ブックマーク / waka-rukana.hatenadiary.com (353)

  • 共産主義とは資本主義の果てに現れる社会であり、共産主義国とは原理的にちょっとおかしいらしい - 日々是〆〆吟味

    主義と共産主義国家の変な関係 資主義対共産主義? 恐慌を分析するマルクス経済学 【ヴァルガ『世界経済恐慌史』】 資主義の次の時代の共産主義 【エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』】 共産主義国家はヘンテコ? 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/304/2021.02.16 資主義と共産主義国家の変な関係 家族・私有財産及び国家の起源: リュウィス・エッチ・モルガンの研究に因みて 作者:フリードリッヒ・エンゲルス 発売日: 2019/06/13 メディア: Kindle版 マルクスの歴史観は歴史観として、その延長線上に共産主義社会が訪れるとマルクスは考えたようです。 資主義対共産主義? このあたりが現代からするとよくわからなくなってしまいそうになるところで、共産主義っていうものは資主義と対立するようなもんじゃないのか、と思ってしま

    共産主義とは資本主義の果てに現れる社会であり、共産主義国とは原理的にちょっとおかしいらしい - 日々是〆〆吟味
  • マグドフ(1914-) 本【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味

    ハリー・マグドフ(Magdoff, Harry) ハリー・マグドフ(Magdoff, Harry) マグドフ著作リンク一覧 マグドフ著作一覧 マグドフ著作リンク一覧 現代の帝国主義 (岩波新書 小原敬士 訳. 岩波書店, 1969) 現代とレーニン(ポール・M.スウィージー, ハリー・マグドー 編, 坂井秀夫, 岡俊孝 訳. 福村出版, 1972) アメリカ主義の動態(P.スウィージー共著, 岸重陳 訳. 岩波書店, 1978) アメリカの繁栄は終った!(P.スウィージー共著, 堀江忠男 監訳. 新評論, 1980) 帝国主義 : 植民地期から現在まで(大阪経済法科大学経済研究所 訳. 大月書店, 1981① ②) アメリカ主義の危機(P.M.スウィージー共著, 伊藤誠 訳. TBSブリタニカ, 1982) マグドフ著作一覧 現代の帝国主義 現代とレーニン アメリカ主義の動態

    マグドフ(1914-) 本【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味
  • 終末思想の意味ある歴史の目的論と日本のマンガ・アニメと共産主義と想像力の類似 - 日々是〆〆吟味

    終末思想とマルクス主義 ユダヤ・キリスト教と終末思想 日のマンガ・アニメの終末論ブーム 【五島勉『ノストラダムスの大予言』ノストラダムス『予言集』】 【武論尊,原哲夫『北斗の拳』宮崎駿『風の谷のナウシカ』大友克洋『AKIRA』】 【宮台真司,石原英樹,大塚明子『サブカルチャー神話解体』CLAMP『X』】 初期キリスト教と終末論 【聖書】 資主義の末に現れる共産主義 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/303/2021.02.15 終末思想とマルクス主義 マルクスの歴史観のうち唯物史観は歴史/社会を捉えるための原理的方法であったと思われるのに対し、階級闘争の歴史は未来に伸ばされた目的論のようになってしまっているようにも思えました。それはヘーゲルの歴史哲学に対するマルクスの態度のちょっとした角度の違いでもあるように思えるのですが、もうちょっと別の

    終末思想の意味ある歴史の目的論と日本のマンガ・アニメと共産主義と想像力の類似 - 日々是〆〆吟味
  • 主人と奴隷の意味なす弁証法と人類の歴史と階級闘争の歴史 - 日々是〆〆吟味

    ヘーゲルの主人と奴隷とマルクスの階級闘争の歴史 ヘーゲルの主人と奴隷 【ヘーゲル『精神現象学』】 主人と奴隷の階級闘争 【マルクス『共産党宣言』】 共通する目的のある歴史 前回のお話 ヘーゲルの主人と奴隷とマルクスの階級闘争の歴史 マルクスの歴史観に唯物史観と階級闘争の歴史というものがあるとお話してみたのですが、唯物史観の方はヘーゲルの観念論的歴史哲学に対抗するもののようであったのに対して、階級闘争の歴史はむしろヘーゲルの歴史観をそのまま引き継いだようなものになっているかもしれません。 ヘーゲルの主人と奴隷 というのもヘーゲルには主人と奴隷という有名なものがあります。『精神現象学』の中に書いてある一節でありますが、簡単に言えば次のようなものです。 【ヘーゲル『精神現象学』】 精神現象学 上 (平凡社ライブラリー0200) 作者:G.W.F.ヘーゲル 発売日: 2018/10/05 メディア

    主人と奴隷の意味なす弁証法と人類の歴史と階級闘争の歴史 - 日々是〆〆吟味
  • 階級闘争とはわかりやすくいえば、生産者を守るための無生産者が支配者になってしまって生産物を自分のものにしてしまう関係を打ち破るもの、かな? - 日々是〆〆吟味

    人間の集まりとべ物の在り処による社会階級の現れ方 マルクスと階級闘争の歴史 【マルクス,エンゲルス『共産党宣言』】 人々の集まりとい扶持 足りないべ物と略奪と戦士 無生産者による支配階級への転化 【オーウェル『動物農場』】 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/301/2021.02.11 人間の集まりとべ物の在り処による社会階級の現れ方 動物農場: 付「G・オーウェルをめぐって」開高健 (ちくま文庫) 作者:ジョージ オーウェル 発売日: 2013/09/10 メディア: 文庫 マルクスと階級闘争の歴史 マルクスの歴史観は唯物史観と呼ばれ、ヘーゲルの観念論的な歴史哲学に対抗するようなものでもありました。しかしマルクスにはもうひとつ有名な歴史観がありまして、それが階級闘争の歴史というものです。 【マルクス,エンゲルス『共産党宣言』】 マルク

    階級闘争とはわかりやすくいえば、生産者を守るための無生産者が支配者になってしまって生産物を自分のものにしてしまう関係を打ち破るもの、かな? - 日々是〆〆吟味
  • フーリエ(仏 1772-1837) 本 【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味

    シャルル・フーリエ(Fourier, Charles) シャルル・フーリエ(Fourier, Charles) フーリエ著作リンク一覧 フーリエ著作一覧 Wikipedia フーリエ著作リンク一覧 社団的社会主義要綱(世界大思想全集 安谷寛一 訳 春秋社, 昭和5) 四運動の理論 (世界古典文庫 副田満輝 訳. 日評論社, 1949 上  / 巌谷国士 訳. 現代思潮社, 1970 上① ② 下① ② → 新装版 古典文庫 2002 上 下) 調和社会の教育(『空想的社会主義教育論』 世界教育学選集 西出不二雄 訳. 明治図書出版, 1970) 愛の新世界(福島知己 訳. 作品社, 2006 → 増補新版 2013) 世界大思想全集 ([第2期] 第10 河出書房新社, 1959) 世界の名著(続 8 中央公論社, 1975① ② → 中公バックス 42  1980① ②) 注1:『四運

    フーリエ(仏 1772-1837) 本 【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味
  • 中世におけるアリストテレスの問題点 ~版違いで異なる内容、イスラーム経由での歪み、別人の著作との混同、という様々な問題 - 日々是〆〆吟味

    中世におけるアリストテレス アリストテレス哲学とトマス・アクィナス 中世におけるアリストテレスの著作の状況 【宮下志朗『普遍論争』】 版違いで内容の異なるアリストテレス イスラーム思想化されたアリストテレス トマス・アクィナスとアリストテレスの翻訳 【中世思想原典集成『トマス・アクィナス』】 トマス・アクィナスとアリストテレス偽書の気づき 【世界の名著『プロティノス,ポルピュリオス,プロクロス』】 前回のお話 中世の哲学とアリストテレスの微妙な関係 ~中世に知られていたアリストテレスはちょっとゆがんだ形で伝わっていた - 日々是〆〆吟味 中世におけるアリストテレス 分析論前書 分析論後書 (新版 アリストテレス全集 第2巻) 発売日: 2014/11/28 メディア: 単行 アリストテレス哲学とトマス・アクィナス アリストテレスはちょっとキリスト教と合わないところがあるのですが、論理学は

    中世におけるアリストテレスの問題点 ~版違いで異なる内容、イスラーム経由での歪み、別人の著作との混同、という様々な問題 - 日々是〆〆吟味
  • アリストテレスの思想/哲学とキリスト教神学の結びつきやすそうなところとあわなさそうなところ ~世界の始まりと根源からすべてを覆いつくす体系性 - 日々是〆〆吟味

    アリストテレス哲学とキリスト教神学 永遠としての世界 【アリストテレス『自然学』『形而上学』】 始まりのある世界 【聖書】 体系としてのアリストテレス哲学 前回のお話 クザーヌスの無限と神の絶対性とのちの世代へのつながり ~ブルーノの異端視される無限へとつながる正統派クザーヌスの無限 - 日々是〆〆吟味 アリストテレス哲学とキリスト教神学 自然学 (新版 アリストテレス全集 第4巻) 発売日: 2017/11/23 メディア: 単行 ところで宇宙や世界が無限であるということを問題としたということは、中世の宇宙観や世界観というものはある程度限定されているものとして考えられていたのかもしれませんね(よくわからない。読んだはずかもしれないけど、頭に残ってない)。そうした考え方の基礎となったのはヨーロッパにおいてイスラームから再輸入されたアリストテレスによってかと思いますが、どうもアリストテレス

    アリストテレスの思想/哲学とキリスト教神学の結びつきやすそうなところとあわなさそうなところ ~世界の始まりと根源からすべてを覆いつくす体系性 - 日々是〆〆吟味
  • ジョルダーノ・ブルーノと宇宙は無限としたしたことによるキリスト教内でのキリストの相対化という問題 - 日々是〆〆吟味

    ジョルダーノ・ブルーノと宇宙の無限とイエスの価値 ブルーノと宗教裁判 【清水純一『ルネサンスの偉大と退廃』】 宇宙と無限 【野田又夫『ルネサンスの思想家たち』】 無限な神と世界の在り方 イエス=キリストの絶対性と相対化 【ブルーノ『無限,宇宙および諸世界について』】 前回のお話 天文学史を書いた哲学者としてのアダム・スミス ~近代化されるまでの宇宙についての考え方の歴史を書いた意外な人 - 日々是〆〆吟味 ジョルダーノ・ブルーノと宇宙の無限とイエスの価値 ジョルダーノ・ブルーノの研究 作者:清水純一 発売日: 2003/11/01 メディア: 単行 ケプラーのお話の次となるとガリレオになるのですが、私はガリレオについてうまく説明出来るほど知りませんので(いえ、他の人たちだってよく知らないんですけど…)、ちょっとガリレオはすっとばさせてもらい別の人にお話を向けたいと思います。 ブルーノと宗

    ジョルダーノ・ブルーノと宇宙は無限としたしたことによるキリスト教内でのキリストの相対化という問題 - 日々是〆〆吟味
  • 【まとめ】大衆と庶民の似ているところと違うところ、もしくはその変化 ~メディアによって変質する?【43】 - 日々是〆〆吟味

    まとめ43 大衆と庶民の似ているところと違うところ、もしくはその変化 ~メディアによって変質する? このまとめの要旨 書いたものの一覧 現在時間がなくリンク切れのままとなっております。申し訳ありません。 まとめ43 大衆と庶民の似ているところと違うところ、もしくはその変化 ~メディアによって変質する? このまとめの要旨 大衆と庶民というのは同じような存在に思えるのですが、実は似て非なる存在であって、その違いについて書いたものについてのまとめ。 書いたものの一覧 www.waka-rukana.com 大衆と庶民って同じように思えますが実は違っていて、共同体的な存在として庶民があり、密接な共同体との価値観から引き剥がされたような存在が大衆なのではないでしょうか、ーというようなお話。 www.waka-rukana.com オルテガは大衆に対置する者としてエリート/貴族というものを想定しました

    【まとめ】大衆と庶民の似ているところと違うところ、もしくはその変化 ~メディアによって変質する?【43】 - 日々是〆〆吟味
  • サン=シモン(仏 1760-1825) 本【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味

    クロード・アンリ・ド・ルーヴロワ・サン=シモン(Saint-Simon, Henri) クロード・アンリ・ド・ルーヴロワ・サン=シモン(Saint-Simon, Henri) サン=シモン著作リンク一覧 サン=シモン著作一覧 Wikipedia サン=シモン著作リンク一覧 新基督教論 (社会科学叢書 兼谷美英 訳. 金星堂, 昭和3  / 世界大思想全集 『新キリスト教論』 安谷寛一 訳 / 『ジュネーブ人の手紙 : 他3篇』世界古典文庫版に収録 / 『産業者の教理問答 : 他一篇』岩波文庫版に収録) 産業者の政治的教理問答 (世界古典文庫 高木暢哉 訳. 日評論社, 1948 / 『産業者の教理問答 : 他一篇』 岩波文庫 森博 訳. 岩波書店, 2001) ジュネーブ人の手紙 : 他3篇 (世界古典文庫 大塚幸男 訳. 日評論社, 1948) 教育論(『空想的社会主義教育論』 世界

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  • 天文学史を書いた哲学者としてのアダム・スミス ~近代化されるまでの宇宙についての考え方の歴史を書いた意外な人 - 日々是〆〆吟味

    アダム・スミスと古い時代の天文学史 宇宙についての考え方の蓄積=天文学史 【アーレニウス『科学的宇宙観の変遷』】 古い時代の宇宙についての考え方 アダム・スミスと古い時代の天文学史 【アダム・スミス『国富論』】 【ステュアート『経済の原理』】 哲学者としてのアダム・スミス 【アダム・スミス『アダム・スミス哲学論文集』】 前回のお話 waka-rukana.com アダム・スミスと古い時代の天文学史 アダム・スミス 哲学論文集 作者:アダム・スミス 発売日: 1993/04/15 メディア: 単行 宇宙についての考え方の蓄積=天文学史 コペルニクスやティコ・ブラーエ、ケプラーにガリレオ、と宇宙の世界についての見方や考え方が新しくなってくるのはなんとも新しい時代の予感を感じなくもありませんが、その前にはアリストテレスによって打ち立てられ、プトレマイオスによって体系化された宇宙観というものがあ

    天文学史を書いた哲学者としてのアダム・スミス ~近代化されるまでの宇宙についての考え方の歴史を書いた意外な人 - 日々是〆〆吟味
  • 魔女狩りともはや中世ではないと思われる天文学的転換期のケプラーの母親における魔女裁判 - 日々是〆〆吟味

    中世の魔女狩りとケプラーの母 ケプラーの発見と現代と中世 ケプラーの母親と魔女狩り 【野田又夫『ルネサンスの思想家たち』】 魔女狩りと中世 【セリグマン『魔法』】 現代と魔女狩り 前回のお話 ケプラーの法則と新しい宇宙観を生み出したティコ・ブラーエの助手ヨハネス・ケプラー - 日々是〆〆吟味 中世の魔女狩りとケプラーの母 ケプラーの夢 (講談社学術文庫 (687)) 作者:ヨハネス・ケプラー メディア: 文庫 ケプラーの発見と現代と中世 ケプラーの登場によって古代から続いていたそれまでの宇宙観が打破される決定的な考え方がひとつ現れてきました。こうして中世は徐々に終わっていくのだと思いますが、ケプラーの発見だけ見れば現在の私たちの世界とほとんど同じようにも見えてきそうです。 しかしこのような新しい時代、それも私たちの生きている世界とさほど変わらない、というか私たちの生きている世界を作っていく

    魔女狩りともはや中世ではないと思われる天文学的転換期のケプラーの母親における魔女裁判 - 日々是〆〆吟味
  • ケプラーの法則と新しい宇宙観を生み出したティコ・ブラーエの助手ヨハネス・ケプラー - 日々是〆〆吟味

    新しい宇宙観とケプラーの偉業 ケプラーの偉大な一歩 ティコ・ブラーエの助手ケプラー 【ジョシュア,アン・リー『ケプラー疑惑』】 ケプラーの3法則 【野田又夫『ルネサンスの思想家たち』】 【ケプラー『新天文学』『宇宙の神秘』『宇宙の調和』】 前回のお話 ティコ・ブラーエの研究内容により更新された新しい宇宙観 ~されど未だ抜け出せぬ地球の位置と当時評価された第三の説 - 日々是〆〆吟味 新しい宇宙観とケプラーの偉業 ケプラーの夢 (講談社学術文庫 (687)) 作者:ヨハネス・ケプラー メディア: 文庫 ティコ・ブラーエによって集められた天体データですが、これを通してさらに新しいひとつの見解を生み出すのがティコ・ブラーエの助手でもあったケプラーという人でした。 ケプラーの偉大な一歩 ケプラーはなんでも天文学においてはとても偉い人だそうで、ガリレオやデカルトよりも大きな一歩を進んだのだそうです。

    ケプラーの法則と新しい宇宙観を生み出したティコ・ブラーエの助手ヨハネス・ケプラー - 日々是〆〆吟味
  • ティコ・ブラーエの研究内容により更新された新しい宇宙観 ~されど未だ抜け出せぬ地球の位置と当時評価された第三の説 - 日々是〆〆吟味

    ティコ・ブラーエの宇宙観とアリストテレスに沿った古い宇宙観 ティコ・ブラーエと古い宇宙観 【アリストテレス『天について』,プトレマイオス『アルマゲスト』】 新しい宇宙観と地球の関係 第三の説としてのティコ・ブラーエ説 【野田又夫『ルネサンスの思想家たち』】 前回のお話 ティコ・ブラーエの宇宙観とアリストテレスに沿った古い宇宙観 アルマゲスト 作者:プトレマイオス メディア: 単行 ティコ・ブラーエによって長年の年月により蓄積された天体情報ですが、それだけがあったからといってアリストテレス/中世的宇宙観が破られるわけではありません。データというものはデータでしかありませんからね。それを整理してひとつの観点から判断して、新しい世界観を築くことによって古い世界観は打ち破られるわけです。 さて、そのお話の前にもう少しだけティコ・ブラーエのお話を続けてみたいと思います。 ティコ・ブラーエと古い宇宙

    ティコ・ブラーエの研究内容により更新された新しい宇宙観 ~されど未だ抜け出せぬ地球の位置と当時評価された第三の説 - 日々是〆〆吟味
  • アリストテレスの宇宙論の世界観を打破するために用意された経験的に確かめられた天文データの蓄積と望遠鏡による新しい宇宙観 - 日々是〆〆吟味

    アリストテレスの宇宙観と打破するための道具としての望遠鏡と蓄積されたデータ 中世末期とアリストテレス ガリレオの登場とその背景 【ガリレオ『新科学対話』】 アリストテレスと経験の学 【アリストテレス『動物誌』】 【アリストテレス『自然学』『宇宙論』】 宇宙についての経験の学 【ロジャー・ベイコン『大著作』,中世思想原典集成精選5】 望遠鏡と宇宙の観測データとティコ・ブラーエ 前回のお話 中世とは論理学上位の価値観の世界であったが、暗黒時代と後世に呼ばれた中世から脱出することとなったアリストテレス的ではない新しい宇宙観 - 日々是〆〆吟味 アリストテレスの宇宙観と打破するための道具としての望遠鏡と蓄積されたデータ 科学の名著〈3〉 ロジャー・ベイコン 発売日: 2016/11/04 メディア: Kindle版 中世末期とアリストテレス 中世後期にはアリストテレスの考え方が絶対的かつ支配的だっ

    アリストテレスの宇宙論の世界観を打破するために用意された経験的に確かめられた天文データの蓄積と望遠鏡による新しい宇宙観 - 日々是〆〆吟味
  • 【まとめ】オルテガ『大衆の反逆』の紹介と解説 ~もしくは大衆の特徴【42】 - 日々是〆〆吟味

    まとめ42 オルテガ『大衆の反逆』の紹介と解説 ~もしくは大衆の特徴 このまとめの要旨 書いたものの一覧 現在時間がなくリンク切れのままとなっております。申し訳ありません。 まとめ42 オルテガ『大衆の反逆』の紹介と解説 ~もしくは大衆の特徴 このまとめの要旨 大衆について分析したオルテガの『大衆の反逆』について書いたものをまとめてあるのですが、そこここでオルテガの言っていたことを逸脱して書いている側面もあります。よければオルテガ自体を読んでもらえれば幸いですが、どんなもんかとここにあるものを読んでもらえても嬉しいです。 書いたものの一覧 www.waka-rukana.com 大衆の問題について最初に鋭い分析を行ったのはスペインの哲学者オルテガの『大衆の反逆』だと思われますが、そのことについて書いていこうという話初めの回。 www.waka-rukana.com オルテガによれば大衆は近

    【まとめ】オルテガ『大衆の反逆』の紹介と解説 ~もしくは大衆の特徴【42】 - 日々是〆〆吟味
  • ヒックス(英 1904-1989) 本【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味

    ジョン・リチャード・ヒックス(Hicks, John) ジョン・リチャード・ヒックス(Hicks, John) ヒックス著作リンク一覧 ヒックス著作一覧 Wikipedia ヒックス著作リンク一覧 景気循環論 (岩波現代叢書 古谷弘 訳. 岩波書店, 1951 → 改版 1965) 経済の社会的構造 : 経済学入門(酒井正三郎 訳. 同文館, 1951 → 第3版 1961 → 第4版  1972① ②) 価値と資 : 経済理論の若干の基原理に関する研究 (岩波現代叢書 安井琢磨, 熊谷尚夫 共訳. 岩波書店, 1951 第1 第2 → 改版 1965 第1① ② 第2① ② → 岩波文庫 1995 上 下) 賃銀の理論(内田忠寿 訳. 東洋経済新報社, 1952 → 新版 1965) 需要理論 (岩波現代叢書 早坂忠, 村上泰亮 訳. 岩波書店, 1958) 世界経済論(大石泰彦 訳

    ヒックス(英 1904-1989) 本【著作(翻訳)ブックリスト一覧/リンク(Amazon)】 - 日々是〆〆吟味
  • 中世とは論理学上位の価値観の世界であったが、暗黒時代と後世に呼ばれた中世から脱出することとなったアリストテレス的ではない新しい宇宙観 - 日々是〆〆吟味

    中世の価値観や論理学上位からの脱出と新しい宇宙観 中世と論理学と暗黒時代 中世批判と暗黒時代 【山内志朗『普遍論争』】 【エラスムス『痴愚神礼讃』】 中世批判と新しい見方 【プトレマイオス『アルマゲスト』】 新しい宇宙観の誕生 【ガリレオ『天文対話』,ブルーノ『無限,宇宙および諸世界について』】 前回のお話 中世ヨーロッパの暗黒時代のイメージと裏腹に、高度に維持・発展させられていた中世論理学の意義と、物事の認識のために必要な基礎となる論理学と数学との違い - 日々是〆〆吟味 中世の価値観や論理学上位からの脱出と新しい宇宙観 アルマゲスト 作者:プトレマイオス メディア: 単行 中世と論理学と暗黒時代 どうも論理だけでは人間中々正しいものへといたれないようです。それを支えるのが数学ということになるのかもしれませんが、論理学から数学へいくためにはまっすぐな道があったわけでもないようです。 中

    中世とは論理学上位の価値観の世界であったが、暗黒時代と後世に呼ばれた中世から脱出することとなったアリストテレス的ではない新しい宇宙観 - 日々是〆〆吟味
  • 中世ヨーロッパの暗黒時代のイメージと裏腹に、高度に維持・発展させられていた中世論理学の意義と、物事の認識のために必要な基礎となる論理学と数学との違い - 日々是〆〆吟味

    中世における論理学の意義と物事の認識の土台となる論理学と数学の違い 論理学と基教養 【アリストテレス全集1,2】 現代の数学のような中世における論理学の地位 【ブロック『王の奇跡』『封建社会』】 【中世思想原典集成19】 論理的世界観としての中世 〜神は論理の矛盾と共に? 論理と物事の決着としての経験的世界観 前回のお話 アリストテレスの時点で相当の完成を達していた道具としての論理学=オルガノンと、現在まで残るアリストテレスの著作における数奇な運命の経緯 - 日々是〆〆吟味 中世における論理学の意義と物事の認識の土台となる論理学と数学の違い 分析論前書 分析論後書 (新版 アリストテレス全集 第2巻) 発売日: 2014/11/28 メディア: 単行 論理学と基教養 アリストテレスによって古代にも関わらず非常に高度に完成されていた論理学ですが(他にもアリストテレスは色々すごいんですけ

    中世ヨーロッパの暗黒時代のイメージと裏腹に、高度に維持・発展させられていた中世論理学の意義と、物事の認識のために必要な基礎となる論理学と数学との違い - 日々是〆〆吟味