「作り手への迷惑行為が急増している」と語るアニメ監督の幾原邦彦さん=東京都三鷹市で2023年9月13日、宮本明登撮影 「私の作品が盗用されています。深い傷を心に負いました」――。有名アニメ監督の元に、SNS(ネット交流サービス)を通じて心当たりのない「抗議」が寄せられた。相手は見ず知らずの女性で、仕事仲間にも同様のメッセージが届き、事態は関係するイベントの中止にまで発展した。監督は女性に賠償を求める訴訟を起こし、法廷に立った。胸中にあったのは「京アニ事件」と、業界の未来への危惧だった。
経団連の十倉雅和会長は、2期目の任期が始まるのを前に毎日新聞などのインタビューに応じた。2期目に重点的に取り組むテーマとして少子化対策を挙げ、家事や育児について「男性が女性を『手伝う』という意識が消えるまで働き方改革をやらなければならない」などと述べ、企業側の対策を加速させる考えを強調した。 十倉氏は、特に男性の育児休業について「(取得)率ばかりが言われるが、本来は(取得)日数であるべきだ。1回でも取ったら『取った』ということで(企業が)カウントしているという問題がある」と指摘。その上で「日本ではまだ『家事は女性』という意識があり、家事や育児を(男性側が)『手伝う』と言っている限りは女性の仕事…
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