スポーツナビ｜サッカー｜ワールドカップ｜2010南アフリカ大会｜コラム｜世界一の選手メッシの憂うつと戦い（１／２）

リオネル・メッシにとって、２０１０年はチャンレンジの年になる。南アフリカで開催されるワールドカップ（Ｗ杯）でアルゼンチン代表の一員として、今度こそ重要な役割を果たさなければならない。メッシにとって、サッカー界で唯一残されたタイトルが、Ｗ杯優勝だからである。０９年はバルセロナで獲得し得るすべての勲章を手にしたが、母国での評価は芳しくなかった。代表で結果を残してこそ、母国の国民に認めてもらえるのだ。 ＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）が毎年公式に発表するワールドプレーヤー（年間最優秀選手賞）を先ごろ獲得したメッシは、得票数で２位のクリスティアーノ・ロナウド（レアル・マドリー）を全く寄せ付けなかった。『フランス・フットボール』誌によるバロンドール（世界年間最優秀選手賞）と合わせて０９年個人賞の双へきを独占し、共にアルゼンチン人として初の受賞となった。 ＦＩＦＡワールドプレーヤーの場合、受賞者は世界

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確かに、残されたタイトルはW杯のみ・・・この若さで。だからこそ、まだW杯は勝ってほしくないな、意地悪だけど。どんなにどん欲でも、さすがにここまで全部獲っちゃえば気が緩んじゃうよ。