感染症「サル痘」が国内で初めて確認されたことを受け記者会見する厚生労働省感染症情報管理室の今川正紀室長(中央)=厚生労働省で2022年7月25日午後9時17分、西夏生撮影 欧州や米国で報告が相次いでいる感染症「サル痘」が国内で初めて確認された。東京都在住の30代男性。厚生労働省関係者が明らかにした。 サル痘の患者は5月初旬以降、もともとの流行地のアフリカ以外で急増しており、欧州、米国など75の国と地域で1万6000人以上(23日時点)の感染者が報告されている。世界保健機関(WHO)は23日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急…