読みました。山形浩生さんの翻訳というのもポイント。この場合、時間が無ければ山形さんの解説を読むだけでよいです。ノーベル経済学賞を受賞しているクルーグマンよりわかりやすい(笑)。 photo credit: 00Joshi via photopin cc つまり、 昔ながらのケインズ的な財政出動でオーケー 赤字国債出して、大量の公共工事やろう でっかい規模でやらないと意味が無いよ これをクルーグマンは、バーナンキ教授の言葉かな?を引用して「ルーズベルト的な決意」と本書の中で言っている 中央銀行はこれを金融緩和で徹底的に支援すべき 財政破綻や金利上昇は、独自通貨を持たないユーロ圏のスペインやイタリアのようなかわいそうな国以外は、まったく心配する必要はない ということになります。 個人的にはっしと膝を打ったのは、独自通貨を持っているかどうかで大きく違うというところ。これは、日本とギリシャを単純に