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2018年7月9日のブックマーク (1件)

  • 「八ッ橋」訴訟、なぜ業界各社は沈黙するのか

    6月12日、京都市内では2つの法要が執り行われた。 追悼されたのは、今から333年前の1685年(貞享2年)6月12日に没した八橋検校(やつはしけんぎょう)。江戸前期の著名な箏(そう、和琴によく似た楽器)曲演奏家。浄土宗の金戒光明寺の脇寺、常光院(通称「八つはしでら」)に眠っている。 同日、この寺で、八橋検校の334回目の法要が執り行われた。施主は井筒八ッ橋舗(以下、井筒)。京都土産の代表格「八ッ橋」の大手業者だ。同日午後、哲学の道にほど近い法然院でも八橋検校の法要が執り行われた。こちらの施主はライバル・聖護院八ッ橋総店(以下、聖護院)である。 70年近くも続く確執 この8日前の6月4日、井筒は聖護院が公表している創業年(1689年、元禄2年)や起源に偽りがあるとし、広告や商品説明への創業年などの記載の差し止めと、損害賠償を求める訴訟を京都地方裁判所に起こしている。 井筒側が提訴当日に

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