2012年06月19日12:16 ピタゴラス派およびプラトンにおける数的無限 1 カテゴリロドルフォ・モンドルフォ論集 yoohashi4 Comment(0) ロドルフォ・モンドルフォ『古典古代の思惟における無限』第三部第二章 Rodolfo Mondolfo, L’infinito nel pensiero dell’Antichita’ classica, Firenze 1956 第三部 無限(定)な数と極微(無限小) 第二章 ピタゴラス派およびプラトンにおける数的無限 この領野の入り口には当然ながらピタゴラスとその学派が控えている。彼らは思弁に算術知の探求や計算を組み合わせるのが常だった。これら二つの省察法に諸数を記号あるいは点群であらわす(現在のサイコロにまで跡をとどめている)独創的な用法が加わる。それは簡単に識別できる幾何学図形をなすように対称形に配され、そこから三角形数、正