歴史的な47番目の書き込み ファイル交換ソフト「Winny」を開発した金子勇被告が著作権違反の幇助に問われていた裁判で、検察側の論告求刑公判が去る7月3日に京都地裁で行われた。求刑は懲役1年。弁護側の最終弁論は9月4日に行われる予定で、おそらく年内には判決が出るとみられている。2004年9月1日に始まり、2年間にわたってこれまで合計24回開かれた公判は、いよいよ大詰めとなった。 事件の経緯を、いま一度振り返っておこう。 Winnyの開発が始まったのは、2002年4月のことだった。それまで日本国内で隆盛を誇っていたP2Pファイル共有ソフトは「WinMX」だったが、2001年秋にWinMXのユーザー2人が京都府警に逮捕されたことから、WinMXよりも匿名性が高く、警察に摘発されないようなソフトを待望する声が高まった。具体的にいえば、2ちゃんねるのdownload板に「MXの次は何なんだ」という
ストーリー by GetSet 2006年06月16日 13時00分 BBSのソフト、って表現は辛いかも 部門より あるAnonymous Coward曰く、"6月13日の毎日放送のニュース番組「VOICE」の特集で、Winny作者の金子勇氏のインタビューが放送された(アーカイブが公開されている)。これによると、金子氏は、「国益と考えるとこの裁判は負けるわけにいかない」という。またWinnyについては「図書館に近い」と表現している。 Winny2はBBSのソフトであり、Winnyを公開したのは「せっかく思いついたアイデアが使い物になるかどうかを試すため」だったという。「すごいことを思いついた」「画期的じゃないか」と思い、作ったのだそうだ。なお、番組後半では、5年前の未踏ソフトウェア創造事業で金子氏のプロジェクトマネージャだった竹内郁雄教授の、「これが、本当にほう助罪みたいな不思議なアレで有
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く