身近にある物を再利用して環境への負荷を減らすチャレンジを考えるシンポジウム「リサイクルサミットinうどん県」が11日、高松市の市立うどん会館で開かれ、全国から集まった参加者からさまざまなリサイクルの事例が報告された。 環境省主催で行われたシンポジウムには、全国のNPOやリサイクル技術を研究する民間企業など計43団体232人が参加。鼻をかんだティッシュペーパーを再び広げて乾かすアイデアや、短くなった鉛筆同士をホッチキスでつなぎ合わせて再利用する方法など、環境にやさしいさまざまな新技術が公開された。 会場となった地元・香川県からは製麺機メーカー「さぬき技研」が参加。食べ残したうどんから再び新しいうどんを生成するという「うどん県」ならではの新技術を発表した。 技術紹介では、冒頭「香川では年間1500トンのうどんが廃棄され、その処分に2000万円がかかっている」という県の現状を報告。県では独自のう