ミクタムレコード主催のコンサートで賛美歌を歌う小坂忠氏(左)=2006年07月14日、瀬谷キリスト教会(横浜市瀬谷区)で 日本ロック界の草分けで、日本の教会音楽を刷新し続けてきた小坂忠氏が、デビュー42周年と自身の還暦を記念したアルバム「コネクテッド」(ビクター)を今月発売した。スキマスイッチの大橋卓弥氏など豪華アーティストが楽曲を提供。「歌手で牧師」という異色の肩書きを持つアーティストとして今、注目を集めている。 48年、東京生まれ。66年にロックグループ「ザ・フローラル」を結成し、日本コロムビアよりデビュー。その後、細野晴臣、松本隆らと「エイプリル・フール」を結成。解散後の75年に発表したソロアルバム「ほうろう」は、日本のR&Bを代表する名作として今も高い評価を得ている。 76年にクリスチャンとなり、78年には日本初のゴスペルミュージックレーベル「ミクタムレコード」を設立。ゴスペル音楽