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ブックマーク / science.srad.jp (6)

  • 父親の年齢高いほど子どもの遺伝子の変異が発生しやすい? | スラド サイエンス

    アイスランドのゲノムデータ企業「デコード(deCODE)」などのチームによると、新たな「遺伝子変異」と受胎時の父親の年齢には関連性があるという(AFPBBニュース)。過去の研究では遺伝子の新生突然変異と、自閉症や統合失調症との関連が指摘されている。 このチームは、親の遺伝子にはないゲノム配列の変化を見つけるために、両親と子どもの親子3人計78組と対照群数百組のゲノム解析を行ったところ、遺伝子に起こる新生突然変異の発生率の増加は、要因の97.1%が受胎時の父親の年齢にある可能性が示されたという。一方で新生突然変異の発生率の増加と、受胎時の母親の年齢には関連はなかった模様。 現在の新生児は平均して約60の小規模な新生突然変異を持って生まれてくる。父親が20歳の場合、新生突然変異の平均数は25だが、40歳の場合では65だった。新生突然変異が起こる確率は受胎時の父親の年齢が上がるほど上昇、父親の年

    akirahs
    akirahs 2012/08/31
    両親と子どもの親子3人計78組と対照群数百組のゲノム解析により、遺伝子に起こる新生突然変異の発生率を調べた研究
  • "生命の樹" に新たな枝を加える原生生物 | スラド サイエンス

    ノルウェーのオスロ大学に属する研究者 Kamran Shalchian-Tabrizi 氏は、ノルウェーの首都オスロから南へ約 30 km にある湖で、藻類をべる原生動物を発見したと発表した。この湖の泥で生活する微生物の遺伝子配列は、現在、地球上で生きているどの既知の生命体とも一致しない「新しい基礎群」であると見られている (msnbc.com の記事、家 /. 記事より) 。 この新しい原生動物のサイズは約 30〜50 ミクロンで、細胞核を有する真核生物であるが、遺伝子構造的に動物、植物、菌類、藻または原生生物の主要 5 グループに属さない。原生生物とアメーバという 2 つの異なった特性を持ち、鞭毛を 4 つ持つ点もユニークだとしている。 Shalchian-Tabrizi 氏は今回の発見は、生物の進化や分岐過程を図示する「生命の樹」に新たな枝を加えるものだとしている。

    akirahs
    akirahs 2012/05/10
    真核生物のどのsupergroupとも違う生物らしい。形態的にはExcavataとAmoebozoaの両方の形質を共有? 真核生物の大系統もまだまだ不明な点が多いということだね。
  • 人類のX染色体上にネアンデルタール人由来のDNA配列が見つかる | スラド サイエンス

    遺伝子研究の結果、現生人類のX染色体DNA配列の一部がネアンデルタール人由来であることが分かったとのこと。だが、アフリカ大陸の人に限ってはこれに該当しないのだそうだ。研究はMolecular Biology and Evolutionの7月号に掲載されている(家/.記事)。 ネアンデルタール人はかつては人類の祖先との説があったが、DNAを調べた結果ネアンデルタール人は我々人類とは異なる種の人類であるということがほぼ明らかになっており、交配もできないのではないか、という説が唱えられていた。 Damian Labuda氏率いる、モントリオール大学とCHU Sainte-Justine Research Centerの研究者で構成された研究チームは10年程前、人間のX染色体上に起源の不確かなDNA配列、ハプロタイプを特定することに成功している。そしてチームは、ネアンデルタール人のゲノムが解読

    akirahs
    akirahs 2011/07/19
    10年ほど前に見つかっていたX染色体上のハプロタイプが、ネアンデルタール由来らしいことが、ネアンデルタールゲノムの解析から明らかになった、ということらしい。
  • Science誌、「過去10年間の10大研究成果」を発表 | スラド サイエンス

    時事通信によると、Science誌が過去10年間の10大成果を特集し、そのうちのひとつとして京都大・山中教授によるヒトiPS細胞の作成が「世界を仰天させた」と高く評価されたという。 これはScience誌が毎年行っている「その年の10大記事特集」(Breakthrough of the Year)に加えて「Insights of the decade: Stepping away from the Trees for a Look at the Forest」として、ここ10年間の科学研究の中から10件の研究をレビューしたもののようだ。 以下に、その各記事へのリンクと/.Jの関連記事と思わしきものを挙げてみた。タレコミ人にはフォローし切れなかったのでコメント等で補足追加をお願いします。

    akirahs
    akirahs 2010/12/20
    "The Dark Genome"と、"The Microbiome"の2つは「個体」中心の生命観を変えていくような大きな変化につながって行く気がする。
  • サルにお金を持たせると人間と同じく非合理的な判断を下す | スラド サイエンス

    霊長類の心理学を研究する Laurie Santos 氏は人間の非合理的な思考のルーツを探ろうと、サルに経済活動を行わせる実験を行ったところ、霊長類も人間と全く同じような非合理的な経済的判断を下すことが分かったそうだ (TED でのプレゼンテーション、家 /. 記事より) 。 人間に 1000 ドル渡し、さらに「コインを投げ、表がでれば追加で 1000 ドルもらえるが、裏なら追加はもらえない」という選択肢と「必ず追加で 500 ドルもらえる」という選択肢のどちらかを選ばせると、多くの人が後者を選択するという。しかし 2000 ドル渡して「コインを投げ、表が出れば 1000 ドル失うが、裏なら何も失わない」という選択肢と「必ず 500 ドル失い、1500 ドルをキープできる」のどちらかを選ばせると、前者を選ぶ人が増えるそうだ。実際にはどちらの場合も条件は同じで、前者は「1000 ドル貰える

    akirahs
    akirahs 2010/08/13
    論理的には「合理的」ではないかもしれないけど、「ロス回避」という心理的な傾向をもつことが適応上は「合理的」だったという可能性もあるのでは。
  • オジー・オズボーンの全ゲノム解読へ | スラド サイエンス

    英バンド「ブラックサバス」の元フロントマンであり、「生きたコウモリをいちぎった」など様々な逸話のつきないオジー・オズボーンの全ゲノムが解読されることになった(Sky News、家記事、BARKS ニュース)。 ゲノムを解読するのは米国のゲノムの塩基配列解析企業Knome。およそ3ヶ月で全ゲノムが解読されるという。同社曰く「極端な医療歴をもつ個人のゲノムを解読し分析することの潜在的な科学的価値は著しい」とのことで、オジーのように何十年もアルコールや薬物乱用を続けることによる身体への影響や、またそれに耐え抜くことが出来た仕組みを解明したいとのことだ。

    akirahs
    akirahs 2010/06/20
    いまやネタでゲノム解析ができる時代。"「生きたコウモリを食いちぎった」など様々な逸話のつきないオジー・オズボーン..."。コウモリの遺伝子が水平伝搬してましたとかだったら面白いのに。
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