d.hatena.ne.jp 男の子(じゃないけど)も、けっこう好きです、建築。 僕は子供の頃、建物にはほとんど興味がなかったのです。 東京タワーとか金閣寺には、「高いなあ」とか「金色だなあ」というくらいの感慨があったのですが、慈照寺(銀閣)は「くすんでるなあ」でした。 ましていわんや、ル・コルビュジエの「サヴォア邸」とか「ただの家じゃん!」って感じだったし、安藤忠雄さんの「住吉の長屋」も、「そんなに騒ぐようなものか?」と。 中にゲームセンターか水族館でもつくってくれていればいいのに! 昔の銀行とかホテルとかを有名建築家の名前をあげて有難がる気持ちも、まったく理解できませんでした。 ガウディの「サグラダ・ファミリア」くらいだったら、認めてやらんでもない、とか、そのレベルで「建物って、所詮、容れ物でしかないだろ」と。 ところが、40歳を過ぎて、いろんな本を読んでいると、どうも、「建築」という