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2010年12月7日のブックマーク (7件)

  • ウィキリークスが暴くアメリカ陰謀説の嘘

    アメリカが裏で糸を引いて中南米情勢を混乱させていると反米指導者たちは訴えるが、漏えい文書にその兆候はない 11月末に内部告発サイト「ウィキリークス」が大量に暴露した米国務省の公電には、アメリカ外交の機密が多数詰まっていた。ところが、ラテンアメリカ関連の情報はほとんどなかった。物足りなさを感じたのか、ベネズエラのウゴ・チャベス大統領はヒラリー・クリントン米国務長官の辞任を求める発言などをして騒動に乱入した。 漏えいされた文書の中で、クリントンはアルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領の精神状態について問い合わせ、一方ではチャベスを「クレイジー」と表現していた。こんなことが明るみに出れば、多くの人々の怒りを掻き立て、アメリカの支配に苦しめられてきた中南米にさらなる緊張が走るのは必至、と思われた。 しかし、現実は違うようだ。チャベスやボリビアのエボ・モラレス大統領、エクア

  • 米国務省の「テロ警戒施設リスト」、ウィキリークスが公開

    米ワシントンD.C.(Washington D.C.)にある米国務省建物のプレスルームに掲げられた同省のロゴ(2007年11月1日撮影)。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS 【12月6日 AFP】(一部更新)内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」は6日までに、テロ攻撃などで失われると米国の安全に「重大な影響を及ぼす」と米国務省がみなす世界各地の重要施設の一覧を記した外交公電を公開した。 この公電は、2009年2月に国務省が海外駐在外交官らに宛てたもの。国務省は国土安全保障省と協調して「駐在国の重要なインフラ設備や資源のうち、破壊された場合に米国に即時かつ有害な影響を及ぼしかねないもの」の情報を国に伝えるよう米国の外交官らに求めた。この際、「駐在国政府との意見交換は求めない」としている。 この要請は「国家重要インフラ防護計画(National Infrastru

    米国務省の「テロ警戒施設リスト」、ウィキリークスが公開
  • ウィキリークス、P2P方式でデータ提供 圧力に対抗

    内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」に掲載された創設者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏の顔写真(2010年12月4日撮影)。(c)AFP/ FABRICE COFFRINI 【12月6日 AFP】サイト閉鎖への圧力が高まっている内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」は、これまでに公開した全情報について、コンピューター間で直接データ送受信が可能なP2P(ピアツーピア)方式でダウンロードできるよう作業を進めている。 ウィキリークスのサイトは、米政府の外交公電25万件あまりを公開したことから圧力を受けており、ウィキリークス側では今後も継続して情報を閲覧できるようにするため、対抗策を次々と講じている。 すでに複数国のサーバーでデータを複製したミラーサイトを立ち上げたが、さらに、過去の全データをP2Pシステムを通じてダウンロードできるようにして

    ウィキリークス、P2P方式でデータ提供 圧力に対抗
  • マラケシュ国際映画祭、華やかに開幕

    モロッコで3日、第10回マラケシュ国際映画祭(International Film Festival of Marrakech)が開幕し、オープニングセレモニーが行われた。多くのスターが出席し、10日まで開催される。写真は、オープニングセレモニーに出席した仏女優マリオン・コティヤール(Marion Cotillard、2010年12月3日撮影)。(c)AFP/ABDELHAK SENNA 【12月6日 AFP】モロッコで3日、第10回マラケシュ国際映画祭(International Film Festival of Marrakech)が開幕し、オープニングセレモニーが行われた。会場には、女優のマリオン・コティヤール(Marion Cotillard)やエヴァ・メンデス(Eva Mendes)、俳優ガエル・ガルシア・ベルナル(Gael Garcia Bernal)ら多くのスターが出席した。

    マラケシュ国際映画祭、華やかに開幕
  • エジプト人気リゾートで再びサメ被害、観光客死亡

    エジプト政府が公表した、同国の人気リゾート地シャルムエルシェイク(Sharm El-Sheikh)で観光客を襲ったとみられるサメ(2010年12月2日撮影)。(c)AFP 【12月6日 AFP】前週に海水浴客が相次いでサメに襲われたエジプトの人気リゾート地シャルムエルシェイク(Sharm El-Sheikh)で5日、新たに70代のドイツ人観光客女性がサメに襲われ、死亡した。 現地南シナイ(South Sinai)州当局によると、女性はハイアット・リージェンシー・ホテル(Hyatt Regency)に面したナアマベイ(Naama Bay)で、シュノーケリングをしていたところを襲われた。海から引き揚げられたときには太ももと腕を失っており、既に死亡していたという。 ナアマベイでは前週、立て続けに観光客4人が襲われ、うちロシア人2人が腕や足を失う被害を受けて一時閉鎖された。その後、政府保護当局が3

    エジプト人気リゾートで再びサメ被害、観光客死亡
  • イエメンの海水浴、イスラム衣装の女性も

    イエメン・アデン(Aden)北部にあるアルバラカ(Al-Baraka)ビーチで、体をすべて覆うイスラム教の衣装を着て海水浴を楽しむ女性たち(2010年12月2日撮影)。(c)AFP/KARIM SAHIB

    イエメンの海水浴、イスラム衣装の女性も
  • 尖閣衝突:仙谷長官、中国に事前通報「今日、船長釈放」 - 毎日jp(毎日新聞)

    「今日、釈放されます」。臨時国会召集を1週間後に控えた9月24日午前、仙谷由人官房長官から在日中国大使館の孔鉉佑公使に電話で連絡が入った。沖縄県・尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に衝突した中国漁船の船長釈放を那覇地検が発表したのは同日午後2時半。釈放決定は首相官邸中枢から中国側に事前通報されていた。 当時の政府の説明では、仙谷氏は官邸で柳田稔法相(当時)と協議中の午後0時半、法務省から連絡を受けた滝野欣弥官房副長官から検察の釈放判断を知らされたことになっていた。官邸は「検察判断」を強調していたが、実際には周到に仕組まれた政治判断だったことが、複数の関係者の証言から次第に明らかになってきた。 事件が起きた9月7日、海保を所管する前原誠司国土交通相(当時、現外相)は海保が15分ほどに編集した衝突時のビデオ映像を見て「ただちに逮捕、ただちにビデオも公開すべきだ」と官邸に報告した。中国の反発を警戒す