エラーには、「ありえない」「どうしようもない」予想外のエラーと、「おこるかもしれない」「なにかしなくてはいけない」予想内のエラーがあります。予想外のエラーを処理するには「アサーション」を使用します。アサーションとはアサーションは、開発時にプログラムの実行(の真偽)をプログラム自体で検査するコードです。アサーションが真であることは、すべてが順調に実行されていることを意味し、アサーションが偽であることは、コードから予想外のエラーが検出されたことを意味します。アサーションが偽の場合は、その旨メッセージが「アサート」され、プログラムが中止されます。アサーションは、大きくて複雑なプログラムや高い信頼性が要求されるプログラムでは特に効果的です。インターフェイスの条件の不一致や、コードを変更したときに紛れ込んだエラーなどをすばやく暴き出すことができます。アサーションのメッセージはユーザー用ではありません