27日に行われた「希望の党」の設立会見。早くも民進党との合流が取りざたされている(写真:つのだよしお/アフロ) 今月25日、唐突に発表された小池百合子東京都知事の「希望の党」立ち上げと代表就任。それ以前に、事実上の「小池新党」として、若狭勝・細野豪志両衆議院議員による新党立ち上げが準備されてきたが、小池知事はこの動きを「リセット」するとして自ら前面に立つ姿勢を示した。 政権が信任投票化を目論んだはずの選挙が、俄に「安倍vs.小池」の構図に急転しつつあるなか、小池新党たる「希望の党」はどの程度の集票力を持ち、また、選挙結果にどう影響してくるのか。 筆者が代表を務めるJX通信社では、昨年の東京都知事選や今年の東京都議選を通じて、都内の有権者を対象に十数回に渡る情勢調査を実施し、情勢分析や選挙結果の予測を発信してきた。そして、今回も、総選挙にあたり東京都内での「希望の党」のポテンシャルを探るべく