さいたま市でエアコンの付いていない部屋で寝ていた41歳の女性が、6日、熱中症で死亡しました。 埼玉県などによりますと、6日午後5時40分ごろ、さいたま市北区の住宅で、41歳の女性が意識を失っていると一緒に暮らす母親から消防に通報がありました。 女性は病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認され、病院では女性の症状から熱中症によって死亡したとしています。 消防によりますと、女性が寝ていた部屋にはエアコンは付いておらず、当時、室内はかなり高温の状態だったということです。 さいたま市では、先月24日から5日まで13日連続で30度を超える日が続いていて、同居していた母親によりますと、女性は数日前から具合が悪く食事や水分をとれず寝たきりとなっていたということです。 埼玉県によりますと、ことし熱中症とみられる症状で死亡した人は5人になりました。