2016年1月10日、デヴィッド・ボウイが逝去されました。享年69歳。先鋭的であり続け音楽シーンを常に牽引してきた彼の死に、多くのファンやミュージシャンから哀悼の意が伝えられています。 その活動は音楽のみならず、映画でも多くの傑作を残しています。代表作には自身のコンセプト・アルバム「ジギー・スターダスト」を思わせる『地球に落ちて来た男』や、幻想的な世界を支配するゴブリンの魔王ジャレットを演じた『ラビリンス/魔王の迷宮』があります。 また、日本では特に坂本龍一やビートたけしと共演した大島渚監督作『戦場のメリー・クリスマス』で演じた妖艶で中性的なアーティスト・イメージを引き継いだジャック・セリアズ少佐がよく知られていると思います。 そんな、映画への理解が深いボウイが楽曲使用を求められながら、それを認めなかった作品があります。ボウイの曲名をそのままタイトルにした『ベルベット・ゴールドマイン』です
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