昨年の米大統領選前後にロシアがソーシャルメディアなどに偽広告を出していたとされる問題で、米国民の約4割にあたる約1億2600万人がフェイスブック(FB)上で偽の投稿や広告を目にしていた可能性があることが10月30日、わかった。米メディアが伝えた。 ニューヨーク・タイムズ紙などによると、大統領選を挟んだ2015年1月から17年8月の間にロシア政府と関係があるとみられるアカウントから、米国社会の分断をあおるような内容の投稿が約8万件あったという。FB傘下の画像投稿SNS「インスタグラム」にも170以上のアカウントが作られ、約12万件のロシア絡みの投稿があったという。 FB社は今年9月、約470の偽のアカウントから約3千の広告が出されていたと報告していた。ただ、議会関係者から、規模はもっと大きいはずだとの指摘を受け調査を続けていた。 グーグルも傘下の動画投稿サ…