ブックマーク / mainichi.jp (557)

  • 不作でもインバウンドでもない コメが買えない「本当の理由」 | 毎日新聞

    コメが各地で品薄状態となり、価格が高騰している。ほぼ100%国産なのに、なぜこんな状況に陥っているのか。元農水官僚の山下一仁・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹に「令和の米騒動」の内幕を尋ねると、消費者をないがしろにしたコメ政策の実態が見えてきた。【聞き手・宇田川恵】 凶作ではなかった ――コメの品薄や価格高騰はなぜ起きているのですか。 ◆昨年の猛暑による不作やインバウンド(訪日外国人)の増加でコメの消費が増えたためだと言われていますが、両方とも主要な原因ではありません。 そもそも2023年産米の場合、コメの出来具合を示す「作況指数」は101で平年並みでした。「平成の米騒動」を招いた1993年産米の作況指数は74。23年産は特に高品質のコメが不作で、消費者が欲しがるコメが減ったからだとの見方もありますが、凶作だったわけではありません。 一方、インバウンドの消費増もそれほど大きいとは言えま

    不作でもインバウンドでもない コメが買えない「本当の理由」 | 毎日新聞
    akupiyo
    akupiyo 2024/08/18
    "廃止したのはコメの「生産数量目標」だけで、生産を減らせば補助金を出すという減反政策の本丸は残したまま...「本当に減反を廃止するのか」と聞いたら「とんでもない。減反廃止なんて我々は一言も言ってませんよ」"
  • 生活保護「水際作戦」検証 当事者抜きの調査に意味はあるのか | | 稲葉剛 | 毎日新聞「政治プレミア」

    東京都内に暮らす竹内さん(仮名、30代男性)は、今年4月、足立区議会のサイトで自分のことが書かれている行政文書がアップされているのを発見した。 文書のタイトルは「生活保護相談における窓口対応の検証及び相談窓口の録音についての報告書」。作成者は足立区長の付属機関である「足立区生活保護適正実施協議会」。報告書の中で、竹内さんは「相談者A」として登場している。 行政の窓口に相談に行ったら… 昨年秋、生活に困窮した竹内さんは10月10日、足立区東部福祉事務所の窓口に生活保護相談に行った。このままだとホームレスになってしまうと訴えた竹内さんに対して、区の相談員が示したのは「6人部屋、カーテンの間仕切り部屋」の施設に入るか、借金をして自費で住宅を確保する、という二つの選択肢だった。 竹内さんが面談でのやりとりを録音した音声データによると、相談員はまず、…

    生活保護「水際作戦」検証 当事者抜きの調査に意味はあるのか | | 稲葉剛 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    akupiyo 2024/07/22
  • 私が思う日本:事故から13年 福島原発の見学から考える復興 | 毎日新聞

    東京に駐在する外国メディア特派員らの目に、私たちの社会はどう映っているのだろうか。フランス、英国、バングラデシュ、シンガポールなどの個性豊かな記者たちがつづるコラム「私が思う日」。第105回は、聯合早報(シンガポール)の符祝慧・東京特派員が、東京電力福島第1原発の見学を通して福島の復興について考えた。 2011年3月、東日大震災による福島原発事故後、福島県は低迷する観光産業の復興に取り組んでいる。原発の見学はその復興策の一つになるかもしれない。 私は3月18日、外国人を対象にした福島原発を見学する「半日ツアー」に参加した。福島第1原発の構内に入って廃炉作業の状況などを見学するという。 当日の集合時間が早いので私は前夜、近くの福島県富岡町のホテルに宿泊した。再建されたJR富岡駅の周りは、新しいビジネスホテルが1軒あるぐらい。夜、べ物を探して1キロほど歩き、やっとコンビニを見つけた。 ツ

    私が思う日本:事故から13年 福島原発の見学から考える復興 | 毎日新聞
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    akupiyo 2024/07/22
  • 奥能登で3、4月の死亡届が3割増 災害関連死さらに増える可能性 | 毎日新聞

    1月の能登半島地震で被害が集中した石川県の奥能登地方(輪島市と珠洲(すず)市、穴水町、能登町)で3月と4月の死亡届の合計が293人分に上り、過去5年間の平均より69人分(3割)増えていた。県と4市町が公表しているデータから明らかになった。地震から2~3カ月後でも死亡届が減っていないことから、災害関連死が今後も増える可能性が浮かんだ。 県と4市町の人口動態を毎日新聞が集約したところ、奥能登の1月と2月の死亡届(計525人分)は、2019~23年の同じ時期の平均(266人分)より259人分多かった。

    奥能登で3、4月の死亡届が3割増 災害関連死さらに増える可能性 | 毎日新聞
    akupiyo
    akupiyo 2024/06/12
    "災害関連死を巡っては、県は当初、疑いのある人を15人と公表していたが、関連死と認定するための関係市町による審査会が開かれたのは5月中旬だった。その間、関連死がどれほど発生しているかの情報はなかった。"
  • 夫婦同姓が続くと…2531年には「全員が佐藤さん」 東北大試算 | 毎日新聞

    2531年、日人は全員「佐藤さん」になります――。 東北大学高齢経済社会研究センターの吉田浩教授が、国内で最も多い「佐藤」姓の増加率と人口動態を分析し、そんなシミュレーション結果を公表した。ただし、選択的夫婦別姓が認められず、夫婦同姓制度が続いた場合の結論だ。 東北大 2パターンで試算 吉田教授によると、佐藤姓は2023年時点で日人の人口の1・529%を占め、全国で第1位。吉田教授は①夫婦同姓制度を維持②選択的夫婦別姓を導入――の2パターンを試算した。 試算は、政府発表の統計や電話帳を基に人口の多い名字ランキングなどを紹介する情報サイト「名字由来net」が提供するデータを用いた。佐藤姓の人数の推移を使って日人の人口に占める比率を求め、伸び率を推計した。

    夫婦同姓が続くと…2531年には「全員が佐藤さん」 東北大試算 | 毎日新聞
    akupiyo
    akupiyo 2024/04/01
    なるほど、強制的夫婦同姓制度は日本人補完計画の一環…(棒 "今回のシミュレーションは、選択的夫婦別姓の法制化などに向けて活動する一般社団法人「あすには」や賛同する企業らでつくる「Think Name Project」が企画"
  • 労働ファースト「昭和的世界観」から脱却を 元モーレツ研究者の訴え | 毎日新聞

    誰かが誰かを気に掛け、世話する「ケア」。ケアを中心に据えると社会や人生はもっと豊かになると提唱する学者がいる。寸暇を惜しんでを読み、論文を書きまくる「モーレツ」研究者だったが、42歳で父親になったことが転機となったという。そんな学者のケア論を聞きに、研究室を訪ねた。 「ワーカホリック」で働き続け 福祉社会学を専門とする兵庫県立大環境人間学部准教授の竹端寛さん(49)。「このゼミでは先生が一緒にモヤモヤを考えてくれます」。ドアの横には、学生お手製のゼミ紹介ポスターが張られ、中から和気あいあいとした話し声が漏れてくる。ソフトな印象の竹端さんだが、話を聞くと、子どもが生まれるまでは徹底的に「無駄」を排除し、成果を出そうとワーカホリック(仕事依存症)のように働き続けてきたという。 竹端さんは博士号を取得後、2年間、苦労してようやく常勤の研究職につくことができた。研究の世界では「パブリッシュ・オア

    労働ファースト「昭和的世界観」から脱却を 元モーレツ研究者の訴え | 毎日新聞
    akupiyo
    akupiyo 2024/03/30
    「目覚めた男性」の語りは80年代からたくさん読んできました。福祉社会学が専門なのになぜ7年前までジェンダーの視点を無視できたのか、ということの方を語っていただきたいです(批判ではなく、リアリティを知りたい)
  • 公設秘書552人の存在公表せず 与野党で国会ルールの違反横行 | 毎日新聞

    法の例外規定を「抜け道」に、国会議員の公設秘書が地方議員などを兼職していた問題が与野党に広がっています。

    公設秘書552人の存在公表せず 与野党で国会ルールの違反横行 | 毎日新聞
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    akupiyo 2024/01/29
    “2000年前後、国会議員が勤務実態のない秘書の給与を詐取する事件が相次いで発覚”で実刑を受けた元議員もいるわけで、こちらの方が悪質性が高いのでは?
  • 低い耐震化率 高い高齢化率 「壊滅的」被害招く 能登半島地震 | 毎日新聞

    1日に発生した能登半島地震では木造住宅の倒壊が相次いだ。激しい揺れに襲われた石川県輪島市、珠洲市の街は壊滅的な状態で、いまだ被害の全容は明らかになっていない。これほどまでに甚大な被害をもたらした要因は何だったのか。 「まるで戦争の直後みたいだ。何もなくなってしまった」 能登半島の先端にある珠洲市で暮らす同市議の浜田隆伸さん(62)は、同市正院町の住宅街にある自宅周辺の惨状をそう説明し、落胆した。自宅は大きく損傷し、密集していた周囲の木造住宅は垂直方向に押しつぶされたように崩れ、残った瓦屋根が道路を塞いでいる。 年末年始で市内の実家に帰省していた女性(51)も驚きを隠せない。地震直後に慌てて家の外に出ると、近くの木造住宅が崩れ、瓦屋根がそのまま「ドスン」と大きな音を立てて地面に崩れ落ちた。「実家の周囲の住宅のうち7~8割は倒壊している」といい、複数の知人が家の下敷きになった。

    低い耐震化率 高い高齢化率 「壊滅的」被害招く 能登半島地震 | 毎日新聞
  • 人を動かすナラティブ:「死刑になりたい」 他者を巻き込む「間接自殺」のなぜ/上 | 毎日新聞

    無差別的な殺傷事件を起こしたとされる被告が、法廷で「死刑になりたかった」と語ることが珍しくない。1986年から昨年までの裁判報道で被告が「死刑になりたかった」と述べたと伝えられた成人事件は少なくとも33件ある。なぜ「死刑で死ぬ」ために他者を殺すのか。専門家はその現象を「間接自殺」と呼ぶ。 また、次回「『聞き書き』が変える『人生の物語』」は2月中をめどに掲載します。 「死にたくても死ねなかった」 昨年7月31日、東京地裁立川支部の法廷で住所不定の無職、服部恭太受刑者(犯行当時24歳)は懲役23年の実刑判決を言い渡された。 2021年10月、走行中の京王線特急電車の車内で乗客をナイフで刺し、車両に火をつけたとして殺人未遂や現住建造物等放火などの罪に問われた。街がハロウィーンでにぎわう中、米映画のキャラクター「ジョーカー」の装いで犯行におよんだ。 元恋人が別の男性と結婚したことや、職場で配置換え

    人を動かすナラティブ:「死刑になりたい」 他者を巻き込む「間接自殺」のなぜ/上 | 毎日新聞
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    akupiyo 2024/01/19
  • 石川・能登で震度7 発生一夜明けの被災地 [写真特集12/24] | 毎日新聞

    倒壊した家屋の前で涙を流す東大志郎さん(44)。妹の芳美さん(42)が下敷きになり、約2時間後に救助されたが助からなかったという=石川県輪島市で2024年1月2日午後2時43分、久保玲撮影 倒壊した家屋の前で涙を流す東大志郎さん(44)。妹の芳美さん(42)が下敷きになり、約2時間後に救助されたが助からなかったという=石川県輪島市で2024年1月2日午後2時43分、久保玲撮影

    石川・能登で震度7 発生一夜明けの被災地 [写真特集12/24] | 毎日新聞
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    akupiyo 2024/01/02
    もとより陸の孤島だが、あまり注目されないままなくなっていくんだな。
  • 「大丈夫か朝日」デジタル版編集長に社外の42歳を招いた覚悟とは | 毎日新聞

    インタビューに答える朝日新聞デジタルの伊藤大地編集長=東京都中央区で2021年4月16日、北山夏帆撮影 「大丈夫か朝日」――。この春、メディア業界である人事が話題になった。ウェブメディア出身の伊藤大地さん(42)が朝日新聞デジタルの編集長に就いたのだ。私たちの働く新聞業界は、縦割り組織に年功序列など硬直的な体質が根深く、社外人材の活用は共通の課題である。朝日の人事は異例だ。伊藤さんはどのような思いから引き受けたのか。東京・築地の朝日新聞社で人を直撃した。【松倉佑輔/デジタル報道センター】 ネットメディアで活躍 「どうも、初めまして」。受付に現れた伊藤さんはあごひげを蓄え服装もカジュアル。およそ新聞社の編集部門の幹部には見えない。 伊藤さんは4月1日付でニュースサイト「朝日新聞デジタル」の責任者である編集長に就任した。同日、ツイッターへの投稿で「新聞経験のない私に、思い切ったことするな 

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    akupiyo 2023/11/02
  • 困難抱える女性の相談員、6割が月収20万円以下 支援に影響懸念 | 毎日新聞

    性被害や家庭内暴力(DV)など困難を抱える女性を支援する婦人相談員の6割が月額20万円以下の給与で働いていることが、東京大の小川真理子・特任准教授(社会学・ジェンダー研究)らの調査で判明した。小川准教授は「婦人相談員は公的な専門職であるにもかかわらず、不安定な立場に置かれている。支援の質に影響を及ぼす恐れがあり、待遇の改善は急務だ」と指摘する。【坂根真理】 婦人相談員は都道府県の婦人相談所や福祉事務所などに配属され、性暴力やDVの被害、生活困窮などの困難を抱える女性の生活や自立に向けた相談に応じている。多くが非正規での雇用となっている。

    困難抱える女性の相談員、6割が月収20万円以下 支援に影響懸念 | 毎日新聞
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    akupiyo 2023/10/28
  • 麗しの島から | 毎日新聞「政治プレミア」

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    akupiyo 2023/10/25
  • 多様性の尊重を掲げる台湾の取り組みと課題は | 麗しの島から | 福岡静哉 | 毎日新聞「政治プレミア」

    マレー語の授業では、ゲーム形式で楽しみながら言葉を覚える工夫もされていた=台湾北部・新竹県の二重小学校で2020年6月4日、福岡静哉撮影 台湾の蔡英文政権は多様性の尊重を前面に掲げている。文化や言語が異なる人々が社会に溶け込めるよう、さまざまな政策を打ち出している。 近年重視しているのは、台湾人と結婚した海外出身者である「新住民」に対する支援策だ。新住民は地理的に近い東南アジア出身者が多く、増加傾向にある。2019年に台湾で生まれた子供のうち8%は新住民を親に持ち、少子化問題に悩む台湾にとっては貴重な次代の担い手でもある。16年には新住民の立法委員(国会議員)も誕生した。 他方で、新住民と違って台湾籍を持たない外国人労働者はこうした支援の対象外だ。その待遇改善は大きな課題となっている。

    多様性の尊重を掲げる台湾の取り組みと課題は | 麗しの島から | 福岡静哉 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    akupiyo 2023/10/25
  • 「盗用です」 身に覚えのないDMと戦う「セーラームーン」監督 | 毎日新聞

    「作り手への迷惑行為が急増している」と語るアニメ監督の幾原邦彦さん=東京都三鷹市で2023年9月13日、宮明登撮影 「私の作品が盗用されています。深い傷を心に負いました」――。有名アニメ監督の元に、SNS(ネット交流サービス)を通じて心当たりのない「抗議」が寄せられた。相手は見ず知らずの女性で、仕事仲間にも同様のメッセージが届き、事態は関係するイベントの中止にまで発展した。監督は女性に賠償を求める訴訟を起こし、法廷に立った。胸中にあったのは「京アニ事件」と、業界の未来への危惧だった。

    「盗用です」 身に覚えのないDMと戦う「セーラームーン」監督 | 毎日新聞
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    akupiyo 2023/10/16
  • 家事や育児「男が女を手伝う」消えるまで働き方改革 経団連会長 | 毎日新聞

    経団連の十倉雅和会長は、2期目の任期が始まるのを前に毎日新聞などのインタビューに応じた。2期目に重点的に取り組むテーマとして少子化対策を挙げ、家事や育児について「男性が女性を『手伝う』という意識が消えるまで働き方改革をやらなければならない」などと述べ、企業側の対策を加速させる考えを強調した。 十倉氏は、特に男性の育児休業について「(取得)率ばかりが言われるが、来は(取得)日数であるべきだ。1回でも取ったら『取った』ということで(企業が)カウントしているという問題がある」と指摘。その上で「日ではまだ『家事は女性』という意識があり、家事や育児を(男性側が)『手伝う』と言っている限りは女性の仕事

    家事や育児「男が女を手伝う」消えるまで働き方改革 経団連会長 | 毎日新聞
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    akupiyo 2023/10/16
  • 質問なるほドリ:国連人権理事会作業部会とは? 世界の人権を保護・促進 ジャニーズ問題も調査=回答・伊藤遥 | 毎日新聞

    「ビジネスと人権」作業部会のダミロラ・オラウィ議長(右)ら=東京都千代田区で2023年8月4日午後4時25分、幾島健太郎撮影 なるほドリ 国連人権理事会(こくれんじんけんりじかい)の「ビジネスと人権」作業部会(さぎょうぶかい)が来日したんだってね。どんな組織なの? 記者 国連人権理は47の理事国で構成され、世界の人権保護・促進(そくしん)に取り組む機関です。専門知識を有する「特別報告者」(個人)や「作業部会」(5人構成)のメンバーを任命し、独立した立場で国やテーマごとの人権問題を調査、報告させています。「ビジネスと人権」作業部会は2011年に創設されました。

    質問なるほドリ:国連人権理事会作業部会とは? 世界の人権を保護・促進 ジャニーズ問題も調査=回答・伊藤遥 | 毎日新聞
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    akupiyo 2023/10/03
  • 倉重篤郎のニュース最前線:前明石市長・泉房穂が直言 「明石モデル」でニッポンを変える方法 田原総一朗が斬り込む | 毎日新聞

    12年間で人口5%強増、地価は2倍に/国のほうが明石に付いてくる/すべての子どもの命を守るネットワークとは 前明石市長・泉房穂氏の発言、動向から目が離せない。すべての子どもを守るネットワーク作りを梃子(てこ)に、地域全体の保護を目指す「明石モデル」を実現し、いまは他の自治体運動との連携を作り出している。このキーパーソンに、田原総一朗+倉重篤郎が迫る。 九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に虧(か)く、と言うべきか。先の岸田文雄政権の人事である。せっかく過去タイ記録の女性5閣僚でイメージアップしようとしたのにその評価が浸透せぬうちに副大臣・政務官では、54人中女性ゼロ、というチグハグさ。元の木阿弥(もくあみ)というより、政権のジェンダー問題への意識の低さ、再選目的ゆえの総主流派体制作りという下心のみが改めて浮き彫りにされ、かえって失望を感じた…

    倉重篤郎のニュース最前線:前明石市長・泉房穂が直言 「明石モデル」でニッポンを変える方法 田原総一朗が斬り込む | 毎日新聞
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    akupiyo 2023/09/30
    障害を持った弟と優生保護運動が原体験だったのか。
  • 杉田水脈氏の「続投」 | | 安田菜津紀 | 毎日新聞「政治プレミア」

    ※差別の現状をお伝えするために、差別文言を記載している箇所がありますのでご注意ください。 ◇ ◇ ◇ 「しっかりその内容を受け止めて、今後の政治活動の参考にしてもらいたい」 なんとも悠長な発言だ。杉田水脈議員の過去の書き込みが札幌法務局によって人権侵犯と認定されたことについての、自民党・安倍派、塩谷立座長のコメントだ。「今後も」ということはつまり、杉田氏は問題なく自民党議員として「続投」ということだ。 事の経緯はこうだ。2016年に開催された国連女性差別撤廃委員会の後、杉田氏は自身のブログなどに、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などと投稿していた。 投稿について、会議に参加していたアイヌの女性が、今年3月、札幌法務局に人権救済を求める申し立てを行った。9月7日付で札幌法務局は、「人権侵犯の事実があった」と認定し、杉田

    杉田水脈氏の「続投」 | | 安田菜津紀 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    akupiyo 2023/09/28
  • 自民党政治と相いれない性教育 「自分で決めること」は許せない | | 浅井春夫 | 毎日新聞「政治プレミア」

    「安倍晋三元総理の志を継承する集い」に訪れた岸田文雄首相(中央)=東京都港区の明治記念館で2023年7月8日、前田梨里子撮影 なぜ政治は性をコントロールしようとするのか。 立教大学名誉教授の浅井春夫さんは、人権を尊重する包括的性教育は、伝統的な家族観に基づく自民党の世界観とは相いれないと言います。【聞き手・須藤孝】 ◇ ◇ ◇ あらゆる場面に対応する「包括的性教育」 ――包括的性教育とはどんなものなのでしょうか。 浅井氏 純潔教育という言葉は使われなくなりましたが、その影響は宗教的教義のなかに今でもあります。 次に、こんなことをしたら大変なことになるという「性の恐怖教育」。 そして「抑制的性教育」です。「受精の仕組みや避妊、コンドームの使い方を教えれば勝手な性行動をするようになるから、教えることを制限する」考え方です。今の文部科学省の方針です。 「性の恐怖教育」「抑制的性教育」と、宗教右派

    自民党政治と相いれない性教育 「自分で決めること」は許せない | | 浅井春夫 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    akupiyo 2023/09/26