ウクライナから避難する人々の受け入れが進む中、「ミャンマーにも同じ支援を広げてほしい」と日本の難民や移民施策についての議論を呼びかけるスースーさん=松山市で2022年5月30日午後7時44分、鶴見泰寿撮影 ロシアによる軍事侵攻を機にウクライナから逃れる人々を官民で迎える機運が高まっているが、難民支援関係者から「他国から避難した人との扱いが不平等すぎる」との声も出始めている。ウクライナ避難民の日本での受け入れ実績や待遇について、他の国の出身者らにはどう映るのか。 「ウクライナ避難民の特例的な受け入れを他国出身者にも広げてほしい。内戦続きで苦しむ人は他国にも多い」。愛媛大(松山市)で学び、母国でのクーデターの影響で帰国できなくなくなっているミャンマー人留学生のスースーさん(仮名)は静かにそう訴える。 2021年2月に国軍によるクーデターが起きたミャンマー。愛媛県に留学中のスースーさんも同年5月