先日、ネイティブコンパイルEmacsが登場でElispをネイティブコードにコンパイルすることによりEmacsの高速化が実現されたという記事を書きましたが、Emacsに到来している新しい波はこれだけではありません。Emacsを華麗に操作するユーザーインターフェイス(以下、UI)にも新潮流がきています。 百聞は一見にしかずというわけで、まずはこちらの動画をご覧ください。 この動画ではEmacsの起動時点から次の操作を行なってファイルを開いています。 ghqでリポジトリ検索 → fdでファイル検索 ghqでリポジトリ検索 → ripgrepでテキスト検索 利用している外部コマンドはさておき、標準のEmacsと大きく違うところは、コマンドを実行するとミニバッファが縦に伸びて補完候補が表示され、キー入力による候補の絞り込みをしてファイルを開いているところになります。 Anything/Helmと違っ
![Emacsの次世代ミニバッファ補完UI | 日々、とんは語る。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d340ac3df10ea2b5b977aa68a6184cd22d95183/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.tomoya.dev%2Fposts%2Fa-new-wave-has-arrived-at-emacs%2Fnew-wave-of-emacs-ui.png)