第180回目は「里見八犬伝」です。 出典amazon.co.jp 1983年の日本のファンタジー時代劇です。 *以降ネタバレ注意です。 江戸時代に書かれた「南総里見八犬伝」の映画化です。 しかし、原作とはかけ離れたオリジナルストーリーになっています。 長大な原作を一本の映画にまとめたことを考えれば、評価するべき変更だったように思います。 物語は戦国時代、里見義実(さとみよしざね)は蟇田定包(ひきたさだかね)を討伐します。 定包の妻、玉梓(たまづさ)こそが悪の権化であり、領民を苦しめていました。 里見義実は火をかけて、玉梓を焼き殺しました。 死ぬ間際、玉梓は里見家に呪いをかけてしまいます。 その後、里見家は隣国に攻められ滅亡の危機となりました。 里見義実は愛犬の八房(やつふさ)に 「敵将の首を取ってくれば、褒美に娘の伏姫を嫁にくれてやる」と戯れに言ってしまいました。 そして、八房は見事に敵将