「なんで、この仕事を選んでしまったんだろう……」 「前の会社で働いておけばよかった」 「年収下げてまで、なんでこんな思いをしなきゃいけないんだ」 「内定をもらった〇〇社に行っていれば……」 この記事の写真を見る 『どんな会社でも結果を出せる! 最強の「仕事の型」』の著者で、計7回の転職を経て、現在はコンサルタントとして活躍する村井庸介さんは、「実はこれらは、恥ずかしながら、すべて私の転職失敗談であり、当時の心の声です」と話す。 この記事では村井さんが、同書の内容に加え、自身の転職と、人事・部門責任者としての転職者の受け入れ経験などを踏まえて、「なぜ人は転職に失敗してしまうのか」、そして「自分を殺す転職」と「自分を生かす転職」の違いについて解説する。 読者の方々の中には、いま転職を考えている人もいると思いますが、そうでなくとも、いつか転職を選ぶ日がくるかもしれません。ただ、最初にお話しして
常に本気の姿勢でアスリートの内面を伝える松岡修造さん。常にポジティブな挑戦の裏には、いつも弱さがあったという。人の心を一歩前に導く生き方とは? 滝川 松岡さんとは全仏オープンで何度もお会いしていますが、こうしてお話をうかがうのは初めてですね。今日はテニスやオリンピックのことなど、いろいろ聞かせてください。 松岡 僕は質問されることに向いていないんです。だから今日は僕が質問します。テニスはいつからやっているんですか? 滝川 ええ(笑)? 小さい頃から家族で……。 松岡 フランスは日々の生活のなかにテニスが溶けこんでいますよね。全仏オープンの見方も日本とは違って、お祭り的な要素が強いというか。そういう文化を肌で知っている滝川さんが全仏をレポートしてくれるのは、日本テニス界にとっても本当にいいことなんですよ。 滝川 ありがとうございます……ってそうではなくて、私に質問させてください。 松岡 僕の
沖縄県立沖縄工業高校2年の崎元颯馬(そうま)さん(17)が、財布をなくして困っていた時に、お金を貸してくれた見ず知らずの男性を捜していた件で、10日午前、本紙などの記事を見た本人から同校に連絡があった。男性は埼玉県のイムス三芳総合病院で勤める脳卒中神経内視鏡センター長の猪野屋博医師(68)。ネットニュースを読んだ同じ病院の医師から伝えられた。 【写真】女子高生からもらった手紙 那覇バス4番線の“奇跡” 猪野屋さんは「捜してくれていることに感激して泣けてきた。信じていて良かった」と涙を流しながら喜んだ。学校から恩人が見つかったことを知らされた崎元さんも「今すぐ連絡したいほど嬉しい。あの時の感謝が思いだされて胸がこみあげる」と話した。 母親が沖縄出身で、沖縄にもゆかりが深く、たびたび来県する猪野屋さん。20日から沖縄を訪れ、滞在中に崎元さんや学校関係者と面談する予定。「感謝の気持ちを伝えたい」
人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの初となる3DCGアニメ映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(8月2日公開)のボイスキャストが4日、公開された。『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』を原案とした同作で、勇敢な主人公・リュカ役に佐藤健、リュカの運命の相手となる2人の女性・ビアンカ役に有村架純、フローラ役に波瑠。いたずら好きな王子・ヘンリー役を坂口健太郎、リュカの父・パパス役を山田孝之が務めるほか、ケンドーコバヤシ、安田顕、古田新太、松尾スズキ、山寺宏一、井浦新、賀来千香子、吉田鋼太郎らが出演する。あわせて予告映像も公開された。 【画像】リュカとスライムの姿が!公開された予告映像の場面カット 現在までに80を超えるシリーズ作品が発表されている中で、「親子三代にわたって魔王を倒す」「結婚相手を選ぶ」など、大河ドラマのような人生を体感できる作品として1992年の発売から25年以上経った今で
突然、NHKから流れる緊急地震速報。「チャラン、チャラン、緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください」。これを聞いて、8年前の東日本大震災を思い出す方も多いのではないだろうか。速報が流れれば、直後からSNSには〈地震よりあの音が怖い〉〈音がトラウマになるレベル〉なんて声も散見される。耳にするたびに、“怖い”と感じるこの音。生みの親である人物に、緊急地震速報が“怖い音”である理由を聞いてみた。 *** NHKの緊急地震速報チャイムの作曲者は、福祉工学のパイオニアである東京大学名誉教授の伊福部達(いふくべとおる)氏だ。伊福部という珍しい名字にピンとくる人ならご存知、あのゴジラ音楽の作曲者である、故・伊福部昭(あきら)氏の甥にあたる人物である。 東日本大震災のときは、水爆から生まれたゴジラと原発事故とを結びつける、緊急地震速報チャイムの世代を超えた奇縁が話題にもなったが、 「東日本大震災のとき
パワハラやセクハラをはじめ、上司から部下への過ぎた言動が、「ハラスメント」という概念とともに厳しく制限されている現代日本。しかし、ほんの20年ほど前は、現在でいうハラスメント行為が当たり前におこなわれていたのも、また事実である。 1998年、まだベンチャー精神が強く根付いていたソフトバンクのグループ企業に入社し、「社畜」としてその労働力を捧げた人物がいる。現在は複数のスタートアップ企業で役員・アドバイザーを務める、須田仁之氏だ。 インターネット通信事業「Yahoo! BB」の立ち上げに参画し、一時期は孫氏の直属で経営企画業務を担当していた須田氏が、ソフトバンクグループに所属していたのは、わずか4年たらず。しかし、その間に出会った「鬼上司」から受けた指導は、一生モノの財産になったという。 「新卒で入社した会社で同期だった友人に誘われて、25歳で彼が勤める会社に転職しました。その会社とは、ソフ
道端や電車内などで昼間から“ストロング系缶チューハイ”を飲んでいる人をよく見かけるようになったと思わないか? 大森榎本クリニックの斉藤章佳氏(精神保健福祉士・社会福祉士)は「ここ数年、ストロング系缶チューハイによるアルコール依存症の受診者が増えている」と指摘する。 “ストロング系缶チューハイ(以下、ストロング系)”とは、アルコール度数が高めの缶チューハイ。一般的な缶チューハイのアルコール度数は3~6%と、ビール(5~6%)と同程度か、それより低いくらいだ。ところがストロング系の主流は9%。最近はアルコール度数12%という、ワインや日本酒(どちらも14%)に匹敵するものまで出てきた。 ストロング系が分類される「RTD(Ready to Drink=購入後そのまま飲める)」の市場は10年連続で伸び続けている。 「高齢者、若者に限らず、アルコール依存症患者の飲酒内容が明らかに変わってきています」
「第95回箱根駅伝」は3日、東海大学の初の総合優勝で幕を閉じた。青山学院大学の5連覇が焦点になっていた今大会だが、スポーツ業界関係者の目線は、2017年春に発売された「ナイキ(NIKE)」の厚底シューズ“ズーム ヴェイパーフライ 4%”による同ブランドのシェア率に注がれていた。結果は10区・23校の230人の選手のうち95人が「ナイキ」のシューズを履く(同社公式サイトの発表)という圧勝だった。 箱根駅伝は「ナイキ」厚底シューズの圧勝 約4割の95選手が履く 実は昨年の箱根駅伝でも“ズーム ヴェイパーフライ 4%”は40人近い選手に履かれて、「ナイキ」の箱根駅伝のシューズシェア率を前年の4位から1位へ押し上げていた。これに限らず同シューズはこの1年、世界中の主要レースの表彰台をほぼ独占してきたといってよい。18年9月のベルリンマラソンでエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)選手
「愛の中で逝かせて」21歳の娘は安楽死を選んだ 受け入れた母の思い 世界で初めて合法化したオランダ、21年たってどうなった
「開幕4日前に自由契約」というショッキングなニュースが2018シーズン前に走った。福岡ソフトバンクホークスのムネリンこと川崎宗則選手。「身体を動かすのを拒絶するようになってしまいました」とのコメントを残し、引退する姿勢だ。理由は「自律神経の問題」。底抜けに明るいキャラクターで、ムードメーカーとしては欠かせない存在であった男を襲った「自律神経の問題」とは一体なんなのか。そこにはメンタルと身体をつなぐ重要な問題が潜んでいる、と述べるのは、プロ野球選手など約20種目のプロ選手や日本代表選手のトレーニング指導をしている、中野崇氏。解説頂きます。 自律神経というのは、自動的に働く神経のことで、主に内臓の働きなどの自動運転を担います。自律神経には大きく分けて2種類あり、戦うモード用と回復モード用に分類されます。 戦うモード用:交感神経 回復モード用:副交感神経 両者は入れ替わる形式で働き、どちらかが強
「タイガーは終わった」 昨春、40歳を過ぎて4度目の腰の手術を行ない、5月末に処方された薬などの影響下で車を運転して逮捕されたタイガー・ウッズ。その際、朦朧とした彼の姿を見て、誰もが失望した。そして、ウッズの復活には悲観的な声が大勢を占めた。 【写真】松山英樹が目指す「領域」 しかし、今年1月にツアーに復帰したウッズは、3月のバルスパー選手権で2位タイ、続くアーノルド・パーマー招待でも5位タイと奮闘。その後、7月の全英オープンで優勝争いを演じて6位タイで終えると、8月の全米プロ選手権では2位に入って、着実に結果を残してきた。 そうして、勝利への期待が高まるなか、フェデックスカップ・プレーオフ最終戦のツアー選手権で、見事な復活優勝を遂げた。 頂点を極めた選手が、スキャンダルやケガなどによってどん底まで落ち、そこからまた這い上がる――ウッズの復活は、ゴルフ界だけでなく、世界のスポーツ史に残る”
神奈川県秦野市にある鶴巻温泉。熱海や箱根と同じく、都心から1時間程度でアクセスできる小さな温泉郷だ。戦後は首都圏の“奥座敷”として栄えたが、バブル崩壊などを経て、宿泊施設が激減した歴史がある。 【写真】神奈川県の鶴巻温泉にある、創業100年の老舗旅館「元湯 陣屋」 この閑静な住宅街に囲まれた土地に、働き方改革の先端を走る老舗旅館がある。創業100年の「元湯 陣屋」だ。将棋のタイトル戦が行われることで有名なこの旅館は、最近では、業界では珍しい週休3日を実現し、自社開発のクラウド型旅館管理システム「陣屋コネクト」が、日本サービス大賞の総務大臣賞を受賞するなど、各方面から注目が集まっている。 今でこそ、旅館業におけるIT化のお手本のような存在になっているものの、10年前は「あと半年で倒産」というところまで追い詰められていた。そこからどのように復活を遂げたのか。代表取締役 女将である宮崎知子さんに
生き方上手な人に比べて「自分は圧倒的に劣っている」。お笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんは、新たに執筆した著書のなかでそう述べています。もともと人見知りだという若林さんは社会生活にうまくなじめず、「他の人と自分が何か違うような気がする」という疑問を抱き続けてきたといいます。 【写真特集】みうらじゅん、オードリー若林、ウメハラ・・・個性的な生き方を楽しむ著名人 しかし、今年9月に40歳になる若林さんは、そんな自分を受け入れられるようになってきたのだとか。現在の心境をまとめた単行本『ナナメの夕暮れ』(文藝春秋刊・8月30日発売)を出版する若林さんに、話を聞くことができました。若林さんはエッセーに綴った2015年からの3年間を「青年とおっさんの狭間」だったと記しています。(土井大輔) ーー単行本に収録されたエッセーを書いたこの3年間は、若林さんにとってどんな時間でしたか? 若林:非常に中途半端
人気アニメシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する組織「特務機関NERV」を名乗るツイッターアカウントがある。どこよりも早く地震速報などを発信するこのアカウントは、一体だれが、何のために運用しているのか。 【写真】かつてAERAの表紙に綾波レイが登場!? * * * 「揺れを感じたら、まずはツイッターを開いて『特務機関NERV』の投稿をチェックします」 宮城県石巻市で暮らす30代の女性はそう話す。東日本大震災からすでに7年半がたつが、依然として地震活動は活発で、いまでも年間500回を超える余震(震度1以上、東北全体)が起きている。石巻で揺れを感じたときは、地震の規模や津波の可能性を、『特務機関NERV』というツイッターアカウントの投稿でチェックするという。 特務機関NERVとは、人気アニメシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する機関の名だが、これを名乗るツイッターアカウントがあ
サッカーのワールドカップロシア大会でも活躍した本田圭佑選手が、ソフトウェア開発プラットフォーム「Github」のユーザーとして参加していると注目を集めています。 【ケイスケホンダ世代から見た「W杯」の熱狂】 きっかけになったのは、あるTwitterユーザーの7月18日のツイート。本田選手のTwitterのアカウント名「kskgroup2017」とGithubのユーザー名「kskgroup」の類似性を指摘しています。 本田選手といえば、ワールドカップ後に「一日9時間プログラミングを勉強している」という発言が話題を呼んでいました。 Githubのページを見ると、ユーザーとして登録したのが7月15日のため、イベントでの発言よりも前であることがわかります。 とはいえ「本田圭佑選手がGithubに!?」と信じられな筆者は、本人かどうかを確認すべく関係者を直撃。 その結果は「おそらく本人だろう」とのこ
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