南米原産の強毒アリ「ヒアリ」の駆除に、兵庫県立人と自然の博物館(兵庫県三田市)や国立環境研究所(茨城県)の研究グループが、ワサビの辛味成分で作った市販の防臭剤が効くことを発見した。人や環境に無害で価格を大幅に抑えられるという。論文は24日、科学誌に掲載された。 【写真】触るな!猛毒「カエンタケ」 兵庫で確認相次ぐ ヒアリは2017年5月、神戸港で陸揚げされたコンテナから国内で初めて見つかった。環境省によると、これまで15都道府県で48件の確認事例がある。 同館の橋本佳明主任研究員(63)によると、ヒアリ駆除には薬品の「臭化メチル」や「リン化水素」を気体にしてコンテナ、施設内に浸透させる方法が一般的だが、高額な上に健康被害の恐れもある。 橋本主任研究員らは昨年1月、ワサビの辛み成分「アリルイソチオシアネート」がヒアリ駆除に有効と突き止めた。大阪府の企業が同成分で防臭・防かび剤を商品化していた
新型コロナ感染拡大でマスクの品薄状態が長引く中、トリニティ(埼玉県)が販売を発表した単価39円の「原価マスク」が話題を呼んでいる。 発表によると、「原価マスク」は1枚39円(税込み43円)で、1箱50枚入り2176円(税込み、送料別)。1人4箱まで購入可能で、購入日から1週間は再購入ができない。送料は1箱495円、2箱以上は一律506円。 深刻なマスク不足の中、マスクが高額で転売されたり、不良品が出回ったりする問題が各地で発生。同社は「こうした状況を打破し、できる限り多くの人に使っていただけるよう適正な価格で届けたいと考えた」としている。 転売対策はパッケージに施した。 製品のパッケージには、仕入れ価格や輸送費といった価格構成のほか、 「原価=販売価格 2176円税込」 と大きく印刷されている。 同社は「元の販売価格が書いてあれば、転売する人はそれよりも高く売るのは難しくなるのでは」と抑止
街中で猫を見つけるとすかさず「猫さんだー、可愛いねー」と反応してしまうという3才の男の子。飼い猫の目の前で、道端で敷石をなぞる姿が道を教えているように見えたことから、お父様が「飼い猫に保育園までの道のりを仕込んで迎えに来てもらおうと画策をする息子」という文言とともにツイートすると「どっちもかわいい」との声が相次いだ。普段の息子さんと猫さんの関係性はどのようなものなのか、お父様に聞いた。 【写真】癒される…!ペットや兄弟姉妹との仲良しショットなど、SNSで話題のキッズフォトギャラリー ――猫さんは保育園までの道を覚えられたのでしょうか。 うちの猫さん、なかなかどうして超猫的性格の持ち主なので覚えていないと思われます(笑) ――息子さんが生まれる前から猫を飼っていたそうですが、すぐに打ち解けましたか。 一緒に暮らし始めた当時は猫は興味津々でしたが、息子は我関せずでした。 ――今はどのようなご関
「自宅の住所が、ネット通販業者の住所として、勝手に掲載されています」。北九州市の20代女性から、「あなたの特命取材班」に相談があった。業者のミスか、何らかの意図があるのか。なぞを探った。 【写真】アマゾンが宅配ロッカー設置へ 1月下旬、女性の自宅に着払いの荷物が届いた。女性の夫は、家族が購入したものと思って受け取った。その後、荷物に気づいた女性が宛名を見ると、会社名のような記載があった。 女性がインターネットで検索すると、大手通販サイト「アマゾン」に出品している雑貨販売業者がヒット。2年前に利用したことがある業者だ。その紹介ページには、所在地として女性の住所が示されていた。 女性はサイトを運営するアマゾンジャパン(東京)に連絡し、すぐに住所を訂正するよう求めた。しかし「勝手にページを消すことはできない。業者側に住所を訂正するよう連絡する」との返答だったという。 そこで直接連絡しようと、業者
神戸市中央区東川崎町1の市こども家庭センター(児童相談所)で当直業務を請け負うNPO法人の男性職員が、真夜中に助けを求めて訪れた小学6年の女児に対して「警察に相談しなさい」と伝えて追い返していたことが18日、同センターへの取材で分かった。女児はその後、交番に保護された。 【写真】高校生飛び降り 生徒「僕が先生にされたこと」 センターが夜間・休日の対応を委託しているNPO法人「社会還元センターグループわ」(同市北区)の男性職員。 女児は10日午前3時すぎ、一人で同センターを訪れた。インターホンを押して「家庭でもめ事があり、親から家を追い出された」と説明したが、男性職員は画面越しに「警察に相談しなさい」と対応。女児は約30分後、生田署の交番を訪れて保護された。 センターのマニュアルでは、夜間や休日に来庁者や通報があった場合、当番の職員はセンターの係長に報告して対応することになっていたが、男性は
女優・杏さんの夫で三児の父親である人気俳優の東出昌大さんが、映画で共演した「清純派」新進女優・唐田えりかさんと3年にわたり不倫をしていたことが、週刊文春の報道で明らかになった。現在、東出さんと杏さんは別居中だというが、もはや夫婦関係の修復は無理なのか。自らも不倫報道で苦心した経験を持つ元国会議員の宮崎謙介氏が、東出さんへの「手紙」という形式をとり、世の夫たちに夫婦関係修復の心得を説く。(元衆議院議員 宮崎謙介) 【心を入れ替えた宮崎謙介氏と、金子恵美氏の仲むつまじい写真はこちら】 東出昌大様 拝啓 街の風も骨身にしみる厳寒の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 先般の報道を受けて、東出様の心労は想像を絶するものと推察いたしますが、私はそのお気持ちを理解できる数少ない一人だと思い手紙をしたためております。日本中、いや、世界中から批判をされるかもしれませんが、私だけは貴方の応援者です。
・「地方自治は民主主義の学校」といわれる。 ・「流しの公務員」自認する山田朝夫氏、愛知県常滑市副市長に。 ・市民会議方式で市民病院を建て直し、経営改善を図った。 【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=47233でお読みください。】 「地方自治は民主主義の学校」という言葉がある。これは、イギリスの政治家ジェームズ・ブライスが残した言葉である。国に比べて、もっと住民の意見を反映させやすく、民主主義の理想に近いという意味である。議会も首長もどちらも、住民が直接投票し、選ぶからだ。住民の声に耳を傾け、意思決定する。そのプロセスこそが、民主主義の根幹をなす。 こうした精神が微塵とも感じられない市町村もある。市長が地元の商工会議所会頭と密室で決め
第96回箱根駅伝。連覇を狙う東海大学、出雲駅伝の勝者・國學院大学などが注目されているが、今年の箱根では「靴」をめぐる知られざる戦いが、さらに激化するといわれている。 「ナイキの『ヴェイパーフライネクスト%』はすごいイノベーションです。今やランニング界を席巻しています。今年の箱根駅伝も、80~90%の選手がこのシューズを履いて走ると私は予測しています」 『あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド! 2020』(ぴあMOOK)を刊行し、駅伝に関するマニアックな情報を発信するメディア「EKIDEN News」を主宰する西本武司氏は、選手の靴選びに注目している。その驚愕の世界を熱く語った。 この記事の写真を見る ■「合理的に考えて厚底ヴェイパー」の時代 ――箱根駅伝では「ヴェイパー」を履く選手が増えています。 箱根駅伝をはじめ、実業団の大会から市民ランナーまで、ランニングの世界はナイキの厚底シューズ「ヴェ
2017年、ナイキが「厚底シューズ」を発表して以降、世界の陸上長距離界はこのシューズなくして語れなくなった。“駅伝王国”日本も例外ではなく、お正月の風物詩となった、箱根駅伝でも厚底シューズが席巻している。 ブームから定着、好記録、勝利の前提条件とさえいわれるようになった厚底シューズの何がすごいのか? ランニングコーチの細野史晃氏に走りのメカニズムという観点から解説いただいた。 (解説=細野史晃、構成=大塚一樹【REAL SPORTS編集部】、写真=KyodoNews) 2017年、アメリカ・ナイキ社が5年の歳月をかけて開発した『Nike Zoom Vaporfly Elite』が発表された。「マラソンは上半身が9割」などの著作を持ち、物理や解剖学、生化学などの観点からランニングフォームを科学的に解析しているランニングコーチ、細野史晃氏は、このシューズ発売に際して「速く走るためのツールとして
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く