三重県内最高齢のサッカー選手、同県伊賀市川東の奥井三省さん(90)が、卒寿の祝いとして記念のアルバムをつくった。14歳の秋から始めたゴールキーパー歴は76年に及び、今も年間5、6試合に出場する元気なおじいちゃん。西日本OBサッカー連盟から贈られた「鶴亀寿パンツ」をはいて23日、同市土橋の伊賀FCくノ一事務局で記者会見し、「死ぬまでサッカーを続ける」と生涯現役宣言した。 奥井さんは、1919年(大正8年)生まれ。旧制上野中学校(現・県立上野高校)2年の2学期に、野球部から蹴球(しゅうきゅう)部に移ってキーパーを命じられた。49〜67年に「伊賀蹴球団」で、68〜88年に旧伊賀町サッカークラブで活躍。74年(昭和49年)の東海社会人リーグ選手権大会では監督兼選手として準優勝を収めた。 西日本OBサッカー連盟ロイヤルに所属。キーパー一筋だが、2006年に伊賀市で開かれた交流試合では初めてフォワード