自転車で車道に飛び出し、乗用車に急ブレーキをかけさせて運転していた女性にけがをさせたとして、埼玉県警上尾署は8日、桶川市寿、会社員の男(32)を傷害容疑で再逮捕した。 発表によると、男は8月21日午後5時25分頃、上尾市原新町の県道で、自転車で突然車道に飛び出し、後ろを走っていた寄居町の女性会社員(48)の乗用車に急ブレーキをかけさせて女性の肩に2週間のけがを負わせた疑い。調べに対し、「何となく覚えている」などと供述しているという。 男は桶川市内で7月、自転車で対向車線のワンボックス車の前に飛び出したなどとして、9月18日に暴行容疑で逮捕された。今月8日に処分保留で釈放され、同署が同日再逮捕した。同署管内の上尾市、桶川市、伊奈町では昨年秋頃から、自転車や歩行者が車線に急に飛び出し、乗用車などに急ブレーキをかけさせるなどの被害が十数件発生しているといい、同署で関連を調べている。