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  • 里見八犬伝 - カズマの一期一映日記

    第180回目は「里見八犬伝」です。 出典amazon.co.jp 1983年の日のファンタジー時代劇です。 *以降ネタバレ注意です。 江戸時代に書かれた「南総里見八犬伝」の映画化です。 しかし、原作とはかけ離れたオリジナルストーリーになっています。 長大な原作を一映画にまとめたことを考えれば、評価するべき変更だったように思います。 物語は戦国時代、里見義実(さとみよしざね)は蟇田定包(ひきたさだかね)を討伐します。 定包の、玉梓(たまづさ)こそが悪の権化であり、領民を苦しめていました。 里見義実は火をかけて、玉梓を焼き殺しました。 死ぬ間際、玉梓は里見家に呪いをかけてしまいます。 その後、里見家は隣国に攻められ滅亡の危機となりました。 里見義実は愛犬の八房(やつふさ)に 「敵将の首を取ってくれば、褒美に娘の伏姫を嫁にくれてやる」と戯れに言ってしまいました。 そして、八房は見事に敵将

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  • リング - カズマの一期一映日記

    第179回目は「リング」です。 出典amazon.co.jp 1998年の日のホラー映画です。 *以降ネタバレ注意です。 今や、日を代表するホラー映画と言っても過言ではないでしょう。 おそらく日人で、その存在を知らない人はいないでしょう。 しかし、意外と映画を観たという人は少ないかもしれません。 映画のキャラクターが一人歩きしている感じです。 そこだけがクローズアップされていますが、まだ観ていない人は、映画自体の怖さを是非体験して欲しいです。 私はこの映画にはかなり衝撃を受けました。 ホラー映画の中でここまで面白いと感じた作品はなかったと思います。 物語は巷で噂の「呪いのビデオ」について取材している浅川玲子が主人公です。 「呪いのビデオ」とは、観た人を1週間後に殺してしまうという代物で、高校生の間で話題となっていました。 ある時、浅川玲子は突然死した姪の大石智子の葬儀に参列する。 そ

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  • ゲティ家の身代金 - カズマの一期一映日記

    第178回目は「ゲティ家の身代金」です。 出典amazon.co.jp 2017年のアメリカ・イギリス合作の実話を基にしたクライムサスペンス映画です。 フィクションとノンフィクションでは映画の見かたが随分と変わると思います。 フィクションの場合は「いかに楽しませるか」という演出と脚が必須だと思います。 逆にノンフィクションの場合は「いかに事実に近づけるか」という演出と脚になるように思います。 更に言えば、フィクションの場合は「いかにリアリティを持たせるか」が勝負であり。 ノンフィクションの場合は「いかにフィクションを交えるか」が鍵になっているように思います。 100%事実では映画として成立しない場合もあると思うので、ある程度の脚色は必要だと思います。 しかし、この映画はまるで事実とは信じられない様な部分が事実なのだそうです。 そういう意味では、かなり衝撃的な映画でした。 物語は、大富豪

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  • さよなら銀河鉄道999 - カズマの一期一映日記

    第177回目は「さよなら銀河鉄道999ーアンドロメダ終着駅ー」です。 出典amazon.co.jp 1981年の日のアニメ映画です。 *以降ネタバレ注意です。 「銀河鉄道999」の直接の続編です。 私は続編というものがあまり好きではありません。 綺麗に完結したのに、実は更なる不幸が待ち受けていたとなれば最悪です。 もちろん中には、ターミネーター2やエイリアン2のような素晴らしい作品もあります。 ですが、続編が駄作だった場合は目も当てられません。 続編を観るには勇気が必要です。 私は続編鑑賞恐怖症なのです。 さて、ではこの「さよなら銀河鉄道999」はどうでしょうか。 実は私はこの作品を受け入れることが、ずっとできていませんでした。 しかし、今回鑑賞したことで、やっと納得することができました。 いろいろと考察の余地はあると思いますが、良い作品だと思います。 物語は前作の2年後。 地球は人間と

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  • 銀河鉄道999 - カズマの一期一映日記

    第176回目は「銀河鉄道999」です。 出典amazon.co.jp 1979年の日のアニメ映画です。 *以降ネタバレ注意です。 私は松零士の作品が好きです。 この「銀河鉄道999」は松零士の作品世界の原点、もしくは中心点となる作品です。 松零士作品の中では最高傑作です。 是非一度は観ておいてほしい作品です。 物語はかなり未来の地球から始まります。 その時代では裕福な人間は機械の身体を手に入れ、永遠の命を謳歌していました。 一方、貧乏人は極貧の生活を強いられています。 主人公、星野鉄郎も極貧生活者でしたが、彼には夢があります。 宇宙の果てに機械の身体をタダでくれる星があるというのです。 そのために鉄朗は銀河鉄道999に乗りたいと思っていました。 ところが、999のパス(乗車券)は高額すぎて買えません。 そこで鉄朗は機械化人間からパスを強奪します。 鉄朗は警察に追われ逃亡しますが、つ

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  • 第2回カズミック映画賞 - カズマの一期一映日記

    あけましておめでとうございます。 今年はコロナの影響もあり何処へも行けずでした。 その分、映画を沢山鑑賞しました。 来年あたりはワクチンなども開発され、コロナが沈静化することを期待しています。 全然関係ない話ですが、一つ予言してもいいですか? 「今年(もしくは2、3年の間)にアメリカで初の女性大統領が誕生する」 なんてことが起こるかもしれません。 ただの思いつきですが、現実になったらこの記事を思い出してください。 さて、それでは私ことカズマが勝手に選ぶ 第2回カズミック映画賞を開催します。 ノミネート作品は令和2年に私が観た全ての映画、ドラマ、アニメが対象です。 では、まず ◆動物賞◆ 役者 ジェド 役名    ハスキー犬 作品 遊星からの物体X 出典amazon.co.jp (写真は映画ホワイト・ファングのもの) ハスキー犬は公開当時はまだ日に馴染みがなかったと思います。 キング・コン

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  • マイ・インターン - カズマの一期一映日記

    第175回目は「マイ・インターン」です。 出典amazon.co.jp 2015年のアメリカ映画です。 *以降ネタバレ注意です。 私の記憶が正しければ、私の若い頃にはインターンなんて言葉はなかったと思います。 聞くところによると日でも2000年以降はインターンが普及しているそうです。 詳しいことは分かりませんが、私の感覚でザックリ言うとインターンとは職場体験のことです。 大学生が在学中に職場体験するのが、今は主流だそうです。 日では10日ほど、アメリカなどでは6ヶ月など、インターンとして働くことがあるそうです。 試用期間とは訳が違うようです。 色々、社会問題もあるようですが、若い人にはインターンは馴染みがあるのでしょう。 物語はシニア・インターン制で、ファッション通販会社にやってきた70歳のベン・ウィトカーが主人公です。 若い女性社長ジュールズ・オースティンはベンを適当に扱っていまし

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  • ゴーストバスターズ - カズマの一期一映日記

    第174回目はゴーストバスターズです。 出典amazon.co.jp 1984年のアメリカSFコメディ映画です。 *以降ネタバレ注意です。 コレコレ! これこそ私が求めている映画です。 久しぶりに観ましたが、やはり面白かったです。 映画には様々なジャンルがあってそれぞれ楽しみ方が違うと思います。 娯楽映画としては最高の出来だと思います。 この映画を私は公開当時映画館で観ましたが、その当時の興奮が蘇りました。 現代の作品と比べると映像的には目劣りするかもしれませんが、最近の作品にはない魅力を感じます。 私の思い出補正が掛かっているのかもしれません。 それでも、一度は観ておいて欲しい作品です。 物語はニューヨークのコロンビア大学で、超常現象、超心理学を研究しているピーター・ベンクマン博士、レイモンド・スタンツ博士、イーゴン・スペンクラー博士が主人公です。 いわゆる幽霊を研究している3人ですが

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  • ミュウと夏への扉 - カズマの一期一映日記

    寒くなってまいりましたね。 今年も残すところあと僅かとなりました。 皆さん、元気に過ごしておられますでしょうか? 今年は例年よりも暖かいと思っていましたが急に寒くなって来ましたね。 さてさて、私の感覚では冬になるとネコはコタツで丸くなり、ファンヒーターの前を占領するものだと思っていました。 我が家にはコタツはありませんが、ファンヒーターがあります。 しかし、我が家の愛ミュウはファンヒーターをつけても、全然見向きもしません。 普通はというか、私の想像ではネコはファンヒーターに近づきすぎて、火傷してしまうかもしれないと思っていました。 ところが、全く心配の必要はありませんでした。 全然、寒さなど気にしていない様子です。 夜には寝室以外は極寒の状況です。 それでもミュウは 「ドアを開けてニャ」 と寝室のドアを前足で叩いて催促します。 寝室の外に出て、なかなか帰ってきません。 ミュウは寒さなんか

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  • シックス・センス - カズマの一期一映日記

    第173回目は「シックス・センス」です。 出典amazon.co.jp 1999年のアメリカのホラー映画です。 *以降ネタバレ注意です。 *激しくネタバレ注意です。 私は霊感はまるでないのですが、幽霊は怖いです。 なので、1人でいるのがとても怖いです。 時々、1人でいると何もないのに恐怖でブルブルと震えてしまいます。 水木しげるによるとそれは「妖怪ぶるぶる」の仕業だそうですが。 そう聞くと、やっぱり怖いです。 ぶるぶる……。 さて、物語は幽霊が見える少年コールと、彼を救おうとする小児精神科医のマルコムの交流が描かれています。 マルコムは多くの子供を救って表彰されるほどの名医でした。 ところが一年前、マルコムの自宅に患者のビンセントが侵入してきます。 ビンセントはマルコムが信じてくれなかったと言って自殺してしまいます。 そのことを後悔しているマルコムは同じ症状を患っているコールを、今度こそ救

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  • キャデラック・レコード - カズマの一期一映日記

    第172回目は「キャデラック・レコード」です。 出典amazon.co.jp 2008年のアメリカの実話を基にした映画です。 *以降ネタバレ注意です。 私は音楽が好きです。 好きなジャンルは、ロック、ハードロック、ヘヴィメタルです。 何を持ってロックとカテゴライズするのかは人それぞれだと思います。 音楽のカテゴリーなんていい加減なものです。 そんな中で、ふと最初のロックって何だろうと考えたことはありませんか? ロックの母体となっているブルースとロックの違いなんて私には正直なところ、良くわかりません。 曖昧なものだと思います。 それでもロックがどこから来て、どこへ行くのか興味は尽きません。 そこで、この映画「キャデラック・レコード」です。 私はこの映画をロックの歴史の1ページ目に認定します。 もちろん個人的感想でですが、私の中で踏ん切りが着いた作品です。 物語は1940年代まで遡ります。 主

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  • アイアンマン - カズマの一期一映日記

    第171回目は「アイアンマン」です。 出典amazon.co.up 2008年のアメリカのヒーロー映画です。 *以降ネタバレ注意です。 正直なところ、アメリカのヒーローと言えば、スーパーマンとスパイダーマンとバットマンくらいしか知りませんでした。 アイアンマンについては、ほぼ知らなかったと思います。 今ではアメコミの知識も増えてきたのでアイアンマンがアメコミヒーローのリーダー的存在ということも分かって来ました。 と、思っていたら、わっさわっさとアメコミヒーローが次々と映画化され、なんと一つの世界で活躍してるというのです。 いわゆるアベンジャーシリーズです。 こういう統一世界の作品が私は結構好きです。 日で言えば、銀河鉄道999にキャプテンハーロックが登場する様な感じです。 手塚治虫の「マリン・エクスプレス」の方が近いかもしれませんね。 そのアベンジャーシリーズの第1作目が「アイアンマン」

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  • GODZILLA - カズマの一期一映日記

    第170回目「GODZILLA」です。 出典amazon.co.jp 1998年のアメリカの怪獣映画です。 公開当時、日が誇る怪獣ゴジラがハリウッドで映画化されるということで、それはもう大騒ぎだった様に記憶しています。 ゴジラの姿も極秘になっていて、予告では足先だけが映っているという状態でした。 ゴジラファンはさぞかし期待に胸を膨らませていたことだと思う。 もちろん私もその1人でした。 私は観賞後、ゴジラファンの友人に感想を伝えました。 私はハリウッド版ゴジラに大満足していました。 しかし友人の言葉は 「あんなもんゴジラじゃねえ!」 でした。 確かに出てくる怪獣は明らかにゴジラではないのですが、ゴジラのコンセプトはしっかりと表現できていると感じました。 どうやら世間では、どうやら賛否両論の様です。 いや、もしかしたら否定派の方が多いのかもしれません。 非常に残念ですが、私はこの映画が好き

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  • 告白 - カズマの一期一映日記

    第169回目は「告白」です。 出典amazon.co.jp 2010年の日のサスペンス映画です。 *以降ネタバレ注意です。 私にはドラマなどで、どうしても嫌いというか、納得のいかないシーンがあります。 例えば、刑事ドラマで3件の連続殺人事件が起こったとします。 犯人は殺された恋人の復讐をしようとしています。 法の目をかいくぐった恋人の仇を自分の手で裁こうというのです。 そして犯人は、最後の復讐相手を追い詰めます。 犯人は銃を復讐相手に向けていますが、なかなか撃ちません。 刑事ドラマで、よくあるシチュエーションです。 「今撃てよ!すぐ撃てよ!早く撃てよ!」 テレビの前で私は声援を送ってしまいます。 そこにギリギリ刑事がやってきます。 刑事 「やめろ!そんなことをしても、恋人は喜ばないぞ!」 私 「騙されるなー!撃ってしまえー!」 家族はドン引き。 しかし、犯人は銃を降ろしてしまいます。 刑

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  • 寄生獣 - カズマの一期一映日記

    第168回目は「寄生獣」です。 出典amazon.co.jp 2014年の日のアクションホラー映画です。 *以降ネタバレ注意です。 人間に寄生し頭部を乗っ取ってしまう寄生生物「パラサイト」と人類の戦いを描いた作品。 私はこの作品が結構好きです。 ホラーと言ってもあまり怖くはありません。 グロいと感じる描写の方が多いと思います。 話の展開が割と大雑把ですが、是非最後まで観て欲しいです。 物語は海中から現れた謎の卵が孵化するところから始まります。 卵からかえった幼虫はある人間の耳から頭部に侵入しました。 また別の家で、主人公の泉新一は幼虫の頭部への侵入をなんとか阻止しました。 幼虫は新一の右の手から体内に侵入しましたが、途中で動かなくなりました。 翌朝、頭部を乗っ取られた男性は、頭が変形し、べてしまいました。 一方の新一は右手が変形し、喋る様になりました。 右手は「ミギー」と名乗り新一

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    akmuzifal6489
    akmuzifal6489 2020/12/10
    原作のファンでした。映画はまだだったので観てみようと思います。😃
  • orange -オレンジ- - カズマの一期一映日記

    第167回目は「orange」です。 出典amazon.co.jp 2015年の日恋愛映画です。 *以降ネタバレ注意です。 私はあまり恋愛ものには興味がわかないのですが、この映画はほんの少しだけSF要素があるので、他の作品とは一味違う作品になっていると思います。 舞台は長野県松市。 主人公、高宮菜穂は高校2年生になった始業式の日、差出人の名前が自分の名前になっている手紙を受け取った。 10年後の自分から届いた手紙だった。 菜穂は最初、誰かのイタズラかと手紙を信じなかった。 しかし、手紙に書かれた通り、成瀬翔が転校生としてやってきた。 それからも手紙に書かれたことが予言通りに的中し、菜穂は手紙を信じる様になる。 10年後の菜穂は、人生に後悔しており、16歳の菜穂に手紙を送って来た。 菜穂に後悔を回避させ、未来を変えるために。 果たして菜穂は未来を変えることができるのでしょうか? 是非、

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  • 宇宙兄弟 - カズマの一期一映日記

    第166回目は「宇宙兄弟」です。 出典amazon.co.jp 2012年の日の宇宙開発映画です。 *以降ネタバレ注意です。 宇宙開発ものといえば、ほぼアメリカの作品しかないので、アメリカの独壇場と言って良いでしょう。 しかし「宇宙兄弟」は格的な宇宙開発ものなのです。 日で、宇宙開発ものがあるのは、なんとなく嬉しい気持ちがあります。 舞台は2025年の近未来です。 少年時代にUFOを目撃した南波六太と弟の南波日々人は将来、2人で宇宙飛行士になることを約束した。 約束通り、日々人は宇宙飛行士となったが、六太は車のデザイナーになっていた。 ひょんなことから会社をクビになってしまった六太の元にJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)から封書が届く。 それは宇宙飛行士選抜試験の書類審査通過の通知であった。 六太は日々人との約束を叶えるべく、宇宙飛行士選抜試験に挑戦する。 果たして六太

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  • アイ アム ア ヒーロー - カズマの一期一映日記

    第164回目は「アイ アム ア  ヒーロー」です。 出典amazon.co.jp 2016年の日のゾンビ映画です。 私は割とゾンビ映画が好きです。 しかし、ゾンビ映画はほぼ同じような内容ばかりなので、ハードルの高い作品だと言えます。 一定のゾンビファンがいる為、収益の見込みが立つので、作りやすいのでしょう。 巷には膨大な量のゾンビ映画が氾濫しています。 それだけに、オリジナリティを出すのが難しいのではないでしょうか。 ゾンビ映画を観るのは好きですが、特別面白かったという作品にはなかなか出会えません。 そんな中、珍しく日のゾンビ映画が出てきました。 舞台が日というだけで雰囲気も違いますし、一味違う作品に仕上がっていたと思います。 主人公は漫画家のアシスタントをしている鈴木英雄。 言いたいことも言えない様な気弱な性格です。 自身も漫画家を目指しているが、作品は認めてもらえずに15年が経過

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  • アオイホノオ - カズマの一期一映日記

    第163回目は「アオイホノオ」です。 出典amazon.co.jp 2014年の日テレビドラマです。 私は若い頃、バンドを組んでいたことがあった。 バンドと言っても、ライブはしたことがないし、大した実力もなかった。 スタジオを借りて、ジャムセッションする程度だった。 私は、メンバーの中でも特に下手っぴーだった。 しかし、私の心は一流ミュージシャン気取りだった。 バンドを組んでいるだけで、まるで世界の頂点に立ったような気分になっていたのだ。 当時の私は自己陶酔で、べろんべろんに酔っ払っていたのである。 そんなある日、ストリートミュージシャンのミノルが駅前で演奏していた。 ミノルは頻繁に出没していたので、私はその度にミノルの演奏を聴いていた。 「ここいらのストリートミュージシャンの中ではミノルが1番の実力者だな」 私は音楽の評論家でもなんでもないが、ミノルの演奏を高く評価していた。 「今は

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  • ルームメイト(邦画) - カズマの一期一映日記

    第162回目は邦画の「ルームメイト」です。 出典amazon.co.jp おや……。 前回、「ルームメイト」という映画について書きましたが、邦画にも「ルームメイト」という映画がありました。 2013年のサイコスリラー作品です。 リメイクではないようですが、あらすじを見る限り似たようなもんだろうと感じました。 きっと大したことない、わざわざ観るほどでもないだろう。 この映画はスルーしてしまおう。 …………あーーーーっでも、気になる! 一応、念のために観てしまおう。 もしかしたら面白いかもしれないし。 面白くなくても「日米ルームメイト対決」として比べてみるのも一興ではないか。 そんな気持ちで、あまり期待せずに鑑賞してしまいました。 物語は主人公、萩尾春海が交通事故で入院しているところから始まります。 入院中、看護師の西村麗子と親しくなり、退院後ルームシェアをすることになります。 最初は順調で楽

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