2011年1月7日のブックマーク (2件)

  • さあ、そろそろハックルベリーに会いに行こうじゃないか。 - 青色3号

    「孤独」って言葉は聞こえがよすぎていけない。これではいかんのだ。そんなに良いものなんかじゃないんだよ。それはつまり、みなから箸にも棒にもかからないものと認識されているということだ。みながみなにとってそうであり、だからこそ他人の生に介入することがいかに困難であるかってことを、これ見よがしなあれこれについて、まったく無駄に(そう、ほんとうに無駄に!)言葉を尽くす君はほんとうに分かっているのだろうか。すべてがあまりに独立に過ぎるからこそ、その区別は無意味であり、比較なぞできぬその必然的な結論として、特権なぞどこにもないのだからと、幼少の頃より自らに言い聞かせてきた。それを了解した上でで喋ることができるひとつの極は「わるふざけ」。それは至高の文芸であり文学でない。私はまず、まさにそれを愛する。 そしていま一つの極とは何か。「それはほんとうに言わずにはいられないことなのか?」漏れ出さざるを得ぬものに

    さあ、そろそろハックルベリーに会いに行こうじゃないか。 - 青色3号
    akttkc
    akttkc 2011/01/07
  • 世紀の作家バラードの到達点――中産階級が夢見る“革命” J・G・バラード『千年紀の民』[2011年1月]|今月の本の話題|Webミステリーズ!

    人々は世界を変えたいと思っている。 必要なら暴力も使うという。 でもその生活でセントラルヒーティングのスイッチが 切られたことはいちどもないんだ。(文より) ヒースロー空港で突如発生した爆破テロ。精神分析医デーヴィッド・マーカムはテレビ越しにその光景を眺めていたところ、事件に巻き込まれて負傷した先ローラを目撃する。彼は急ぎ病院に駆けつけたが、すでにローラの命は失われていた。その「無意味な死」に衝撃を受けて以降、彼女を殺したテロリストを捜し出すために、デーヴィッドは様々な革命行動に潜入を試みる。 そしてある日、保護団体の抗議活動の最中に警官と衝突した結果、裁判所に出向いたことをきっかけに、今度は高級郊外住宅地チェルシー・マリーナを“革命”の実験地とする謎の小児科医リチャード・グールドと女革命家ケイ・チャーチルとの奇妙な三角関係に没入することになった。 中産階級が熱狂する無差別テロという

    akttkc
    akttkc 2011/01/07
    読みたいなあ。まずはピンチョン読みきらんと。なんか読みたい本が多すぎて精神と時の部屋に入っておきたい。