った ほぼ、家に居るとき以外… タロウは、私と離れることを惜しんでいた。でもこのままではいけないことも、その文字から受け取ることが出来た この職場から、タロウから離れると決断したのはこの私。 でも、やはり離れたくはなかった ただ、タロウの姿を見る度複雑な感情が全身巡りに巡って溢れ出しそうだ やっぱり、私には無理なんだろうな… 数日前からメールで、カウントダウンを始めるハナコ 一日終わる度に悲しみ、そして前を向いて歩いて行かなければとの決意を交互に引き出しながら、とにかく出来るだけ自分の気持ちをタロウにぶつけた 私の勤務最終日、タロウのシフトは夕勤(18:00~02:00)だった 刻一刻と時間は経過していく… もうすぐタロウとも、この職場とも、よくしてくれた職場の皆ともお別れだ… まだ随分早いのに、タロウが出勤してきた 少しでも長

    最後のKISS - 年下の彼は…
  • その日まで - 年下の彼は…

    9月いっぱいで会社を辞めるつもりでいたが、会社側からは引継ぎの為10月8日までと残留を希望された 辞める理由を「就職先が見つかったから」と嘘をついた 当のことなんて言えるわけがない 就職先が見つかったならそんなに先延ばしは出来ないだろうと、派遣会社の現場担当もせめてあと1週間!と、すがる思いだっただろう ビシビシと伝わってきた でも嘘なんです…すいません… 申し訳ない気持ちでいっぱいだった 私はタロウにメールでこう言った ハ 「お願いがあるの。急に就職先が見つかったから辞める!なんてズルい言い方したから…どうしたらいい?今月できっぱり辞めるか、延長するか、タロウに決めて欲しいの。私の人生だけど…タロウ、少し狂わせた責任において…」 タ 「じゃ、延長するで。 狂わせた責任…」 ハ 「そうよ、責任よ。だって、私の心かき乱して挙げ句ポイッてするんだもん…無収入にするんだもん…延長すればそれだけ

    その日まで - 年下の彼は…
  • 決定 - 年下の彼は…

    タロウとハナコの儚くも切ない恋の終わりは突然だった 私が決断したことだ。色々と考えて、時期的にも丁度良いと思った 退職の申し出というか、来月以降派遣の契約の更新はしないと派遣スタッフを統括する現場担当に申し出をしたのが9月27日月曜日 その日を含むたったの4日で私はこの職場からさよならする… もう長くタロウの姿を見なくて済む、そう思った しかし、世の中そう甘くはなかった…(^_^;) 私はこの一年、タロウとの禁断の恋に現を抜かしていたのだが、並行して仕事もがむしゃらに頑張った お陰で、結構頼りにされていた(笑) そんなに急に辞められても、後任に引き継ぎが出来ないからと10月8日までの延長を嘆願されたのだ 悩んだ、悩みまくったハナコ… 長く居るだけ辛くなる…でも自分が決断したとはいえ、やっぱり別れたくなんかなかった… 私はタロウの思いを確かめた。 肝心のタロウといえば、私が「もうメールしなく

    決定 - 年下の彼は…
  • 決断 - 年下の彼は…

    ハ 「タロウ…やっぱり会いたいから明日会ってほしい…朝から晩まで一緒に居て欲しい…」 タ 「どしたの?急に」 ハ 「そんなこと言っても、会ってくれるはずないよね…今日、出産日なんだってね。太田君から聞いた。親御さんの体調がって嘘つくくらいだもんね…じゃぁ最近はずっと奥さんの所に居たんだね…これからも、ずっとだ…やっぱり奥さんや家族が一番なんだって…当たり前かぁ…」 タ 「うん…出産日だったんだ…親の体調が悪いのは嘘じゃないよ、左半身がなんかおかしいらしくてね。休日は戻ってきてた。」 確かに、今までの事を振り返ると、不思議に思うことが多々あった。 こんなに頻繁にメールしてて大丈夫なの…? 待ち合わせに遅れる理由が“ 今洗濯機回してるから ”ってことがあった。 ん? そんなことなぜアナタが? 日々の事なんかも、コンビニ弁当で済ませることがあったようだった。 奥さん一体何してんの…? あーなる

    決断 - 年下の彼は…
  • 冬到来 - 年下の彼は…

    皆様こんばんは。 いよいよと思えるほど寒くなってきましたが 皆様いかがお過ごしですか? 何日も更新をせず申し訳ありません。 皆様の所へもなかなか行けずにおります。 相変わらず通信環境が悪いところもあります 悪すぎてログインすら出来ないことも…(>_<。) そして この寒い季節がやって来ると 極度の冷え性なハナコには辛い日々になります。 全身が凍り固まったようになりガッチガチ… そんな辛さから解放されたい我が家に 数日前から“ こたつ ”が設置されました(^-^) 温かいというだけて、ガチガチに固まった全身の凝りが解けてゆきます☆ ただ、もうこうなると ”こたつから出たくない病 ”にかかります(笑) ブログを更新する際はPCを利用していて PCは別室にあるためなかなかそこへ行けない… っと…  ただの言い訳です(^_^;) 更新するも、皆様の所へお邪魔するも ケータイを使えば問題ありませんか

    冬到来 - 年下の彼は…
    akira2013web
    akira2013web 2016/11/14
    今日は見事に風邪をひいて、薬を飲んだら凄く眠くなって貴重な昼間の時間がなくなりました(´・ω・`)ゞ
  • 戦うhanako - 年下の彼は…

    (当時の事を今振り返ると、よく立って最後まで仕事出来たよなぁ~って思う。 それくらい爆弾の威力は凄かった…) こらえていた涙は、やはり頬を伝ってしまう…ダメだこんな事じゃ トイレを口実に少し頭を冷やそう、冷静になろう… まぁ出来るはずもなかったが、その後なんとか涙はい止めることが出来た。 いつまた涙腺が切れてもおかしくない状態だったが、ハナコは一人でとにかく色々と考えた。 そもそも一回りも年上のこんなおばさん、気で好きになるはずないよな… お遊びだったんだな… 処理してたんだな… 嫁が妊娠中だ、処理出来ないもんね 良い道具だった? そう自分に言い聞かせないと、立ってられない… また、ハナコの頭の中の記憶ははじめから騙すつもりで近寄り性処理だけをしていた男なんて、どこにも居ない…タロウはそんな器用な人間じゃない それは思い込みか… 逆算をしてみる…私が入社してすぐくらいで受精している 私

    戦うhanako - 年下の彼は…
  • 不安 - 年下の彼は…

    タロウと付き合うようになってから 毎日 不安はあった 私とタロウは不倫関係 盛り上がってるのは2人だけ 周りの誰も知らない、知られてはいけない そして、誰にも喜ばれない その逆 タロウと関わりのある人達全てを 傷付けている… そんなこと分かってる 分かってないからやってるんでしょ? と言われても、それでも心痛む程に… 始まったときから終わりが見える恋愛… こんなに悲しいことはない でも私は自身で選んだんだ ほんの一瞬でも良い 笑顔が見たかった 声が聞きたかった 触れ合いたかった 愛し合いたかった… 始めから不安だらけのハナコの心は その言葉だけで埋め尽くされた もう暦の上ではとっくに秋に入り 夏の蝉から 秋の訪れを告げるツクツクホウシへ そんな初秋のある日 当たり前に来るはずのメールが 丸一日来なかった 初めてのことだった 私はタロウが体調を崩したのではないか… よからぬ事が起こったのでは

    不安 - 年下の彼は…
  • 独占欲 - 年下の彼は…

    タロウといるいつもと変わらない日常 職場での接し方やそれ以外でするタロウとの事は、全く変わらない しかし、何かが微妙に違ってきている。 タロウはなかなか会う時間が持てなくなっていた 会社の外での密会場所はラブホテル それはそうだろうな、第一頻繁に会いすぎていたくらい… ホテルにかかるお金はすべてタロウ持ち バカにならない あと、これも過ぎるほどだったメール こんなにも頻繁に…大丈夫なのかな…? 私ははじめからなんとなく不安を覚えていた タロウとハナコは思うがままに行動してきた しかし今、それが叶わなくなってきている…? 私たちはかつて喧嘩をしたその時、自分たちの思うところをお互いに全部ぶつけた タロウは私の気持ちを理解してくれているはず もう、色々彼に要求したりすることは控えていた でも、会いたい旨はよく伝えていたな 会いたい…タロウもそれは変わらなかった 何週間ぶりだっただろう 彼と久し

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  • 静かな職場 - 年下の彼は…

    今日は全体で機械のメンテナンス作業をする日だつた。 タロウは日勤だから一緒にメンテ☆ 私は、共に仕事をしているあの機械にいつの間にか愛着が沸いていた☆ だって、機械なのに、結構我儘だったりする(笑) 人によって態度が変わるの…(^_^;) ハナコにはビクともしないのに、タロウには素直に応じる…うーん。 でも。今日は綺麗にしてあげよう! 念入りにお手入れをしてあげよう! この職場は男子のみ。 社会人らしく毎日掃除はしていたようだが、全く行き届いていない 雑すぎる… まぁ仕方がないのかもね みんな若いし そんな行き届かない所を始業前にせっせと掃除して回っていたが、全然足りてなかった やっとこの日が来た! 一度は丁寧にやりたかったあんな所やこんな所… 出来る喜びがあった、燃えていた 普段は、実は機械の稼働音がうるさくてろくに会話も出来ないほど… 現場で普通の声で会話ができるのは、月曜の朝、機械を

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  • ステーキバイキング - 年下の彼は…

    なんの集まりだったかすっかり忘れてしまった… 私達の所属チームだけだったかしら? 全員がとあるホテルのステーキバイキングに行くことになった。 もちろん、タロウも来る♪ ステーキべ放題だった、お酒もO.K. みんな、べ盛りで育ち盛りな若い青年達ばかりだから (派遣の3人はオジサンとオバサンw) なるほど納得。 お酒が飲めて、帰りは派遣さんの一人が送ってってくれるってことで、私は派遣に甘ることに。 近くの駅まで電車で向かい現地へ ホテルに入る いたってシンプルな披露宴会場にいくつものテーブル、バーカウンター、サラダやスイーツはセルフでね、なるほどふむふむ…。 ハナコとタロウは少し離れた席に着席する ステーキだけはスタッフのお兄さんが丁寧に運んでくれる みんな、べるべる(笑) これをおかわりできるあなたたちが羨ましい☆ 凄いなぁ… 私は元々体も小さいしも細い (小学生か!その体重 って

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