※実際に映画を見た感想は以下の記事をどうぞ。 ・【感想】映画『沈黙―サイレンス―』を見るべき5つの理由 - esu-kei_text 2017年1月21日から日本全国公開となる映画『沈黙 -サイレンス-』。 遠藤周作の原作小説を愛読していた僕は「スコセッシが映画化?」と半信半疑だったが、配役を見て「これは見たい!」と期待した。 なにしろキチジロー役が窪塚洋介である。 あの「I Can Fly」の窪塚がキチジロー。 これほどの適役はない。 思わず原作小説を再購入したばかりか、前売り券まで買いに行った。 今から公開が待ち遠しくてたまらないのだが、気になる点が一つ。 日本版独自のキャッチコピーである。 「なぜ弱きわれらが苦しむのか」 クソである。ビックリするほどのクソである。 今回は、このクソすぎるキャッチコピーを、原作小説のネタバレなしで批判してみよう。 【目次】 (1) キリスト教迫害史はキ