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2019年2月27日のブックマーク (2件)

  • 亮月製作所*書体のはなし・ナール

    ●タイプフェイス・デザイナーの時代へ 1969年に写研から文字盤が発売された「タイポス」は、従来の明朝体・ゴシック体・筆書系書体とは一線を画したデザイン性の高い斬新な印象の書体で、当時の印刷物に爆発的に使用されました。このタイポスの大成功は、「書体をデザイナーが作る」という新しい概念をもたらしました。 同年、写研は創業者である石井茂吉氏の書体制作に対する功績を記念するとともに、新しい文字の創作を願い、「石井賞創作タイプフェイス・コンテスト」の設立を発表しました。その趣旨は以下の通りです。 ・新感覚のタイプフェイス作品の発表 ・タイプフェイス・デザイナーの新人育成 ・タイプフェイス・デザインに対する世の関心を高める (石井賞創作タイプフェイス・コンテスト 作品募集ポスターより) このコンテストには締切の1970年1月末までに118点の応募があり、同年4月に第1位である「石井賞」が決定、5月1

    亮月製作所*書体のはなし・ナール
  • ECMAScriptの浮動小数点数の丸め仕様がスゴい - hnwの日記

    ECMAScriptの浮動小数点数の丸め関数である Number.prototype.toFixed() について調べてみたところ、浮動小数点数をわかっている人が作った硬派な仕様だと感じたので、解説してみます。 浮動小数点数の丸めの善し悪しについて 私はプログラミング言語の浮動小数点数の丸め処理に興味があり、過去に関連記事を30以上書いています。こうした活動から得られた知見として、良い丸め関数には次のような性質があると考えています。 仕様がシンプルで直感的であること 仕様が抜け漏れなく文書化されていること バグを作り込みにくい仕様であること どれも良い関数の一般論のような話ですが、丸め処理に限って言えば簡単な話ではありません。そもそも浮動小数点数の性質が人の直感に反するため利用者にとっても実装者にとっても罠が多く、結果として上の条件を満たせないことが多いのです(私が面白いと感じるポイント

    ECMAScriptの浮動小数点数の丸め仕様がスゴい - hnwの日記