イランメディアは2日、8月にシンガポールで開催される夏季ユース五輪のサッカー女子で、ヘジャブと呼ばれる頭を覆う布を着用しての出場を禁じた国際サッカー連盟(FIFA)が決定を覆し、イラン代表の出場が可能になったと伝えた。 同国サッカー協会のカッファシアン会長がスイスのFIFA本部を訪問し、ヘジャブ着用が「自分自身または他の競技者に危険な用具その他を着用してはならない」とする競技規則に違反しないとの立場を説明。 イラン代表のユニホームのサンプルを送るなどした結果、FIFAから規則に触れない範囲で頭を覆って出場することを認めるとする書簡が届いたという。(共同)