皆様こんばんわ、あるいはこんにちは。 いよいよ相続法の核心部分「相続廃除」のパートとなりました。一般的には「排除」と書きたいところですが、相続法の用語としては「廃除」となります。言葉の意味としてはほぼ同じで、特定の者を相続人から外すという行為のことです。 ここからしばらくは、かなり学術寄りでマニアックな話になります。なにしろ、私の卒論テーマの中核部分でもありましたから。よって、かなり退屈な話になるかも知れませんが宜しくお付き合い頂ければ幸いです。 まず、犬神三姉妹の行動について。何度か触れましたが、松子・竹子・梅子の三姉妹は、青沼菊乃に男子が出来たことを知り、犬神家の屋敷を下がって別居していた菊乃母子を襲撃し、暴行・傷害をくわえた挙句、脅迫をもって「この子は犬神佐兵衛の子ではないと」いう念書をとりました。 参考↓ 相続?なにそれ、おいしいの? ⑳犬神三姉妹と青沼菊乃・静馬の関係 - 行政書