連載の最終回はメモアプリの紹介ではありません。今回は、メモすることについての筆者の考えを説明し、この連載を締めさせていただきたいと思います。 「多メモアプリ派」というあり方 文房具が好きな筆者が共感した書籍に、『文房具を楽しく使う[ノート・手帳編]』(和田哲哉 著、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)という本があります。この中で和田氏は「多ノート派」というあり方を提案しています。 同じ時期に二冊以上のノートを並行して使う人、そういった人たちを私は「多ノート派」と呼称しています。(略)動機づけを明確にしつつ上手にノートを分冊する使いかた、またそういった使いこなしをする人を「多ノート派」と呼んでみました。 『文房具を楽しく使う[ノート・手帳編]』96-97頁 この「多ノート派」と同じように、筆者はAndroidメモアプリにおいて「多メモアプリ派」という考え方をしています。 Androidケー