ブックマーク / heyheydodo.hatenablog.com (2)

  • 転勤になってから。 - 日常を休まず進め。

    転勤の辞令が出た。3月30日の夕方だった。 引き継ぎの期間は5日間。4月9日からは、もう向こうで仕事をしてもらうことになると、上司は言った。 銀行の異動は慌ただしい。その理由は、癒着やらなんやらで、悪いことしてる人がいるかららしい。 3月30日のお昼に、4月の訪問を約束していたお客様の家に、ぼくは引き継ぎとして行くことになった。 後任の女の子は、はじめて営業に出る。いくぶん緊張している姿は、2年前のぼくと同じだった。 一件、一件と家をまわると、みなさんが口を揃えて「残念だ」と言ってくれる。ありがたいことだ。でも、いまぼくの隣にいる彼女にも、おなじようにこの人たちと関わり合ってほしい。 そう思って、涙を流してくれるお客さんに「この子をよろしくお願いします」と言った。 後輩の前で泣くわけにもいかず、ぐっとこらえた。 お見合いの仲人を務めるように、お客さんの話と、後輩の女の子の話のあいだに入る。

    転勤になってから。 - 日常を休まず進め。
    amago1022
    amago1022 2018/04/06
    胸に響きました。 新天地でもがんばって! 適度に適度に。無理のない程度に。
  • 他人のお葬式で、泣いてくれる人がいた。 - 日常を休まず進め。

    ぼくも、他人の葬式で、泣いている人になってしまった。 銀行で営業の仕事をしていると、お客様はご高齢の人が多い。その分、今までに何度か、お葬式や線香を届けてきている。 月に1度ぐらい、お話をさせてもらっていた人が亡くなられた時、ぼくは人の死というのは、当に突然なんだなと痛感する。 お客様の死は、ぼくたちの業績に直結する。 定期預金は出ていって、息子さん達が持って行く。運用をしてくれていた大きなお客様が亡くなると、来月から助けてくれる人が1人いなくなる。 相続はピンチ、相続はチャンス すごく苦手な考え方だ。ぼくはどうして、この人のお葬式に出席しているんだろう。何を考えながら、手をあわせているんだろう。 きっと、ご家族から思われていることは、決まっている。 「お金が目当てなんでしょ」 人の目は、口より物を言う。 仕事上は、やっぱり当に自分が追い込まれるし、今まで以上にピンチになるのは事実だか

    他人のお葬式で、泣いてくれる人がいた。 - 日常を休まず進め。
    amago1022
    amago1022 2017/07/23
    素晴らしかったです…(;ω;)
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