シーケンス図とステートマシン図とは 「はじめようUML!」と題してお送りしている本連載も、今回がいよいよ最終回となります。最後は、シーケンス図とステートマシン図による振る舞い設計を見ていきましょう。 シーケンス図とステートマシン図は、13あるUMLの図(ダイアグラム)の中でも、システム内部の振る舞いを表現するための代表的な図です。シーケンス図は相互作用図の一種で、主に、ユースケースごとにシステム内部のオブジェクト同士のやり取りを設計するために使われます。一方、ステートマシン図では、ユースケースを跨ったオブジェクトごとの状態遷移を設計します。 シーケンス図とは まずはシーケンス図から見ていきましょう。シーケンス図は、オブジェクト間のメッセージのやり取り(相互作用)を時系列に沿って表現するダイアグラムです。シーケンス図での時間は、ライフラインに沿って上から下に進みます。 シーケンス図は、詳細設
なぜ今アジャイル開発か 今、世界的な不況の影響で多くの業界が打撃を受けています。それはIT業界も例外ではありません。ユーザー企業のIT投資予算の中でシステム開発を受託してきたベンダーにとっては、ユーザー企業がうける打撃がそのままIT投資の縮小という形で反映してくることになります。こうした情勢の中、なぜ今アジャイルについて知る必要があるのでしょうか。 昨今の経済状況から、多くの企業で「SaaS(Software as a Service)」利用の検討が始まっています。SaaSとは、インターネット経由でソフトウエアの機能を提供し、ユーザーはシステムを所有せずにブラウザーを通じて利用できるというソフトウエアの提供形態の一種です。最近だとSalesforceが特に有名ですし、筆者の経営するソニックガーデンでもSaaS事業を先日開始しました(http://www.skipaas.jp/)。 SaaS
Scala+Play 2.0でWebアプリ開発入門 2.0からScalaに対応したWebアプリ開発の人気軽量フレームワーク「Play」について解説し、Webアプリの作り方を紹介する入門連載 Selenium WebDriverでWebアプリのテストが変わる Webアプリのテスト自動化ツール「Selenium WebDriver」の特徴を整理するとともに、Selenium WebDriverを利用したWebアプリの簡単な自動テストの実装、実施手法について紹介 XPagesでLotus Notes/Dominoアプリ開発入門 Notes/Dominoの資産をサーバサイドJavaScriptやJavaで操作し、HTMLやJavaScript、CSSをUIにできる技術「XPages」について解説し、Webアプリの作り方を紹介する入門連載
5月の注目は、はがねのつるぎ氏の「ドラクエで学ぶオブジェクト指向」シリーズ。現在、第3回まで連載が進んでいる。 「深い理由はないが、Javaで遊びたくなった」という緩い始まり方をしたこのシリーズだが、読者からも「面白い」「分かりやすい」と好評だ。 今のところ、勇者やモンスターのクラスを作るあたりまでが解説されている。筆者によると「ぶっちゃけ、完成するのか破綻するのか分からない。それも含めて楽しんでもらえるとうれしい」とのことだ。「ここはもっとこうした方が良いのでは」などあれば、ぜひコメント欄にご意見を寄せてほしい。
連載インデックス 「Androidで動くJavaアプリ開発入門」 初心者のための入門連載です。「Androidアプリとは何か」の基礎知識から開発環境の構築(Android Studio、SDK ToolsとEclipse ADT、NDK、エミュレーターなどのインストールや使い方)、Java言語で書くアプリ開発の基本的なところから、最新版5の新機能までまとめて解説します。Activity、Intent、サービス、WebView、ゲーム開発、センサー、カメラ、位置情報/GPS、Bluetooth通信、NFC、Android Wearなど ※本連載のアップデート版連載は「実業務でちゃんと使えるAndroidアプリ開発入門」として連載中です。 Javaでの常識が通用しないAndroidにおけるメモリ管理の注意点 実業務でちゃんと使えるAndroidアプリ開発入門(3) Androidアプリのメモリ
Androidアプリはビジネスになるのか:ものになるモノ、ならないモノ(38)(1/2 ページ) 連載目次 「目指しているのは、App Storeのように個人や弱小の開発者でもアプリを販売できるオープンな仕組みを作ること」 筆者が一番聞きたかった言葉がいきなり出てきた。ご存じのようにこのコラムでは、従来よりインディの開発者を応援してきた。だから、ビッグローブがAndroid向けのアプリマーケット「andronavi」を開始するというニュースに接したとき、真っ先に気になったのは、個人や弱小の開発者でもアプリを登録することができるのか、という部分だった。 NECビッグローブパーソナル事業部マネージャーの徳間康晋氏は、そのような筆者の思いをあたかも察したかのように、こちらが期待していた回答をくれたのだ。 ただ、ただちにそれを実現するのは難しいことも付け加えた。というのは、「システム対応、受入体制
口蹄疫(こうていえき)――。牛や豚、羊、ヤギなど蹄のある動物に感染する、ウイルス性の病気である。家畜が感染すると、発熱や口にできた水ぶくれなどの症状によって餌が食べられなくなり、肉量や乳量を激減させる。非常に伝染力が強く、蔓延を防止するためには、発生した農場で飼育された家畜はすべて殺処分するよう、法律では定められている。 家畜農家を震撼させるこの伝染病が、今年4月、宮崎県で見つかった。最初の感染が確認された都農町から、隣接する川南町、えびの市へ広がり、約4週間たった現在も、一向に収束する気配が見えない。 現場では一体、何が起きているのか。最前線で対応に当たる宮崎県川南町役場の河野英樹氏が、発生から現在までに至る経緯をまとめた手記をご覧いただきたい。(5月16日までの状況。蛯谷敏=日経ビジネス記者が再構成した)。 何気ない電話のやり取りで始まった 口蹄疫発生の日から25日以上が経過した。今も
宮崎県都農町で口蹄疫(こうていえき)に感染した牛が4月20日に発見されてから約1カ月。5月17日に政府は鳩山由紀夫首相を本部長とする口蹄疫対策本部を発足させた。翌18日は、宮崎県の東国原英夫知事が県として非常事態を宣言。収束の気配が見えない口蹄病の猛威に、地元関係者は、怯え、疲弊し切っている。悲劇はなぜ引き起こされたのか。 (日経ビジネス 篠原匡、蛯谷敏) この光景は一体何なのだろうか。 がらんどうの牛舎。床一面には雪のように消石灰が積もっている。普段、乳牛がつながれている一角を見ても、生き物の気配はまるでなく、辺りは静寂に包まれているかのよう。柱に据えつけられた大型ブラシ、送風機も白い灰にまみれている。 牛舎の外側に広がる光景も異様の一語だ。周囲の青田とコントラストをなすように敷地内の草花は白く染まっている。トラクターなどの農業機械も白一色。すべて消毒のためである。消石灰の影響だろうか。
はじめに~Androidとは Android(http://www.android.com/)はGoogleとOpen Handset Alliance(http://www.openhandsetalliance.com/)が開発している携帯電話向けのフレームワークです。Linuxをベースに独自のJava仮想マシン(Dalvik VM)を備え、J2SE 5相当のJavaアプリケーション実行環境を持ちます。 Androidはオープンソースで開発されていて、そのソースコードリポジトリには、世界中のエンジニアから日々パッチが投稿されています。Androidを採用した最初の携帯電話、HTC製G1は2008年10月にアメリカで発売され、続いてイギリス、オーストラリアなど世界各国で販売されています。 AndroidのアプリケーションはAndroid Marketで配布されます。2009年2月からは有
“Android”って何? 人造人間のこと? Androidは、Googleが発表した携帯電話のプラットフォームです。発表と同時にいろいろな媒体で紹介されましたから、ご存じの方も多いことでしょう。まだ、ご存じでない方は、ニュース記事「グーグルが「アンドロイド」SDK公開——動画デモも〜エミュレータも提供〜」が参考になるでしょう。 Linux 2.6カーネルをベースとしていて、アプリケーションの開発にはJavaを使うことができます。早速、SDK(ソフトウェア開発キット)をダウンロードして試用してみました。 携帯電話アプリ向けのJava MEとの互換性がない ところで、携帯電話などで動作するアプリケーション向けのJava Platformといえば、SunのJava ME(Java Platform, Micro Edition)があるわけですが、Androidで動作するJavaアプリケーション
米Apple社が2010年4月3日に米国で発売,日本では5月28日から発売するタブレット型コンピュータ「iPad」に関連する記事の一覧です。 識者はこう見る 【その8】「指」というより「手」のスケールに近くなっている ソフトディバイス 代表取締役の八田晃氏(2010/5/19) 【その7】しっかりとした「世界観」を持ったものづくり 野村證券 企業調査二部の秋月学氏(2010/5/18) 【その6】もうノート・パソコンは持ち歩かない Small Society社PresidentのRaven Zachary氏(2010/5/17) 【その5】Apple社のものづくりに注目 アイサプライ・ジャパン 副社長の南川明氏(2010/5/14) 【その4】「カジュアル・コンピューティング」市場を拓く ヤッパ社長の伊藤 正裕氏(2010/5/13) 【その3】インタラクティブ・テレビに応用できそうだ ア
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