裾幅が狭い18~19.5センチのスラックスをワンクッションで合わせる場合、大きなたるみがまとまらず、クシャっとした足元の印象がだらしなく見えてしまうからです。一方、ワンクッションに合うスラックスは、裾幅20センチ以上のクラシックなタイプなのです。裾幅に合わせて、パンツ丈の適切な長さは変わります。狭い裾幅のスラックスを選ぶとき、「ハーフクッション丈でモーニングカット」という仕様を私はお薦めしています。 「モーニングカット」とは、フォーマルウエアであるモーニングコートのスラックスで使われていた裾型です。5~10ミリ程度の傾斜を裾の前後につくることで、クッションと呼ばれるセンタープレスのたるみを小さめに抑えながら、後ろ姿はスラッと美脚効果をもたらしてくれます。 裾の仕上げが、オフィシャルな印象を生むシングル仕上げのときのみ対応可能です。ダブル仕上げは、そもそもカジュアルな印象なので、モーニングカ
![「ジャケパン」がパッとしない男が陥るミス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0ca6d6392cbb878f95d76adaa323afaf5a9bb726/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2F0%2F1200w%2Fimg_10c03beafe5349f840eced3d899fa53034297.jpg)