大規模通信障害について謝罪する高橋誠社長(写真:つのだよしお/アフロ) 7月2日土曜日から大規模に発生した、auなどKDDIモバイル通信サービスでの通信障害。影響した回線数は最大で3915万回線、スマートフォン向けは3580万回線と発表されており、単純計算で日本の人口の3分の1ほどに匹敵する巨大なものとなった。 個人だけではなく法人の物流関連、自動車関連、気象情報、銀行関連、交通関連など、かなり幅広く影響があったようだ。 ニュースを見ると、メンテナンスの一環として、モバイルコアネットワークと全国各地の中継網をつなぐコアルーターのうちの一拠点で、旧製品から新製品へのアップデートをする際に、通信トラフィックルート変更を実施するVoLTE(ボイスオーバーLTE)交換機でアラートが発生したとのことだ。 これを聞くと、通常のシステムメンテナンスではなく、旧製品から新製品にルーターを交換するシステムア
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