(2013年12月31日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 本紙(フィナンシャル・タイムズ)は星占いを掲載していないが、将来を予想することを避けているわけではない。今年もいつものように、本紙の執筆陣は2014年の最大の問題に光を当てるべく水晶玉を携えて集まった。サッカー・ワールドカップの優勝国から仮想通貨の価値評価まで、本紙に答えられないことはほとんどない。 もちろん、本紙の答えが常に正しいわけではない。1年前は、欧州で2013年に行われた大きな選挙――イタリアとドイツの総選挙――の結果を一部読み誤った。クエンティン・ピールは、ドイツのアンゲラ・メルケル首相の再選を予測していたものの、その連立相手は社会民主党(SPD)ではなく緑の党だと見ていた。またガイ・ディンモアは、イタリアの選挙の後でマリオ・モンティ氏が財務相に就任すると予想していたが、これも間違いだった。 しかし、世界経済に関する予
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