容姿がいい人間は何も考えていないように見える。 いつも時代の要請に応えていれば、大抵は良い扱いを受けれるからだろう。 独裁者が支配していたら、独裁者を崇めていればいい。ネオリベラルな世の中なら、自由競争を持ち上げていればいい。 いつだって馴染めるし、異性に相手にされるからロマンに浸れるのだ。 まさに彼らの内面は時代が作り上げ、外面は性的魅力があるために皆から引っ張りだこだろう。 就活なんてまさにいい例で、なんだかんだ彼らは資本の論理に適合している。 そんなことを言うと、怒る人もいるだろう。正しく、これが容姿のいい人間は擁護されるという現象そのものだ。 最近、ある小売企業の説明会に行った。 変形労働時間制、シフト制、年間休日105日以下という個人的には過酷な労働条件を提示してくる。 しかも給与も良いとは言えない。 一番驚いたのは、参加者の容姿が良くないことだ。 女は特にあからさまで、男に相手
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