◇市民が願う渋滞解消 高架・地下併用案も“宙”に カンカンカン、ガタンガタン--。警報機が断続的に鳴り、遮断機は上がっても、すぐに落ちてくる。先を急ぐ人をいらつかせる「京成八幡第1号踏切」。朝のラッシュ時、京成本線の運行は3、4分間隔で、1時間の半分は閉じた状態だ。京成八幡駅そばで県道は渋滞し、遮断機が上がっても先へ進めない。警報機が鳴り始めても進入する車や、下がってきた遮断機をくぐる歩行者が後を絶たない。 都県境に位置する市川市には、東西方向に大動脈の京葉道路や国道14号、JR総武線、京成本線が走る。京成の30の踏切が南北の交通の流れを阻害する状態が数十年来続く。 交通渋滞解消のため市が設置した有識者委員会は6月、提言をまとめた。混雑の激しい東京寄りの国府台-京成八幡駅付近約3・2キロについて、(1)国府台駅から東側へ高架を延長(2)菅野駅付近は平地のまま(3)菅野駅東側から京成八幡駅付
市川市長選に立候補した候補者の横顔を届け出順に紹介する。なお、届け出2番目の一条強氏(36)は、本人の強い希望により掲載しません。◎税金を暮らしに還元 ▼小泉文人氏(36)無新 市川市生まれ。高校から取り組んだレスリングでは国体でも優勝。五輪出場は果たせなかったが、おかげで強い身体を持ち政治活動に役立っている。 学費のために始めたアルバイトが忙しく、大学を中退したのは、ほろ苦い青春の思い出だ。長女が生まれたときの出産補助金で「暮らしを助ける税金の使われ方に気付いた」という。 初挑戦した平成15年の市議選で落選。それでも1600票以上の得票に「多くの人が自分の名を」と感激したことが心の支えになった。「もっと税金を暮らしに還元したい…」。この思いが県議から市長選に臨む推進力になっている。◎政治変え真の行革を ▼高橋亮平氏(33)無新=みんなの党推薦 市川で生まれ育ち、大学卒業後は高校講師をし
市川市長選が22日、告示され、29日の投開票に向け選挙戦が始まった。主な候補者の経歴や考えを紹介する。上から届け出順。(林容史) 高校三年の時、国体のフリースタイルで優勝するなど中学、高校、大学とレスリングで活躍。「逆上がりもできないほど太っていた」小学生が、徹底的にしごかれ“機械のような肉体”を手に入れた。将来を心配する父親とぶつかり、二十歳からはアルバイトで学費を稼ぎながら、レスリングに打ち込んだ。 長女が生まれた時、出産一時金に助けられ、「行政、政治の役割に目を向けるきっかけになった」という。 政治家は「人のために何かができる、いい仕事」と実感。学生時代にサボった分、「今が勉強の時」と知識の吸収に励む。 特技は「早起き」。午前二時半に目覚め、サーフボードを車に積んで、午前四時には外房の浜に立つ。
任期満了に伴う市川市長選は22日、告示された。千葉光行市長の4選不出馬を受け、いずれも無所属で、元県議の小泉文人氏(36)▽会社員の一条強氏(36)▽元市議の高橋亮平氏(33)=みんなの党、市民ネットワーク千葉県推薦▽いちかわケーブルネットワーク前社長の大久保博氏(60)--の4新人が届け出た。現市政の継承か刷新かが最大の焦点で、小泉氏、高橋氏、大久保氏の三つどもえとなりそうだ。市長選では、民主県連、自民市川市支部とも自主投票を決めた。民主は5区総支部(村越祐民総支部長)が大久保氏を推薦する一方で、6区の生方幸夫総支部長は高橋氏の支援に回るなど、分裂選挙の様相だ。一条氏は独自の戦い。投票は29日午前7時~午後8時、市川市役所など市内77カ所で行われ、午後9時15分から同市国府台1の国府台市民体育館で即日開票される。21日現在の有権者数は38万4059人(男19万7708人、女18万6351
任期満了に伴う千葉県の市川市長選が22日告示され、いずれも無所属新人で、前県議の小泉文人氏(36)▽会社員の一条強氏(36)▽前市議の高橋亮平氏(33)=みんなの党推薦▽不動産賃貸業の大久保博氏(60)の4人が立候補を届け出た。 3期12年務めた千葉光行市長の引退表明を受けた選挙で、千葉市政の評価に違いはあるものの、各候補の訴えに大きな差はない。民主党、自民党ともに自主投票となり、支援の構図が複雑な分裂選挙になった。 小泉氏は行財政改革などを掲げ、自民の前衆院議員の薗浦健太郎氏、渡辺博道氏らの支援を受けている。高橋氏は変革を掲げ、民主の生方幸夫衆院議員、みんなの党の田中甲県連代表らの支援を受ける。大久保氏は子育て支援の拡充などを掲げ、民主の村越祐民衆院議員や千葉市長らの支援を受けている。なお一条氏は街頭活動などは行わず、選挙戦に臨むとしている。 投票は29日午前7時〜午後8時、市内77投票
◇一本化断念、自主投票に 任期満了に伴う市川市長選が22日、告示される。3期務めた千葉光行市長(67)が引退し、民主党系の無所属新人3人の争いとなる見込み。民主党県連は自主投票を決め、自民党市川市支部も擁立を断念した。国政選挙で政権交代に向け「一枚岩」だった民主党が一転して「分裂選挙」となり、判断に迷う有権者も出そうだ。【山縣章子】 ◇自民、擁立せず不戦敗 立候補を表明しているのは、いちかわケーブルネットワーク前社長の大久保博氏(60)▽県議の小泉文人氏(36)▽市議の高橋亮平氏(33)。 大久保氏は子育て世代の支援充実や総合的なマンション政策などを掲げる。民主党の5区総支部が推薦し千葉氏らが応援する。 小泉氏は民主党離党を表明し、「市民党」を強調。市長退職金の撤廃やプレミアム商品券発行による地域経済振興を主張する。 高橋氏は民主党籍があり、みんなの党と市民ネットワーク千葉県が推薦。市民税
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く