3Dプリンタと真空成型機でカスタマイズ可能な個人用防護具(PPE)マスクを迅速に生産 ここ数ヶ月に渡り、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策に有効とされる様々な3Dプリントツール(関連記事はこちら)を紹介してきました。とりわけ、サプライチェーンの崩壊により世界的に不足しているPPE(個人保護用防護具)マスク問題は深刻で、3Dプリンタメーカーや個人ユーザーなどが積極的に参画し、3Dプリンタで製作した様々なタイプの3Dプリントマスクをリリースしています。 世界で初めてFDA認証を得た3Dプリントマスク 詳細はこちら しかし、現在までに公開されている3Dプリント製マスクは、一個当たりの造形に数時間単位の造形時間を要し、仕上げ加工の工数も合わせると、完成までに相当な時間が掛かってしまいます。 そこで今回は、3Dプリンタと真空成型機を使い、短時間で効率的にマスクを生産するプロセスについて