米電気自動車大手・テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、ツイッター社の買収を再提案したことが分かった。ツイッター社が4日、マスク氏側から当初の予定通り、440億ドル(約6兆3000億円)で買収するとの申し出があったと発表した。 4月下旬には買収合意も撤回 マスク氏のツイッター社買収を巡っては、今年春先から二転三転していた。今年3月下旬、マスク氏は自身のツイッターアカウントで、「言論の自由は、民主主義が機能するために不可欠だ。ツイッター社はこの原則を厳守していると思うか?」とツイッターユーザーに尋ねるなど、SNSで年々強まる言論規制に対抗する姿勢を明確化していた。 同時に、ツイッター社の買収を進め、4月上旬には同社の筆頭株主になったことが明らかになった。当初は、取締役として経営に参画するものとみられていたが、現経営陣と経営方針が折り合わず、買収をさらに進めていた。 そして今年4