現地時間10月6日、ハンガリー西部コロンタール近郊にあるアルミニウムの精錬工場で、重金属や強アルカリ性の化学物質などの汚泥を溜めてある廃液の貯水池が決壊しました。 汚泥は周辺の町や村へと流れ込み、これまでに4人が死亡、100人以上がケガをする事態になっています。事故発生から3日経って、貯水池からの廃液流出は止まりましたが、復旧には相当な時間がかかると見られています。また、廃液はヨーロッパ有数の大河であるドナウ川へ到達、さらなる被害を生むのではないかと周辺諸国も危機感を募らせています。 事故発生直後の様子などは以下から。 事故のごく初期には死者1名、行方不明者3名、けが人10名という報道が行われていました。 Hungarian villages flooded with sludge as waste reservoir bursts | World news | The Guardian