2013年7月に公開された、維新の会代表・橋下徹氏の街頭演説を書き起こし。医療費の増大から医療改革の必要性が叫ばれ続けていますが、自民党や日本医師会はその重い腰をなかなかあげようとしない、といいます。「このままでは制度が破綻する」と訴える同氏が語った「医療保険の改革案」は、自由診療の柔軟性を向上させ、医療を産業化させるというものでした。(この動画は2013年7月に公開されたものとなります) 橋下徹氏:今の日本社会、もう戦後60年70年経って、さまざまなところに社会制度の歪み(ひずみ)があります。その最たる例が既得権。僕は知事になり市長になり、よくこれがわかりました。 補助金をもらってる人たちは、それはもう自分たちのお金だと思ってる。補助金をくれくれという主張を繰り返す。補助金の流れが変わらないんです。日本国内に血液であるお金の量が増えても、お金が入ってくる人たちは変わらない。こんなことで日