ブックマーク / fish-on-ice.hatenablog.jp (688)

  • ワッポンで騒動 - 氷の上のさかな

    ポスター貼りに使うため、ダイソーで「ワッポン」を買ってきてと依頼された嫁、セルフレジに緊張し過ぎたのか、肝心の「ワッポン」を置いて帰ってきてしまったらしい。そこでダイソーに電話を入れる。 「すみません。ワッポンの忘れ物はありませんでしたか?ワッポン!ワッポン!!」 どうやら先方が「ワッポン」の存在を知らなかったか、その名を聞き取れ無かったのかは知らないが、受話器に向かってエキサイトしていた。 2分ほど後、「所在が確認出来ました」との朗報。たかが100円、されど100円。わざわざ車で15分も離れた場所まで「ワッポン」を取りに行く手間は惜しまれるところだが、支払いを済ませた以上、そのままというわけにはいかないだろう。しかし、「ワッポン」を買いに行って「ワッポン」を忘れるという離れ業が使えるのは世界広しといえ、我が家の嫁だけかも知れない。 「あれ、おかしい!ワッポンを買った時に1万円を使ったのに

    ワッポンで騒動 - 氷の上のさかな
  • 「ジモティー」は慎重にお使い下さい - 氷の上のさかな

    店に置くテレビが欲しいな~、誰かタダでくれないかな~、なんて思いながらスマホアプリ「ジモティー」を見ていたら、「早物勝ち(金欠)」と表題されたテレビが3,000円で出展されていた。問題はサイズだが、明記されてはいなかったがバックラベルを見るとどうやら32型のようだ。サイズ的には妥協点。「くれ」と問い合わせしようと思ったら、既に9名が交渉中とあった。 放って置いたらタイトル通り早い者勝ちになるだろうと思い、「5,000円で寄越せ」と買収すると、「あなたに決まり」と吉報が入った。さっそく自宅にまで取りに伺うと、そこは1階がテナント、2階から5階まではアパートとなっている古臭いビルだった。5階建てなのにエレベーターもない。上の階へ行くにはむき出しの非常階段を上るのがたったひとつの方法だ。とはいえ先方の住まいは2階だったのでそこは運が良かった。 ブーとブザーを押すと、 「はぁ~い」と言って出てきた

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  • 怖い酒蔵さん - 氷の上のさかな

    各務原市にある酒造会社の蔵主が、建築中の現場を見学に来るという。ほら、以前、日酒を取り扱うならばうちの酒だけを置け、他の酒蔵の酒は取り扱うな。それが嫌ならばうちの酒は分けねぇぞ。と脅しのよう、いやもはや脅しだろ。そう脅してきた酒蔵だ。 「3時半に行くから」 いや、此方にも都合ってものがあるから勝手に決められても…。 「手土産を持っていくから」 もう、相手に合わせるしか無さそうだ。 3時20分に現場で待ち構えていると、珍しく時間ぴったりに現れた。 「あぁ、どうも」 その日はちょうど日程が悪く、目の前で電気工事が行われていた。二ヶ月も待たされた動力の引込み工事だ。それゆえ駐車場が使えない。 「車どうすればいいんだよ」 「じゃ、取り敢えずスーパーの駐車場を使って下さい」 勿論、無許可だ。後で何か買っておこう。 車を止めトランクを開けると両手に木製の清酒コンテナーを抱え現れ、 「ほい、手土産」

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  • 知らぬ間にミミカキストにされていた - 氷の上のさかな

    「ムヒER」のCMで大袈裟に耳の穴を痒がる佐藤あやを見て、そんな奴おるかいな!と毎回ツッコミを入れてしまう自分です。痒み止めに特化した各種「ムヒ」だが、その名の通り「比べるものがない=無比」から商品名とされたそうだ。因みに製造会社の名前は株式会社池田模範堂という。全然、知らなかった以前に全く興味を持つことがなかったけれど、どうせ皆もそうだろう。 そんなCMを馬鹿にしていた自分だったが、木菟引きが木菟に引かれた。やたらと耳の穴が痒いのだ。それほどのミミカキストでないにも関わらず、何故か左耳の穴が痒くて仕方がない。いけないと知りつつまた耳かきをしてしまう。となると一層、痒みが増すこととなり、そこに痛みまで加わるようになった。 あ、その前に解説をば。どうせまともに読める人もいなければ、意味を知る人もいないだろうから。木菟引きが木菟に引かれる(ずくひきがずくにひかれる)と読む。木菟とはミミズクのこ

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  • 寝心地がよい社会福祉施設の見学 - 氷の上のさかな

    夏休みも始まったばかりだというのに、長女の事業所見学があった。高校を卒業してから進むべき道を今のうちに見定めようというイベントだが、正直、人よりも親の立場として娘をそこに預けてよいか値踏みする目論見もある。貴重な夏休みが半日つぶれるということで長女の機嫌は朝から悪い。でもね、暇すぎるパパはむしろこんな行事があってくれた方が万々歳なんだよ。というわけで少しだけ付き合いなさい。 施設の見学に先立って、その施設の成り立ちや事業内容などの説明が行われる。最初は緊張した面持ちだった長女だが、次第に顔がテーブルに近くなり、額が天板に触れるとそこから動かなくなった。聞き耳を立てるとガチに寝落ちしている。おいおい、起床してからまだ2時間しか経ってないよ。どんだけ眠たい奴やねん。 「いいですよ、そのままで」 との施設長の優しいお言葉に触れ甘え、説明が終わるまでそのまま寝かせておいた。寝起きはもっと不機嫌に

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  • 自ら老舗と名乗る本物の老舗@「御菓子処 与志屋老舗」の絶品『えだまめ餅』 - 氷の上のさかな

    土用の入りを迎えた途端に岐阜県のコロナ感染者が2000人を超えた。まぁ、軽く想像出来たことだけどね。 「もし、自分の感染がわかったらどうする?」 「どうするもこうするも動けるならば普通に生活するよ。だって、ちょっと熱が出て多少、喉が痛くて倦怠感に見舞われるだけだろ?それって風邪の諸症状じゃん」 なんて会話があちらこちらで飛び交うのを耳にしている。 「熱中症だと思ってましたー」 なんて言い訳もあるみたいだ。確かにこの時期は微妙だね。 「たった2日で快癒したのに10日も休めるなんて嬉しいなー」 「たった2日で快癒したのに10日も休まれたらかなわん!」 などと労使関係にヒビも入りかねない。 そのうち「馬鹿はコロナにかからない」とか、「うつしたら治るっていうよ」とか、「あなたのコロナなら嬉しい」なんて言葉が普通になるね、絶対に。そんなわけでもし罹患経験のある人は、「おれ、コロナになったから馬鹿じゃ

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  • 漂白じわーるついでの「じわるバター」 - 氷の上のさかな

    白Tが似合う男といえば吉田栄作ともうひとり挙げろと言われたら自分だが、白Tに似合うのはやはりジーンズと白のキャンパススニーカーだろう。「SUPERGA」のホワイトスニーカーをこよなく愛す自分にとり、今が正にその季節ということだ。ところが肝心のホワイトスニーカーがホワイトでなくなってしまっている。汚れもあるが黄ばみが酷い。洗ったくらいでは白を取り戻すのが不可能だったので漂白をすることにした。 ドラッグストアの洗濯洗剤売り場を探す。漂白界の二大銘柄といえば「ハイター」か「ブリーチ」だろう。というか、他に何かあるのだろうか?あとは頭に「ワイド」が付いたものくらいしか思い浮かばない。ま、そんなこたぁどうでもいいとして、「ハイター」か「ブリーチ」を探したわけだが一向に見つからない。いや、「ワイド」が付いたものは沢山あるんだよ。ところがオーソドックスな漂白剤が1も見当たらない。 「すみません。ワイド

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  • 有終の美とはならず - 氷の上のさかな

    次女の中学最後の夏が終わった。気象学的にはまだ始まったばかりだけど、なんで?たしかに大袈裟な言い方をしてはみたが、高校球児に使う文言としてはよく聞くでしょ。それが剣道に置き換わっただけだ。 結果、団体戦に於いて2勝3敗とトーナメント落ちをした。ただ、相手チームはその後、準優勝をおさめたらしい。善戦したと言えるだろう。 「あの試合に勝っていたら県大会に出られたのに」 「そうか、惜しかったな」 「1勝2敗で負けとったんやけど、私が2先取して勝ったんやて」 「マジか?!お前、副将だったの」 「うん。でも大将戦で負けてまった」 「そうか。残念」 「ただね、大将をやっていた子が『あづ紀のお陰で大将戦までもつれ込むことが出来た、ありがとう』って」 「で、なんて答えたんだ?」 「いや、わたし以外、みんな泣いとったから『うん、うん』とだけ返事しておいた」 「お前も泣けよ」 「先生(女性)も泣いとったよ」

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  • 翡翠麺が目を引く「冷やし塩レモンラーメン」とブームにのっかり「台湾カステラのマンゴーモンブラン」 - 氷の上のさかな

    唐揚げ専門店の「から好し」のメニューが「ガスト」でもべられると知りさっそく行ってみた。正直に言おう。アレの見過ぎで眼精疲労に陥り頭痛が痛かったのであまり遠出をする気になれなかったんだよ。ガストならば我が家から3kmの距離にある。 加えて、次女の帰宅時間が遅かったこともある。いよいよ翌日が中学での部活動最終日となった。剣道の地区大会だ。辛うじて市大会は勝ち抜き地区大会への進出を果たしたのだが、先ず県大会にまで行くことはないだろう。とはいえ練習を怠るわけにはいかないので、いつもより念入りに励んだ結果ランチの時間が押したわけだ。 朝からなんとなく唐揚げ口になっていたので、ランチは唐揚げにしようと思っていたのだが、自分が知る限り専門店は長良川を挟んで川向う(川南ともいう)にしかない。それが「からやま」と「から好し」だ。ただ、そこまで行くのは体調的に面倒。 なにか良い手はないものかと辺り構わずググ

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  • ある意味看板よりも大事「回転灯」 - 氷の上のさかな

    他所の地方ならばいざ知らず、この地方で店を営もうと思ったら何をおいても必ず必要なものがある。それは…、「回転灯」だ。PATLITE(パトライト)社製の物が有名なので、そのまま「PATLITE」と呼ばれることもある。この回転灯を通常の電光看板の上に設置することにより、この地方では商いをして良いことになる。 回転灯を付けるには、当たり前だが看板が先に必要となる。看板と回転灯を併せた設置費用がトータルで幾らになるか看板屋に見積もりをお願いしてみると、税込で約20万円だった。ある程度は覚悟をしていたが思いのほか高かったな。1社しか見積もりをお願いしていないので実際のところどうなのかはわからないが、いっそのこと出来る事は自分でやってしまおうと思い立ったわけだ。どうせ暇だし。 先ずは看板を買わにゃ。看板体は既製品でいい。いわゆる「ポール看板」と呼ばれる棒の先端に付ける看板だ。幸いにしてポールだけは既

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  • 本家豆大福「だるま堂」の『豆大福氷』は頭キーン系 - 氷の上のさかな

    「手打ちうどん 恵那」の『あなご天丼』を心ゆくまで堪能した後は強引にスイーツタイムとまいりましょうか。正直、『あなご天丼』のあまりのボリュームにかなり胃袋のキャパシティが狭まれてはいたのだが、せっかく各務原、略してみっぱらまで来たんだもん。予てより寄らねばなるまいと思っていたその場所を目指した。それに次回の眼科の診察は2ヶ月先のことだ。夏が終わっちまう。 目指すは世界中に?大福は数あれど、その中でも『豆大福』の家を名乗る「家豆大福 だるま堂」だ。 岐阜ではあんこ党の聖地と呼んでも過言はない、紛れもない名店だ。それが証拠に橋龍時代に遡るが内閣総理大臣賞なんてのをちゃっかり頂いちゃっている。やるじゃん、だるま堂。 その「だるま堂」で夏の今だけ豆大福が乗ったかき氷がべられるのだと。では、レッツらゴーとまいりましょう。 店内に入ると先ずは注文。そして、売り場と壁を隔てた隣にある大福茶屋へと

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    akmuzifal6489
    akmuzifal6489 2022/07/09
    懐かしいです!美人の女将さんはお元気なのでしょうか?豆大福も美味しいですが、草餅も美味しいですよ!👍
  • 各務原市なのに「恵那」の極上『あなご天丼』 - 氷の上のさかな

    1週間に1回だった眼科通いも2週間に1回、1ヶ月に1回となりとうとう2ヶ月に1回となった。先日、作成したメガネを持ってきてくれと言われていたので、持参しそれをかけ視力検査をしたところ、左右とも1.0の数値だった。 「では裸眼ではお調べしますね」 聞かれるがまま平仮名を読んだりC文字の開いている方向を答える。 「指差しは特にいいですよ」 「あ、はい」 よりわかりやすくと思い指差しして方向を示していたのだが、必要がないと言われると人格を否定されたような気がして悲しくなっちゃった。 「右が0.6,左が1.0ですね」 え?ちょっと待って。プレイバックプレイバック、今の言葉、プレイバック。 「さっき、メガネかけて左右とも1.0って言ってましたよね?」 「はい」 「ってことは、このメガネって左はただのガラス玉?」 どうやらそうでは無さそうだが、検査の結果はそうなのだから仕方がないと言われた。いやぁ~、

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  • 我が家に「白くまくん」がやってくるよ - 氷の上のさかな

    「ねぇ、お父さん。エアコン買ってよ」 と次女が言う。 「冷風機があるじゃないの」 ただの冷風機とは違う。コロナの冷風・衣類乾燥除湿機、誰が呼んだか「どこでもクーラー」だ。最大温度差-11℃の冷風が吹き出し当たった部分だけが冷え冷えと気持ちよくなる。 「あれやと部屋全体が涼しくならんやん」 「あれとな、扇風機を上手に組み合わせるんだよ」 「そんなケチ臭いこと言わずにエアコン買って」 「ケチ臭いとはなんや、ケチ臭いとは」 「私はいいんやよ。でもカテキョーの先生に申し訳ないやん」 「じゃ、もし買ってあげたとしても使うのは先生が来ている間だけだな?」 「え、それはわからん」 「私はいいって言ったじゃねぇか」 「まぁ、そこはあればあったで使わな勿体ないし」 「電気代の方が勿体ないゎ」 「ねぇぇっ!そんなこと言わずに買ってって」 正直、商売の準備でどんどん貯金も目減りしていっている。にも関わらずエアコ

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  • おじさんといっしょ - 氷の上のさかな

    「GFC」の品展示会にお招きにあずかった。因みに「GFC」とは今までお付き合いをしたことがない。にも関わらず自分に声が掛かったということは、個人情報がどこかで流出しているのだろうか? 岐阜市の「安江病院」が不正アクセスを受け11万人分の個人情報が流出したとニュースになったばかりだし、自分の情報くらい日常茶飯事的にそこら辺を飛び交っているのかも知れない。ネットサーフィンをしている最中にいきなり請求画面が出たり登録完了画面が出たりとしょっちゅうだもん。 因みに「GFC」とは広瀬すずの「AGC」とも滝藤賢一の「CCI」とも原田知世の「AGF」とも関係ないので念のため。 「ジーエフシー」。即ち「岐阜珍味」の略となる。極めてローカルな会社なのだ。社長が代替わりをし、3代目にして創立50周年を迎えたとか。それを記念しての品展示会なのだが、つまりそんな席に呼ばれるということは、俺ってVIP? ま、冗

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  • ひと足お先!免許証返納 - 氷の上のさかな

    多彩なコーナリングテクニックを思うがままに駆使し、「峠 最後の侍」と地元の走り屋や族から呼ばれ恐れ崇められている自分だが、この度、思う所あって免許を返納しました。 初めて免許を取ったのが高校を卒業したばかりの昭和57年3月8日のこと。40年と約4ヶ月前のことだ。就職組しか免許の取得を許されていなかったので、進学組の自分は自動車学校に通うことが許されなかった。しかしながら一刻も早く免許が欲しかった自分は、内緒で教習所に通っていたんだよね。どうしても卒業する前に免許証が欲しかったんだ。これ、学校に知れたら停学ものだよ。 結果としてぶっつけの実地試験において仮免が受かるのに3回も掛かっちゃって卒業までには間に合わなかったんだけど、就職組よりも早く免許を取得することが出来た。自動車学校と違って実地試験は好きな時に受けられるからね。卒業式に車で乗り付けたろうかと思ってたんだけどな。嘘。そんな勇気はな

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  • たこ焼き屋なんだから「たこ焼き」が美味しければいいのだ - 氷の上のさかな

    元々が潰瘍性大腸炎という持病を持っていることもあり、内蔵の強さには自信がないのだが、そこに加えここのところの猛暑続きでしょ?冷蔵庫で冷たく冷やした水を毎日がぶ飲みし続けたのが原因か、日曜日の朝からどうも調子が悪い。熱中症を防ぐために意識的に水分を摂取せねばと自らにアラートを鳴らしていたのだが、デリケートでナイーブでセンシティブでチャーミングでかっこいい、我が大腸にはどうやら刺激が強すぎたようだ。やはり一日3リットルはちょっと多過ぎたか? ということで、お出かけしたいが気力なし。とならば、さほど体力を要さぬ近場にしよう。開業してかれこれ2年にもなろうかと思う。店の前はよく通るのだが、自分にとってはほぼ興味の対象外だった。たこ焼きってたまたま大阪旅行に行ったってことならばべてみたいという気にもなるけれど、岐阜にいてわざわざべたいって気にはならないんだよね。では、なぜそこに行こうという気に

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  • 天皇皇后両陛下御用御菓子謹製所「和菓子司 松花堂」の『かき氷』 - 氷の上のさかな

    行き当たりばったりが旅や事の醍醐味だと思っている自分にとり、行ったは良いが店が休みだったなんてことは日常茶飯事のことで普段は苦にもならない。幾分、ゲーム感覚で楽しんでさえもいる。ただ、今回はおやつ爺いという年寄りが一緒だ。とあらばそんな悠長なことを言っている場合ではない。明日をも知れぬ奴にとっては最後の昼餉となるやも知れない。平凡だが確実性を優先することにした。 「お事処 みそかつ三和」だ。 岐阜市ではかなりメジャーな『みそかつ』を売りにする店なのだが、理由はわからぬが閉店、移転したもののまた閉店、その後「柳ヶ瀬」にて新店舗オープン。やっと落ち着いたかと思った矢先、何故か発祥の地でも再開と謎の経緯を辿っている。お家騒動の臭いがプンプン漂ってくるね。ま、それは置いといて、久しぶりに訪ねてみたが、特徴的に甘い味噌ダレと鼻孔をくすぐる山椒の香りは相変わらずで星3つ。 自分の中では岐阜で3

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  • 僕的には『ポクテキ』の日だったんだ@「とんかつの松屋」 - 氷の上のさかな

    久しぶりに「松屋」に行ってみた。「松屋」とはいえ、牛丼チェーンの「松屋」ではない。「とんかつの松屋」だ。岐阜市民ならば50%くらいの人は知っているよね?え、大杉漣?いや、多すぎる?じゃ、49%ということで。 ランチ時は混雑することを知っていたので11時のオープンに合わせ11時20分に入店した。わっさいびーん。誤差20分や許容できる沖縄ぬ血ぃが流れている(ごめんなさい。誤差20分は許容できる沖縄の血が流れているの)。 ところが既に満席に近い状態だった。こんなくっそ暑い時に危うく外で並ばされるところだったぜ。 「お一人様ですか?」 「はい」 「では右奥のカウンター席をお使い下さい」 カウンター…?そんなのあったっけ?半信半疑で向かったら、ただテーブルを一方向からしか座れなくしてあっただけだった。紛らわしい。 大学生風の若い男の子が水差しと一緒に水を持ってきてくれた。 「ご注文はお決まりですか?

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  • 痛くしてごめんね - 氷の上のさかな

    「中古でダクトフートどこかで手に入らないですか?」 と施工業者に尋ねられた。 「そんなんあるんですか?!」 ダクトフードなんてもんはステンレスかブリキのような金属で、店の厨房の大きさに合わせ作られるものと言う印象しか無かったからだ。 「それがたまにあったりするんですよ。新しく作るよりも多少サイズが違ってようが中古の方が断然安いですからねぇ」 「へぇ~、探してみよっと」 ということで、数日ネットとにらめっこ。確かにヤフオク辺りでもダクトフードが出品されている。ただ、なかなかお眼鏡にかなうサイズがない。最低でも横1500mmはサイズとして欲しいところだ。 この際、合わせ技でも可ということだったので、750mmのダクトフードも併せて検索。すると同サイズのダクトが各々出品されているのを発見した。ラッキー☆ ただ、送料が各々5,000円掛かると書いてある。2つで1万円はちょっと勿体ない気がしててなら

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  • 「1日1糖の掟」 - 氷の上のさかな

    会津藩の武士の心得に「什(じゅう)の掟」というものがあり、最後の一行は「ならぬものはならぬのです」と括られる。「什の掟」に関しては各自でググるように。 コロナやら自然災害やら輸送コストの高騰やらコンテナ不足やら港湾の混乱やらに加えロシアウクライナ侵攻やら数え上げたらきりがない。というか、果たしてそれが原因なのかどうかもわからないのだが、なかなか店舗の設営工事が捗らない。エアコンや食洗機に必要となる動力電力の引き込みをお願いしてはあるのだが、何がどうしてそうなるのか、2ヶ月待ちなどとぬかしやがる。具体的な理由は定かではないが、ガス会社にしても給湯器が手に入らず困っているそうだ。各社に見積もりをお願いしたら、それが理由で断ってきた業者が3社あった。 結局、最終的に決定した業者も同じ回答だったが、取り敢えず給湯能力が若干劣る中古を設置し、新品が来たら交換するということで話が落ち着いた。やっと、

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