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印刷 新しい元素が二つ増え、114となった。国際機関「国際純正及び応用化学連合(IUPAC)」が原子番号114と116の元素の存在を認め、名前をそれぞれ「フレロビウム(Fl)」と「リバモリウム(Lv)」とする案を発表した。意見募集などを経て半年後に正式に決まる。 元素の命名権は発見者にあり、IUPACが最終承認する。今回の二つは発見した米・ロの研究機関がある地名や設立にかかわった物理学者の名前から取った。元素はこれまで、原子番号112のコペルニシウムまでが認定されていた。 原子番号92のウランより重たい元素は自然界にはほとんど存在せず、粒子を衝突させて人工的につくる。今回の二つ以外にも原子番号113、115、117、118の4種ができており、今後、新元素に認定される可能性がある。未認定の113は理化学研究所が2004年に発見、「日本発」の新元素として注目されている。(ワシントン=行方
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