わたしは長くネットをやってきて、でたらめをたくさん書いてきたが、それが問題になったことは一度もない。問題になるのは他人の急所を突いた時である。 経歴詐称とか過去の不祥事とか、そういう指摘をしてしまうと、弁護士が出てきたりするのだ。でたらめは誰もがスルーするのだが、急所を突くと(当然ながら)猛反撃してくるのである。 最近上杉隆がジョンレモンなる匿名の人間に追い詰められている。ジョンレモンの署名運動に乗っかっている人間もたくさんおり、上杉はかなりバッシングされている。そして上杉を擁護するのが小倉弁護士である。上杉に対するバッシングは「いじめ」だという趣旨のツイートを延々と繰り返している。 小倉弁護士の言動は、まさに弁護士全体の象徴であるとも言える。法学というのは<正義>へのアンチテーゼである。暴走する正義を断固たる決意で阻止しようという人間が法曹を目指すのである。基本的に法律書はアンチ正義とし