50mm F1.4 / K10D / 3,872×2,592 / 1/250秒 / F4 / 0EV / ISO100 / WB:オート 今回紹介する2本のKマウントレンズは、ニコンF、M42マウントに次いでコシナが発売した一眼レフ用カールツアイスレンズだ。設計はドイツのカールツアイスが行ない、日本のコシナがカールツアイスの品質管理基準に基づいて製造している。 最近のペンタックスは、ズームレンズを重視したレンズラインアップを展開している。したがって単焦点レンズの種類は少なく、特に大口径タイプは手薄である。今回、発売になった2本のレンズは、純正レンズの穴を埋める製品として存在価値が高い。これらのレンズはMF用だが、イメージサークルは35mmフルサイズをカバー。フィルムカメラ用レンズとしても利用できる。 光学系は、以前から発売されているコシナ製カールツアイスレンズと共通である。Planar(プ
ペンタックスが10月下旬に発売する「K10D」の開発機を借りることができたので、外観やメニューなどを写真で紹介する。 K10Dは、APS-Cサイズ相当の有効1,020万画素CCD、0.95倍のペンタプリズムファインダー、KAF2マウントなどを採用するデジタル一眼レフカメラ。さらにCCDシフト方式の手ブレ補正機構「SR」(Shake Reduction)や、SRを利用したゴミ除去機能「DR」(Dust Removal)を搭載する。 貸出機のボディ表面は樹脂製ながら、ミドルクラスにふさわしい手触りと剛性感を感じさせるもの。防塵防滴を実現するためのシーリングも各所に見られる。ファインダーも広く、K100Dと格の違いを感じると同時に、同じくガラスペンタプリズムを採用する*ist DSシリーズと比べ、マット面が滑らかに感じられた。 ゴミ除去機能のDRは、メニューから選択して実行する方法と、起動時に常
昨年のフォトキナでは「K20D」、「K200D」と、2つの主力デジタル一眼レフカメラを夏前には投入すると話していたペンタックスだが、その進捗状況はどうなっているのか。 タイミングからいって、今回のPMA09への展示がないことは予想していた人も多いだろうが、その経過について気になっているペンタックスファンも少なくないと思う。 この3月からHOYAのペンタックスイメージングシステム事業部商品企画グループでマネジャーとなった川内拓氏に話を聞いた。 ■ K20Dクラスの新モデルはK20D後継じゃない? 川内氏は直前まで広報の役割を担っていたため、これまでに公開してきた情報にも精通している。質問を繰り出す前から「昨年、夏前に2機種と話しましたが……」と、自ら話し始めてくれた。 昨年のフォトキナ2008の時点では、実際に2機種を並行で開発していたペンタックスだが、その後、ロードマップの見直しを入れたこ
今年もいよいよあと1カ月ほど。まだ2007年1月1日の天気はわからないが、新年最初の撮影は初日の出、という方も多いだろう。また、年賀状に使う写真に、家族や子供の写真を使わない場合、風景写真なら日の出を撮って使う、という人も多いようだ。 ところでストレートに撮影してもなかなかうまく色調が出ないのが、朝焼け/夕焼けの空の色。目で見た感動とずれてしまうような気がする。デジタルの撮影ならもちろんPCの後処理やホワイトバランスの操作である程度の色調の調整はできるが、朝焼け/夕焼け撮影用のフィルターを使うのも一つの方法だ。朝焼け/夕焼け撮影用として売られているのがケンコー「トワイライトフィルター」といい、「トワイライトブルー」、「トワイライトレッド」の2種類が販売されている。 ところで、このトワイライトフィルターだが、もともとは、カラーリバーサルフィルムでの撮影用に作られたもの。プロ写真家が、ロケで思
──HDRIについて簡単に説明してください。 現実世界のダイナミックレンジ(明暗比)は広大で、一般的なカメラやモニターやプリンターの再現域では、到底およびません。HDRI(ハイ・ダイナミック・レンジ・イメージ)は、これを完全に再現しようとする試みです。 HDR撮影は、デジタルカメラで同じ構図を段階露光し、ハイエストライトからディープシャドーまで白トビ・黒ツブレしていない複数枚の画像ファイルを得ておきます。それらの画像ファイルをPhotoshopなどの画像処理ソフトで1枚に合成します。それには2つのやり方があります。 1つは伝統的な「露出コンポジット」で、段階露光したファイルをPhotoshopでレイヤーとして重ね、「適正」とおもわれるエリアを手作業で切り貼りして合成するという手法です。私は、これに倣ったやり方で「サヨナラ軍艦アパート」を撮りました。 もうひとつは、「トーンマッピング手法」と
SDアソシエーションは米国時間の7日、最大2TBの容量を実現する次世代SDカード規格「SDXC」の仕様を策定したと発表した。 現地時間の8日から、アメリカ・ラスベガスで開幕する「2009 International CES」に合わせて発表した。仕様書は2009年第1四半期に発表するとしている。SDXCの「XC」は、「eXtended Capacity」の略。 現行のSDHCメモリーカードの最大容量32GBに対して、「SDXC memory card」では、2TBの最大容量を実現。大容量化のためにファイルシステムとしてMicrosoftによる「exFAT」を採用している。 転送速度は104MB/秒で、最高300MB/秒までの拡張を見込む。また、記録以外のデータ入出力対応規格「SDIO」や、家電製品などへの組み込み規格「Embedded SD」などにも高速化技術を導入するという。 SD系規格か
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