ブックマーク / fish-on-ice.hatenablog.jp (688)

  • 日本一のうなぎ(自称)@大津市・逢坂の関所「かねよ」 - 氷の上のさかな

    うなぎの名店は数々あれど、そのメニュー価格故に名店の殆どを知らないと豪語する自分ではあるが、それは自らを名店と名乗らない謙虚さをバロメータとして店選びをしているだけだからだ。あとは価格ね。金額は1、2、たくさん、とそれより上の数字は十把一絡げで相手にしない。 とは思うものの、自ら「日一」を標榜するうなぎ屋が大津にあるとしたならば、せっかく大津くんだりまで来たんだもの、多少の贅沢もしてもいいよね?ね?というわけで行ってみた。因みに「くんだり」と表現してみたものの、人口こそ岐阜市より少ないが都市としての魅力は遥かに岐阜市の上を行っている。高層建築物が立ち並ぶ発展ぶりも然るにだ。市電が街中を優雅に走っている。岐阜市は当に勿体ないことをしたものだ。 目的のうなぎ屋は関西の箱根と呼ばれている「逢坂の関所」があった地、大津市大谷町にある「かねよ」だ。明治5年創業というからかれこれ149年の歴史があ

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  • 今生の別れとなりうるか。滋賀を旅してゴメン! - 氷の上のさかな

    比叡山延暦寺にはお目当ての「根中堂」が改修中とういうことで煮え湯を飲まされた先日だったが、どうにも腹の虫が収まらない。比叡山ドライブウェイ代の1,700円と拝観料の1,500円を耳を揃えて返しやがれ!「端数が出るので耳が揃いませんがどうしましょう?」。この際、断腸の思いで四捨五入でも可。 というわけで、此度こそはと延暦寺のライバルと誉れも高き「天台寺門宗園城寺(おんじょうじ)」通称、「三井寺」を訪ねた。ライバルと言われる所以だが、元は同じ天台宗だったのが、いわゆる宗教対立により山を下り「園城寺」に拠った者が「寺門」、山に残ったものが「山門」とされたことだ。イスラム教でいえばスンニ派とシーア派のいざこざと一緒で、実際に武器を取って戦った歴史がある。その代表的僧侶が有名な「武蔵坊弁慶」だ。 駐車料金500円。拝観料600円と延暦寺と比べればリーズナブルだが、やっぱりお金は取るのね。ただ、いい

    今生の別れとなりうるか。滋賀を旅してゴメン! - 氷の上のさかな
  • いやぁ~、映画って本当にいいもんですね - 氷の上のさかな

    久しぶりに映画を観た。厳密にいえば映画館で観た。 前回はなにを観たか思い出せないくらい久しぶりだ。恐らくコロナ前だったのだろう。ただコロナ禍にあっても映画館に行くことはまるで抵抗感がないので、単にわざわざ出かけてまで観たい映画がなかっただけの話だ。 わざわざ出かけてまで観たい映画はほぼアクションばかりだ。理由はひとつ。眠たくならないからだ。けしてアクション映画ばかりが好きというわけではないのだが、せっかくお金を払ったのだから寝てしまっては勿体ないだろう? 加えてセンチメンタルな映画もダメだ。「ニュー・シネマ・パラダイス」とか「火垂るの墓」などは最悪な映画だ。映画館でそんな映画を観ようものならきっと目を真っ赤にし前が見えないくらい目が腫れしまうことだろう。ハンカチよりもタオルが必要だ。キーボードを叩きながらも思い出しては山田(涙)53世。 しかしながらだ、まだシングルの時に同業者の女性に誘わ

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  • カレーとバナナ - 氷の上のさかな

    夏の麺類と聞けば「そうめん」や「ひやむぎ」、若しくは「冷やし中華」の名前が一般的だろう。ふふふ、君たちは単純だね。はい、私もそうです。ただ「そうめん屋」や「ひやむぎ屋」なんてのはどこをどう探しても中々見つからないだろう。オンメニューされていたところで概ね「うどん屋」だ。それにうどんは手打ちで提供しているかも知れないが、自家製のそうめんを提供する店など皆無に違いない。間違っていたらごめんちゃい。 散々、うどん、ひやむぎで話を振っておいて昨日の自分はといえば急に「蕎麦」がべたくなった。それも格的な手打ちそばだ。ご近所にもそば屋はあるがせっかくその思いに達したのだから少々、自宅からは遠かろうが行ってみようと思った。場所はかなりわかり辛い住宅街にある。店名は「淡々(たんたん)」という。近隣県からもその味を求めて訪ねてくるお客がいると聞く。 店休日だった。 なんかね…。当にオレって運が無いよね

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  • まぁ、プロですから - 氷の上のさかな

    最近、やたらと住宅リフォームのチラシが投函される。近くは数km離れた会社だったり、住所を見たら愛知県の会社だったりもする。おいおい、緊急事態宣言下に県またぎの営業かよ、とこれはまだ可愛い方。どこで電話番号を知ったかいきなり電話がかかってくるケースなどもあった。 先日、自宅の掃除も兼ねてアルバムの整理をしていたら、小学校時代のクラス名簿が出て来た。懐かしさにしばし掃除の手を止め眺めていると、そこには住所、電話番号はおろか親の職業、職場までが書かれていた中に警察官を見つけたので、ひょっとして◯◯組なんてのはないかな?と探してみたがさすがに見当たらなかった。 とそんなことはどうでもよくて、当時と今は全然違う。いや、当時でも良くなかったかも知れないが、なぜ我が家の電話番号を知っている?電話帳にも載せてないのに。 ピンポーン、とチャイムが鳴った。 「ご主人ですか?今、ちょっとこの辺りを回らせて頂いて

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  • ダウン症という障害をもって生まれた長女とそれを助ける次女を交えた子育てと遊び、趣味のランニングやその日にあった諸々のことなどを紹介するブログです。 - 氷の上のさかな

    甘い物が苦手な人も世の中にはいよう。とはいえ、甘いものが得意、若しくは美味しいと感じる人が世の大多数を占めると思う。反対に苦味や辛味は後天的に慣れが必要な味覚だと言われている。大人になりコーヒーやビールの苦味が美味しいと感じられるのも、刺し身にわさびが欠かせなくなるのもまさにそれだ。自分が寝酒として飲んでいるウィスキーもその類いと言えるだろう。 先日、嫁が何の前触れもなくペットボトルに入ったコーヒーを自分に差し出した。あげると言う。どういった気の回し様かはわからぬが、くれるというのなら有り難く頂戴しておいた。消費期限を見てみたが、特にそれらしきことは書いてなかったので安心出来るものかと思う。 「アイリッシュコーヒー」という、大まかに言えばアイリッシュウィスキーをコーヒーで割るカクテルが有る。これに砂糖などを加えた甘いカクテルなのだが、果たしていつものウィスキーにコーヒーを加えたらどの様な味

    ダウン症という障害をもって生まれた長女とそれを助ける次女を交えた子育てと遊び、趣味のランニングやその日にあった諸々のことなどを紹介するブログです。 - 氷の上のさかな
  • 振られ振られて延暦寺 - 氷の上のさかな

    マンボーもあと1週間ばかり。次に滋賀へ行ける時はいつのことになるのだろう。今生の別れを告げるべく「びわ湖バレイ」から向かった先は「比叡山延暦寺」だ。心の健康を保つ為に行きがけの駄賃をくれたるといったところだろうか。国宝の「根中堂」を舐め回して来てやろう。 訪れるのは凡そ17年ぶりとなる。前回はケーブルカーを使って比叡山を登ったのだが、自分の勝手な思い違いですっかり廃止になっていたとばかり思い込んでいた。調べたら普通にやってんじゃん。情緒の欠片もないが比叡山ドライブウェイで向かうことにした。 思いの外、駐車場は空いていた。ってゆーか、ガラガラだ。後にその理由を知る。先ずは延暦寺「大講堂」に 「鐘楼」を巡る。 「鐘楼」では1発50円でやれると書いてあったので、50円を支払いやらせてもらった。 さて、お次はお目当ての「根中堂」だ。 心して舐めまくるぞ!あれ?あれれ?様子がおかしいぞ。「根

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  • 天空のリゾート@滋賀県大津市「蓬莱山」&その他 - 氷の上のさかな

    くっそ暑い岐阜県に別れを告げ、また性懲りもなく滋賀県に行ってしまった。で、また性懲りもなく登山だ。山頂は涼しい。20℃に届かない気温を半袖1枚で堪能しようと向かった先は標高1,108mの「打見山」だ。へへ、中々の高さだろ? ま、登ったちゅーてもロープウェイだけどね。 ただ、物には順序というものがある。そこから先に目指すは今回、目的とする標高1,174mの「蓬莱山」だ。さほど標高差が無いじゃないの、と思われるかと思う。確かにその通りだ。ただその山に登る為には「打見山」を一度下らなければならない。勝負はそこからだ。 ま、そこから登ったちゅーてもリフトだけどね。 仕方がない。そろそろ種明かしをしよう。つーか、種もなんにもない。滋賀県は大津市にある夏はリゾート、冬はスキー場になるレジャー施設「びわ湖バレイ」を訪れたわけだ。 頂上から見下ろす琵琶湖に大津の町並みが、それはそれは幻想的に神秘的に見える

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  • そこに「このはのこ」はいなかった@岐阜県七宗町「納古山(のこやま)」 - 氷の上のさかな

    上から読んでも下から読んでも「このはのこ」。彼女は今頃、何をして生活しているんだろう。そもそも、まだご存命なのだろうか。顔も思い出せねぇ。というわけで、すっかり過日の話になるが岐阜県は七宗町にある「納古山(のこやま)」に行ってきた。 行っただけではない。登ってきた。当たり前のことをいちいち説明しないとわからない人も中にはいるだろうから念の為。 標高633mとそこそこ高く、そこそこ低いところが人気の理由か、平日でもけっこうな登山客で賑わうという。それが証拠に麓近くの駐車スペースは既に満車状態。辛うじて1台分空きがあったので無理やりねじ込む様にして駐車した。 調べるといくつもの登山道がある様だが、中級コースから登り初級コースで下るのがポピュラーなコースだとか。それではがんばって登ってみましょ。 登山道はよく整備されており登りやすい。登る人、下る人とやはり人の姿が多く見られた。言っておくが平日だ

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  • けして黒胡椒が悪いわけではない - 氷の上のさかな

    別に無理をしてでも「はま寿司」に行きたかったわけではない。それが証拠に全然、無理をしていない。他に用事も何もなかったから。ただどうして「はま寿司」に行ったかと言えば、どうせ使うならばやはりPayPayの還元が多いところの方が良いだろうという、実に、実に浅ましい考えがあってのことだ。それ以外、何もない。欠片もない。 だって、寿司屋に行ってもべるのはラーメンだもん。というわけで、いつもの様にファースト・オーダーはそうなった。前回とはメニューが変わり「喜多方らーめん」になっていた。因みに前回は何だったか記憶にない。娘たちは娘たちで好きなものをピコピコと注文していた。 お知らせと共に寿司が運ばれ、その都度、娘たちの前には次から次へと皿が積まれていく。どうやらラーメンはもう少し時間が掛かる様だ。 サーモンにイクラ、鉄火巻に唐揚げカルビ、海老にイカにマグロにハマチと年齢を重ねていよいよ欲旺盛だ。い

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  • 泣きのお買い物券 - 氷の上のさかな

    PayPayの「やっぱ岐阜やて!“対象店舗で最大20%”たんと戻るよキャンペーン」も6月6日までと余す所あと三日間となった。目下のところこのキャンペーンで戻る予定のPayPayボーナスは8,870円となり上限1万円まであと僅かだ。ラストスパートと言いたいところだが、ただボーナスが欲しいだけでわざわざ浪費するのも馬鹿馬鹿しいのでここらで見切りをつけたいと思う。必要であれば使うけどね。 「クスリのアオキ」でL-カルニチンのサプリメントを買った。 ここのところの体重増加に少しでも抗おうと、ただ有酸素運動をするだけでなく多少なりとも効率良い脂肪燃焼効果を望み試してみようと思ったわけだ。 水曜日と日曜日はポイント倍増デーだ。よって自分は水曜日と日曜日しかここでは買い物をしない。徹底してこだわっている。最寄りの「クスリのアオキ」はポイントの付与が3倍だ。距離にして650mと十分に歩いて行ける距離なのだ

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  • 山神さまに会いに@岐阜県各務原市「尾崎三峰山」 - 氷の上のさかな

    山上といえば「死刑」や「八丈島のきょん」などで有名な「こまわり君」の作者だが、今回は「上」でなく「神」の方の山神の話だ。 岐阜県の各務原市に山神さまがいらっしゃると聞き会いに行ってきた。場所は「尾崎三峰山(おざきみつみねさん)」と呼ばれる山の中で、麓には「尾崎団地」と呼ばれる団地が広がっている。各務原市から関市にかけてまたがる連山、人呼んで「各務原アルプス」の西の始まりといわれているが、この山だけがわずかばかり離れた場所にある。因みに各務原は「かかみがはら」なので念の為。未だに「かがみはら」と呼ぶ者もいるが、自分は岐阜市民なので「かがみっぱら」と呼ぶ。 平たくいえばいわゆる登山だ。せっかく各務原くんだりまで来たのだから、たかだか245mの低山を登って下りてくるだけでは味気ないというか、それでは車のガス代が勿体ない。「尾崎三峰山」と向かい合うようにもうひとつの山がある。「尾崎権現山」だ。すぐ

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  • 高コスパなかき氷@バロー高富店・「おやつ処 味とも」 - 氷の上のさかな

    スイーツの話となれば度々登場するのがバローの中でも高富店のみでイートインコーナーを営んでいるいる「おやつ処 味とも」だ。おやつ処とはいえお好み焼きなども置いてあるので軽く事を摂ることも出来る。その他にはみたらし団子に鯛焼きなどもメニューにラインナップされている。が、しかし、我々が目的とするものは毎回、必ずこれに決まっている。 そう、かき氷だ。 なにせここはかき氷のコスパが抜群にいい。コスパが良いといえばスガキヤのかき氷もその代表だが、大きく違うのはその感だ。スガキヤがガリガリ君ならばこちらはフワフワちゃんだ。その分、削るのにも時間が掛かるが待つのもまた楽しみのひとつだろう。 「すみません。よろしいですか?えぇ~っとかき氷の…」 「えっ!かき氷っ?!」 「あぁ、はい。出来ますか?」 歳の頃ならば自分と同年代。如何にも明るく気さくな雰囲気の女性だ。それに見た目もまぁまぁ小綺麗と来ている。娘

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  • 岐阜県関市で百年以上続く老舗@「入船(いりふね)」のカツ丼 - 氷の上のさかな

    入船、出船とは元々は船に由来する言葉だが、船首が港に入る方向を向いているか出る方向を向いているかを指す。あまり広くは知られていないが、実は飲店においても使われる言葉だ。 玄関先などでを脱いだ際にそのまま揃えることを入船、逆に外へ向けて揃えることを出船と呼ぶ。おそらく日人は訪問先でを脱ぐと出船に揃えることを小さな頃からマナーとして教えられていると思う。自分もそうだ。しかし、そこが例えば飲店や旅館で下足番がいる時には入船で揃えることがマナーとされている。出船で揃えれば勿論、お行儀の良さはアピール出来るのだが、それでは下足番の仕事を奪ってしまうことになるからだ。 ただ、お年寄りなど足腰が弱い人の中には何かに掴まったり床に手を付きながらでないとが履けない場合がある。そういった方々にとって入船のままにしておいた方が有り難く思われたりもする。要は自分がそれで良いと思える方向ならば「それでい

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  • まん防下に於ける市場の現状 - 氷の上のさかな

    いつもの様に裏山に登り下山すると距離にして約7km。あと3kmばかりロードワークに励むかと歩道を南に向かいラッタッターと走っていると、後ろから叫び声が聞こえる。耳にはBluetoothイヤホン、流れるはCBCラジオのDJつボイノリオのエロトークだ。ガンガン鳴り続ける音楽でもないので、2度めに呼ばれた時に自分の名前だと認識した。 振り返ると黒塗りの車。下りてきたのはサングラスに黒ネクタイ。上下黒のスーツを着こなしたは真っ赤な嘘。実際はよく見る顔、それもかつてはランニングバディだった魚介市場の仲買の跡継ぎ、3代目J Soul Brothersだった。嫁と子連れで事に出かけるところだったらしい。 「前を走っている人、ひょっとしたらそうなんじゃない?なんて嫁と冗談で話をしていたら、当にそうじゃないですか(笑)」 「ははは、そうか。よく見つけたな(人を笑いのネタにするんじゃねぇ)」 「いや、直ぐ

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  • お祝い返しは微笑みだけが良かった - 氷の上のさかな

    「まん延防止等重点措置」が岐阜県でも継続されることになった。期日は来月6月の20日まで。つまり5月はほぼ丸々1ヶ月、更に加わること20日間の休業を余儀なくされそうだ。 幸いにして自分の誕生日があった4月にはまだ営業が可能だったので、多くの知り合いやお客様にお祝いをしてもらうことが出来た。改めてありがとう。偶然、その場に居合わせて余分に金を払わされることになった「イニシャルT」のデブ野郎もありがとう。コロナ禍だけに余計に思い出に残る誕生日となった。今更だけど。 多くのプレゼントの中にただ1名。顔は見せずに酒屋を使ってプレゼントを配達させた不届者の女がいた。宮崎出身で酔っ払うと宮崎弁で誰彼かまわず話しかける女だ。今の状況が続くならば、隔離どころか捕獲監禁が確実に必要となるだろう。 その彼女から、「五月には女子会コースで奥の部屋を予約します」とメッセージが来て既に1ヶ月以上、経過している。続いて

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  • コ◯ダも良いが「カフェレスト杉」はもっと良い - 氷の上のさかな

    高校の時の趣味は大にしてバンドでの音楽活動、小にして喫茶店巡りだった。じゃ、中は?チューとカタカナに置き換えればご理解いただけるだろうか。 日曜日の朝は必ず同じバンドの同級生と自転車でいける範囲の喫茶店を巡っていた。今にして思えばモーニング目当てで喫茶店巡りなどジジ臭い趣味だったなとは思う。いや、実際の目的は今や集めることも叶わないマッチを収集することだ。太いのやら細いのやら三角までと多種多様なマッチを記憶に無いほどの数、集めていた。あれだけあったマッチだったが、彼らはどこに行ってしまったのだろうか?いっときの気の迷いから生じた収集癖など結局そんなもんだ。 話は変わるが、雨降りでは外でのランニング意欲もさすがに失せる、ということで場所を変えいつもの「スポーツクラブ アクトス」へ車で向かった。例の従量課金型トレーニングシステムアプリ「Nupp1」を使って短時間トレーニングに励もうと思ったわけ

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  • 洗濯は洗って干して、取り入れたたみ、タンスに片付けるまでが洗濯です。 - 氷の上のさかな

    洗濯は洗って干して、取り入れたたみ、タンスに片付けるまでが洗濯です。いいですか、みなさん。ちゃんとルールは守りましょうね。 ということで、相変わらずプータローの間はこまめに洗濯をこなしている。ここのところ天候が穏やかなので随分と助かっているのだが、梅雨時の洗濯というのはいつ雨に見舞われるかがわからないだけにホント、困っちゃう。迂闊に出かけることも出来ない。ま、それでも出かけるっちゃ出かけるけどね。 実は先日、トイレが水漏れを起こしたその日、トイレ修理に集中するあまり雨が降り出したことに全く気が付くことが出来なかった。案の定、洗濯物を濡らしてしまった。 ふと、スマホを見ると嫁からラインの着信履歴があった。 「雨が降り出したから洗濯物を入れて下さい」 時間を見ると既に1時間経過している。着信に気が付かなかった自分も自分だが、早急に伝えなければいけない事柄はラインメッセージではなく電話にしてくれ

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  • ベコバチ天津飯@岐阜市早田「早田(そうでん)飯店」 - 氷の上のさかな

    岐阜市に早田(そうでん)という地名があるが、地名よりも先にその名を冠した川の方が子どもの頃は馴染みが深かった。通っていた小中学校の直ぐ前を流れていた川が「早田川」だったからだ。 流域全体で護岸工事がなされ、オマケにフェンスが設けられていることからとても遊びに適した川とは言えない。水深は浅く泳ぐことすら出来ないのでさほど危険が伴う川とはいえない。そりゃ、ある程度の高さがあるので落ちたら落ちたでそれなりにダメージを受ける。 小学校の時にフェンスを乗り越え自転車ごと落ちていった高橋くんという子がいた。ブリジストンの「アストロG」という車種で、フラッシャーと呼ばれるどでかいウィンカーが後部に付いていた。 スイッチを入れるとホーンが流れウィンカーの光が左右に流れる。時は小学校の4年生、つまり昭和48年の話だ。発売されると同時に彼は購入した彼だったが、当時の価格で5万円ほどだったかと思う。(調べたら4

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  • 正真正銘、水が滴った男の話 - 氷の上のさかな

    家族が通勤や通学で出かけると自宅は自分ひとりだけになる。ふふふ、そうなれば1人の時間を思いっきり全うしようではないか、と誰もが考えることだろう。天気予報を見ると終日、曇り空の様だ。曇りならば問題ない。むしろカンカン照りよりは過ごしやすいだろうとリュックサックにドリングと軽を詰め、そしてアクティブな姿に衣替えをした。 実はリュックサックを新調した。 今までのアディダスはあくまでもランニング用なので容量が少なく山の中のロングトレイルには向いていない。ほら、ロードはそこらに自販機もコンビニもあるからそれほど多くの荷物は必要ないじゃない。ところが山の中だとそうはいかない。コンビニもなければ自販機もない。運良く沢水があれば喉を潤すことが出来るかも知れないが、その後のお腹の保証はない。つまりはそういうことなんだ。 さて、いざ出かけようと鏡を見て身だしなみを整える。うん、いつ見ても水が滴る…、ん?水も

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